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「母子家庭でもリフォーム資金を借りられる?」30代女性にFPが回答

FPに聞きたいお金のこと 白浜 仁子

「母子家庭でもリフォーム資金を借りられる?」30代女性にFPが回答

こんにちは。「お金の専門家」の白浜仁子(しらはまともこ)です!
Wallet+ユーザー様からいただいた「FPに聞きたいお金のこと」に、私、白浜がお答えします。

<東山 梨子さん(仮名)30代女性からの相談>
「リフォームを考えてます。頭金はありません。母子家庭で、子供が1人います。年収は250万程度。正社員として10年勤務してます。借金は車のローンが残り15万ほど。何から始めたらいいか分からないので、まずいくら借り入れすればいいのか、こんな自分でも借り入れできるのか?専門家のアドバイスを知ったうえで、無理のない借り入れをしたいです。そのためにはどうしたらいいのか教えてください」

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【画像出典元】「iStock.com/Yagi-Studio」

リフォーム資金をいくら借りられるかではなく、いくらなら返せるかを先に考えて

リフォーム資金の借り入れについてですが、まずは、「いくらなら借りられるか」ではなく、「いくらなら返せるか」という視点で検討するのがポイントです。

どこをリフォームするのか工事の内容によって予算はピンキリです。数社から見積もりをとり、お子さんの今後の教育費やその他のイベントごとの資金準備を含め妥当なリフォーム費用を検討してみましょう。返済原資が思うように作れないようならリフォームの規模を縮小したり、材料を見直して価格帯を下げるのも手です。銀行のローン審査も気になるところですが、それは二の次。まずはライフプランありきです。

ひとり親世帯への自治体の助成制度や貸付制度を調べてプランを立てよう

若い親子
【画像出典元】「iStock.com/Yagi-Studio」

お子さんの年齢が分かりませんが、ひとり親家庭の教育費は一定の要件を満たすと小中学校の授業料が無料となったり、学用品や給食費、修学旅行費などの就学援助が利用できたりもします。その他にも医療費助成制度や交通機関の割引などご自身の地域ではどんな助成制度があるのかを調べながらプランを立てるとより現実的にイメージできます。

また、リフォームといえば銀行のリフォームローンだけでなく、自治体の母子父子寡婦福祉資金貸付金などの制度を利用することもできます。急を要するリフォームであることなど基準が厳しかったりするようですが、もし該当しそうなら一考の余地ありです。無利息で、返済開始までの猶予期間があるなどします。また、ローンの返済が2つになると大変なので、自動車ローンが終わってからリフォームローンの返済ができないかスケジュールを考えてみましょう。

頑張ってください。応援しています。

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