MONEY

夫婦仲が悪いのお金のせい?FPが推奨する夫婦円満になるお金の管理術

ためる 中村 賢司

夫婦仲が悪いのお金のせい?FPが推奨する夫婦円満になるお金の管理術

【画像出典元】「iStock.com/courtneyk」

<2019.05.17更新>こんにちは、FP(ファイナンシャルプランナー)の中村賢司です。突然ですが、皆さんはどのようにお金を管理していますか?

今まで、たくさんのご家庭のお金の管理方法をみてきた中で、上手にお金を管理して貯めている夫婦には共通点がありました。今回は、こうした上手なお金管理の方法の事例をもとに、結婚している方や同棲中の方、これから結婚を予定されている方に向けて、二人暮らしならではの上手なお金の管理方法についてまとめてみました。

同棲や結婚生活が始まって二人が生活を共にするようになるとお金で揉めるケースもあるでしょう。家賃はどうするのか、食費や通信費、光熱費、駐車場代、娯楽費など毎月さまざまな生活費が必要になってきます。 そこで共働きの二人暮らしを基準にご提案しています。二人でよく話し合って口座を開設したり、お金管理アプリやエクセルを上手に活用したりしながら、二人に最適なお金の管理方法を決めてください。

▼関連記事
絶対失敗しない「節約」と「貯金」を実現!FPが授ける家計の節約術

「お金が貯まる夫婦と貯まらない夫婦」の違い、実例で紹介

1)同棲・結婚で二人暮らしがうまくいくお金管理のコツは?

今まで異なった生活環境で育ってきた二人はもちろんお金の価値観も違うはず。だからといってお金の管理から目をそむけず、別々のお財布で生活するのか、お互いの収入をオープンにして二人の収入をまとめて管理するのか、二人でしっかり話し合っていきましょう。

それによって将来のお金の貯まり方が全然違ってきます。

毎月の家賃や日々の生活費はどちらがどれぐらい出すのかなど、二人暮らしを始める前に事前に決めておいた方が良いことがたくさんあります。

これを決めておかないと二人暮らしがなかなかうまくいきません。

私が、今までたくさんのご家庭のお金の管理方法をみてきたなかで、上手くいっているご家庭の共通点は、ズバリ「お互いの収入をオープンにして、一緒に管理している」ということです。

お互い収入を明かさず、家賃や光熱費等の固定費は俺が出すよ、日々の食費等生活費は私が出すわ、というやり方ではお互いどれだけ貯金をしているかわかりません。知らず知らずのうちに、相手がきっと貯金しているだろうと思って自分は無駄遣いしてしまい、ふたを開けてみれば貯金が全然なかった・・・ということもよく聞く話です。

2)毎月の生活費を見える化、毎月の収入と家賃や食費、日用品など支出の把握

相談するカップル
【画像出典元】「iStock.com/PeopleImages」

一緒に暮らし始めた二人が、お金のことで喧嘩をしないようにする秘訣は、先にも述べた通り財布を一つにしてしまうこと。

そのためには、二人の収入と二人暮らしの支出を全て把握することです。たとえ同棲中であっても結婚したばかりでも、共働きをしている場合は特に気を付けましょう。

若い間は、自分のプライベートに少しでも多くのお金を使いたいので、収入を隠してしまいがちですが、それはご法度です。二人でお金の管理をすることで、お金の使い方やお金の貯め方などが必ず変わってきます。

2-1.二人の支出を分類しよう~消費・投資・浪費(7:2:1が理想)
二人暮らしのお金の管理方法を決めたら、次は支出を分類してみましょう。その際、次の3つに分けてみて二人の支出にどこか無駄がないかを見つけていくのがポイントです。

消費・・・食費、日用品など「日々の生活に必要なお金!」
     【使ったお金=得られる価値】
投資・・・本、お習い事、交際費など「将来の自分のために使うお金!」
     【使ったお金<得られる価値】
浪費・・・外食、お惣菜、コンビニなど「本来必要のないムダ遣いしたお金!」
     【使ったお金>得られる価値】

家計簿などをつけて、もし浪費が多かったらそこは注意が必要です。せめて浪費は、生活費の1割程度に抑えましょう。消費:投資:浪費=7:2:1が理想です。

2-2.二人のお金管理の口座を分けよう~収入用・貯金用・支出用
同棲中の二人には難しいかもしれませんが、結婚した後は二人の銀行口座をどのように使うか、その口座の管理方法についても、しっかりルールを決めておきましょう。

まずは、二人の給与やアルバイト代が入ってくる収入用の口座。これは、各々の名義でしか管理できないでしょうから、それぞれの名義の口座を持つようにしましょう。毎月収入が入ったら、その口座から使い道によってお金を振り分けていきます。

次に準備するのが、貯金用の口座です。結婚しているお二人の場合であれば、どちらかの収入を貯金用の口座として貯めておくのも良いでしょう。夫婦であれば、銀行によって「代理カード」を発行できるので、同じ銀行口座でキャッシュカードを2枚発行することができます。

また、地方銀行では通帳でもATMでお金を引き出すことができるので、キャッシュカードと通帳を各々が管理するのも良いでしょう。しかし、都銀の多くは通帳でお金を引き出すことができないのでご注意ください。

1 / 3
App store
Google play