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「ご利益ある?」お賽銭もキャッシュレス!神社でIT化が進む理由とは

私のキャッシュレス生活 伊藤 志保

「ご利益ある?」お賽銭もキャッシュレス!神社でIT化が進む理由とは

目次

こんにちはキャッシュレスアドバイザー&ファイナンシャルプランナー伊藤です。

新しい年を迎え、氏神様をはじめ所縁のある地の神社に初詣に行って来ました。
東京の愛宕神社が数年前から三が日限定でお賽銭のキャッシュレス対応をスタートしましたが、昨年、観光客が多く訪れるような神社仏閣などでもちらほらキャッシュレスに対応するところが出てきているという報道を目にしました。

そうはいっても、ほとんどの神社でお賽銭は現金ですから、金融機関が年末年始で休業する前に少しばかり現金を下ろして新年を迎えました。

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お賽銭の準備に普段使わない硬貨を用意しました

愛宕神社

福岡に引っ越して来て以来、事あるごとに参拝していた愛宕神社へ今年も家族で向かうことにしたのですが、ふと、硬貨がないことに気づき、途中にあるお店で少し買い物をして千円札を両替することにしました。ところが、今どきのスーパーのレジは自動的にお釣りが出てくる仕様ですよね。うっかり、端数が出ない買い物をしてしまっていた私は、欲しかった5円玉や10円玉を手にすることができなかったのです。

これはいけないと、さらに歩いたところにあったコンビニで駄菓子を購入し、見事、5円玉、10円玉をゲットすることに成功しました。

愛宕神社では、本殿以外にもさまざまな神様が祀られているため、用意した硬貨はみるみるうちになくなってしまいましたが、心地良い陽気のもと、無事、参拝を終えることができました。

日は変わって、多くの企業が仕事初めとなった7日、警固神社、櫛田神社、住吉神社へ三社参りをして来ました。
仕事初めの企業も多く、大勢の方が参拝に訪れていて、新しい年に期待をふくらませている、そんな空気が一面に広がっていて心が弾みました。

さて、この日はあらかじめ貯金箱から、5円玉、10円玉を用意していたこともあり、参拝までに時間こそかかりましたが、お賽銭に困ることもなく、御神籤もひいて、無事に三社参りを終えることができました。

現金+文化&風習=お賽銭(ご祝儀)という図式

スマホ決済
【画像出典元】「iStock.com/oatawa」

よくよく考えてみると、初詣に行くにあたり、硬貨をしっかり準備して行くというのは、これまでにあまりなかったように思います。大なり小なり硬貨はいつもお財布に入っているものであり、わざわざ準備するという意識がズボラな私にはなかったんです。「ご縁(5円)がありますように」と願いを込めて5円玉があれば良いけれど、ないならないで、お財布に入っている硬貨で済ませるという、恥ずかしながら何ともいい加減な参拝をしていました。

キャッシュレスに移行し普段ほとんど現金を持たなくなったからこそ、参拝するならキチンと用意したいと考えて準備できたわけですので、結果的にはこれまでより真摯な気持ちで参拝ができた気がします。

ただ、参拝客を迎える神社仏閣の側では、お賽銭の盗難の問題、運びきれないほどの重さのお賽銭の移送などが大きな問題になっていると聞きます。

お賽銭やご祝儀といった、日本独特の文化や風習を身にまとった現金には有り難みも感じやすく、価値があるという考え方ももっともではありますが、神社の宮司さんもお寺の住職さんも全国的に高齢化が進んでいます。また、全国的にキャッシュレスもますます普及していきます。

そんな流れの中で、今後は皆さんの地元の神社仏閣でキャッシュレス対応が進んでくることも間違いなさそうです。すでに東京の一部の神社ではお賽銭の電子マネー化が進んでいる実態があります。そのあかつきには、どうか「バチ当たり」なんて思わずに、温かく受け入れてあげてください。

そして、「お金とは?」について、今一度考えるきっかけにしていただけるといいのでは?それぞれが、お金について見直すことで、より生きたお金の使い方ができるようになるのではないでしょうか。

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