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NHKの売り上げ7200億円の真相。

「お金0.2から2.0まで」新しい経済のルールと生き方を考える 中村修治

NHKの売り上げ7200億円の真相。

【画像出典元】「iStock.com/Byjeng」

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もう2月。こたつで寝被って、平成最後の紅白歌合戦を見過ごした大晦日から、1ヶ月が経過した。還暦まであと4年。アッという間にやってきそうで、戸惑っている。そんな1月を過ごしたオッさんが、ちょいとNHKのお金のことについて考察してみる。

日本一予算があるテレビ局がNHKである。

正式名称は、日本放送協会。放送法に基づく特殊法人として1950年に設立された公共放送機関である。平成29年度の年間売り上げは、決算書によると7204億円。フジテレビは、約6400億円。日本テレビは、約4200億円。TBSは、約3500億円。放送局では、ダントツの1位。従業員数は、1万人を超えている大企業なのである。

29年度NHK決算の速報
【画像出典元】「29年度NHK決算の速報

7204億円の事業収入のうち、受信料は、6914億円。実に、収入の96%を占めている。NHK受信契約対象世帯数は、約4600万。そのうち契約がなされているのが約4100万。地上波の月額契約が1260円。衛星放送の月額契約が2230円。テレビを保有しているというだけで、少なくとも月額1260円を払うことが義務付けられているような構造。公共放送だからか!?

広告主を気にしないコンテンツづくり。

他の民放と違うのは、その収入源。広告主があっての他局とは違い、純粋に番組づくりに没頭できるところがNHKの魅力であることは間違いない。「ブラタモリ」とか、「NHKスペシャル」や「ドキュメント72時間」などなど、溜飲が下がる番組はいっぱいある。予算をふんだんに活用できるからこその取材力だったりしている。

例えば、大晦日の紅白歌合戦の制作予算は、3億円だと噂されている。視聴率1%につき800万円くらいを使っていることになる。月9ドラマの全話の制作費が2億円だと騒がれていた。1回放送あたり2000万円である。20%の視聴率だとしたら、1%につき200万円ということである。そのくらい違うということである。

ちなみに、NHKの連続テレビ小説の制作費は、1話あたり1000万円。半年ほどの放送となるので、総額は16億円ということになる・・・。もう満腹。。。

えっ!?700億円を超える徴収コスト!?

紅白歌合戦の初出場者のギャラは、10万円ほどだと言われている。衣装代とか考えたら逆ザヤ。それでも出場したいのが紅白歌合戦なわけである。制作費3億円は、出場歌手に、ふんだんに払われているわけではない。

ひとつだけ気になるのは、受信料6914億円を維持するための徴収コストが700億円を超えていると言われるところである。インターネットのこの時代に、いまだに人海戦術による徴収って・・・。
お金がかかりすぎだろう!?
これから人手もなくなるだろう!?
ネットの出現によって未徴収世帯は、確実に増えるだろう!?
全ては国民から集めたお金だということを忘れないでほしいものだ。

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