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えっ。手取り15万円でも余裕!?楽しく節約して100万円貯める技を調査

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えっ。手取り15万円でも余裕!?楽しく節約して100万円貯める技を調査

【画像出典元】「iStock.com/DeanDrobot」

SNSで話題になった「手取り15万円論争」。今や非正規雇用が全体の1/3を占める日本では身近な話題かもしれません。ここでは、気になる手取り15万円の単身世帯の固定費の平均を調査! 楽しみながら手取り15万円で100万円貯めるコツもお教えします。

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【住居費】4万円未満が目標! 郊外も視野に物件見直しを

アパートの入口
【画像出典元】「iStock.com/y-studio」

統計局の調査(注1)によると、2018年の単身世帯の消費支出で大きなウエイトを占めているのが、「住居費」「食費」「交通・通信費」の3つです。

特に支出の大部分を占めるのが「住居費」です。統計局の全国消費実態調査(注2)によると、手取り15万円世帯の家賃は約3万7000円が相場。しかし、厚生労働省の資料(注3)で年収100万円~200万円の単身世帯の40%が、月収の30%以上の家賃のところに住んでいることが分かっています。

理想は手取りの25%~30%以内。5万円の家賃が4万円になるだけでも1万円貯蓄に回せます。

都市の中心地は、家賃補助がなければ3万円~4万円台は厳しいですが、少し郊外へ行けば同じ間取りでも比較的安い物件が見つかりやすいので、今家賃が高いという方は住む地域を見直すといいかもしれません。

注1:総務省統計局
家計調査報告(家計収支編)平成29年(2017年)III 総世帯及び単身世帯の家計収支

注2:全国消費実態調査​
平成26年全国消費実態調査

注3:厚生労働省の資料
国民の所得や生活の状況等に関する分析

【食費】サブスクリプションサービスで贅沢しながら外食費も節約

友人とレストランで食事を楽しむ女性
【画像出典元】「iStock.com/Tomwang112」

統計局の調査(注1)では、35歳未満の単身世帯の食費の平均が約3万9000円となっています。ただし、1人で3万円オーバーは結構な出費です。自炊などをして2万円~2万5000円を目安にしましょう。

最近は、飲食店が廃棄するフードロスに着目した、「Reduce GO 月額1980円(税別)」(注4)や「FOOD PASSPORT 月額980円(税別)」(注5)といった月額制・定額制のサブスクリプションサービスも登場。楽しみながら外食費を抑えつつ贅沢も味わえるので、コンビニや外食が多いという方はうまく活用しましょう。

注4:Reduce GO(リデュースゴー)
飲食・小売店の余剰食品の削減に取り組むサブスクリプションサービス

注5:FOOD PASSPORT(フードパスポート)
飲食店の余剰食材をシェアリングするサブスクリプションサービス

【通信費】格安SIMと契約内容の見直しで最大9000円のコストダウンに! 

スマートフォンを持って嬉しそうにしている女性
【画像出典元】「iStock.com/miya227」

通信費は、近年上昇している項目です。統計局の調査(注1)でも、支出額の平均が約2万3000円となっていますが、手取りから考えると10%前後の1万5000円程度が理想です。

例えば、スマホをdocomo、au、Softbankの3キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、月2000円~3000円ほど節約できます。

「Wi-Fi環境がある場合はWi-Fiを利用する」などのルール化で、通信費のコストも削減できます。例えば、auの場合、パケット使い放題の大容量プラン「auデータMAXプランPro」(注6)だと月額9150円(継続利用未加入・家族割引なしの場合)ですが、従量制に変えて1GB以下に抑えれば月額2980円。6000円ほどの固定費削減につながりますよ。

パケット通信を見直すと、実はあまり使っていなかったということもあるので、一度契約内容を見直すのもおすすめです。

注6:auデータMAXプランPro
KDDI株式会社が展開する携帯・固定電話サービスやインターネット接続サービスのブランド「au」の料金プラン

自己投資の費用もサブスクリプションでコストカット! 

買い物を楽しむ女性
【画像出典元】「iStock.com/miya227」

女性は身だしなみにもお金がかかるもの・・・。ですが、服やコスメなど、自分のために使うものもサブスクリプションサービスを利用すれば、手取り15万円でもおしゃれを諦めなくて済みますよ。

例えば、服。統計局の調査によると1ヶ月あたりのファッションにかける費用は7712円となっていますが、1ヶ月8000円でファッションアイテムを何点も購入するのは難しいもの。

そんなときに利用したのが「MECHAKARI 月額5800円(税別)」です。人気ブランドの定番からトレンドまでの新品アイテムをレンタルできるサブスクリプションサービスで、お気に入りの服は60日間あり続ければあなたのものに。割引価格で買い取ることもできますよ。

コスメも「BLOOMBOX 月額1650円(税込)」を利用すれば、毎月あなた専用のコスメ(サンプルサイズ)4~5ブランド分がBOXで届きます。コスメは、ビューティーアドバイザーがセレクト! 季節やトレンドを考慮したコスメばかりなので、節約しながらもおしゃれが楽しめます。

注7:MECHAKARI (メチャカリ)
新品の洋服を定額で借りられるファッションレンタルサービス

注8:BLOOMBOX (ブルームボックス)
サンプルサイズのビューティープロダクトを4~5ブランド分、毎月届けてくれる会員制サービス

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手取り15万円でも、固定費を見直し、サブスクリプションサービスを利用すれば楽しみながらの節約が可能。浮いた分を毎月貯蓄に回せば2万円なら4年半、3万円なら3年弱で100万円を貯められますよ。善は急げ! 我慢しない節約生活を始めましょう。