ゴーン被告逃亡に不穏な世界情勢!?こんなときだから『防衛関連株』【初心者株投資20話】
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監修・ライター
年末から新年、不穏なニュースばかり。神頼みの結果も不穏すぎる!?
令和元年の年末。なんとか何か仕込めないかと、小型株をせっせと調べて、めぼしいところを見つけてはチマチマ買い注文を入れておりましたが、前回同様なかなか買えず、今持っている銘柄も売れず、大納会(1年間の取引の最終日)は終わりました。
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年明けのご祝儀相場を楽しみに、これから上がりそうな銘柄をゆっくりチェックする年末年始にしようとしたのですが。
大みそかにゴーン被告が海外逃亡のニュース。
塩漬け日産株を所持している私は、年明けの相場を想像して震えました。いや、もう日産とゴーン被告は関係ないし、きっと大丈夫。と気持ちを立て直して、年明けを迎えました。
初詣で「今年はもうかりますように!」とストレートなお願いをして、よ~しいっちょ運試しと引いたおみくじ。
「相場 売り買い共に損」
えええ~、断言されちゃったよ?(半ベソ)
新年早々「戦争か!?」という世界情勢に。こういうときにすべきことは?
しかしおみくじ、二行隣の「商売(あきない)」には「買うによし利あり」とあったりもするので、自分に都合よく捉え、いい銘柄を買えばいいんだ!と決意を新たにしたお正月になりました。しかしそんな中、世界中を震撼させる、あのニュース。
トランプ大統領の指示でイラン司令官が殺害され、第三次世界大戦を危惧する声があちこちから上がるように。
こうなると、年始の株価はまた下がりそうだな…と諦めムードでおりましたが、投資家さんのブログをチェックしていたら、「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り」という相場格言もあるのだとか。へええ。
日米の関係を考えると、近いような気もするけど、それでもやっぱり、遠い、かな。
ということは、買い?上がっていくの?どんな銘柄が?
いわゆる「防衛関連株」を覗いてみるけど、う~ん、どれも自分から遠すぎて…むむむ。確信を持てないまま、大発会(1年間の取引の初日)の日がやってきました。
日経平均は451円安。しかし防衛関連株はS高連発!そして翌日は…?
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予算10万円以下の「防衛関連株」もあるのではないかと、12月30日の終値をチェック。
豊和工業<6203>は845円。細谷火工<4274>は978円。重松製作所<7980>は701円。この辺りなら、私でも買えなくはないかも。
なんて思っていたのが、大発会の始値は、それぞれ995円/1128円/806円に…。上がりすぎでしょ!?
全く買える気がしないまま、あっという間に3つともS高。他の防衛関連株もS高連発。日経平均は451円安だというのに。なんだかなぁ。
上がることはわかっても、やっぱり買えない。いや、私が買おうとしたら間違いなく高値つかみになる。
そして翌日、そのまま続伸の銘柄もあったけど、防衛関連株は軒並みダウン。日経平均は+370円。ということは、大発会で下がったやつを翌日売っておけば良かったのか…自分から遠い銘柄を見ている場合じゃなかった。
今年は、自分から近いところの、触れなくても体温の分かるような銘柄を見つけたいな、と思った次第です。