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「それ、もったいない!」食品ロスを削減するお得なサービス3つ

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「それ、もったいない!」食品ロスを削減するお得なサービス3つ

【画像出典元】「Drobot Dean - stock.adobe.com」

捨てられる運命だった未利用食品を格安で販売する「フードシェアリングサービス(食品ロスを活用した通販サイト)」。消費者にとっては、お得に買い物をしながら社会貢献もできるうれしいサービスです。食費を押さえたい人にもぴったり。今回は食品ロスについてのおさらいと、その削減に役立つおすすめの通販サイトをご紹介します。

やっぱり日本は多い!「食品ロス」とは?

ゴミ箱に捨てられた野菜や果物などの食べられる食品
【画像出典元】「Fevziie - stock.adobe.com」

日本での「食品ロス」とは、本来食べられるのにもかかわらず捨てられている食品のこと。生産・加工・流通等で発生した廃棄物のことである、海外の「フードロス」とは少し異なる意味です。

農林水産省が発表している平成30年の数値では、日本の食品廃棄物等、年間2531万トンのうち、食品ロスは600万トン。全体のうち2割弱も、食べられるのに捨てられていることになります。

これは日本人1人当たりが毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てているのと同じ量になるそう。もったいないのはもちろんですが、食料資源の枯渇や地球温暖化など、環境への大きな負荷にも繋がっているのです。

実は食品ロスのうち、各家庭で発生する「家庭系」よりも多くを占めているのが「事業系」。食品製造業・食品卸売業・食品小売業・外食産業からなる事業系の食品ロスを抑えるために、業者間をマッチングさせるサービスや小売店向けのサービスなど、さまざまな取り組みが始まっています。

注目の「フードシェアリングサービス」とは?

ダンボールに詰められたパスタやソースなどさまざまな食品
【画像出典元】「New Africa - stock.adobe.com」

そのうちのひとつである「フードシェアリングサービス」は、一般の消費者が通販サイトやアプリで事業系の未利用食品を購入できるサービスのこと。

商品を提供する生産者や販売者は、賞味期限が迫った在庫の削減になり廃棄を防ぐことができます。もちろん消費者にとっては割引や格安価格で購入できるお得さが魅力。しかも食品ロス削減に協力し、社会貢献できるのがポイントです。

気を付けたいのが、賞味期限が短く量が多いものは家庭からの食品ロスに繋がりがちなこと。自分に合ったバランスで、適量を購入するようにしましょう。ただし、一定額以上購入しないと送料無料にならないサービスも多いので、コスパを考えて多めに購入して、家族や友人と分け合うのもいいですね。

では、食品ロス問題解決に繋がる、おすすめのフードシェアリングサービスをご紹介します。

フードシェアリングサービスのおすすめ3選!

フードシェアリングサービスをスマホで操作しているイラスト
【画像出典元】「OlgaStrelnikova - stock.adobe.com」

KURADASHI(クラダシ)

賛同メーカーより協賛価格で提供を受けた商品を、最大97%OFFで購入できるお得なショッピングサイト。売上の3~5%を社会貢献活動団体へと寄付する、日本初・最大級の「社会貢献型フードシェアリングプラットフォーム」です。

有名メーカーの商品だけでなく、産直品や海外の高級ワインなど品揃えも豊富。こまめにチェックしたいサイトです。

クラダシ イメージ
【画像出典元】「KURADASHI 公式Twitter

KURADASHI(クラダシ)

Otameshi(オタメシ)

パッケージの損傷や、賞味期限に基づいた納品期限切れなどにより、メーカーが納入できない商品等が安く販売されているショッピングサイト。こちらも社会貢献型で、日本赤十字社や日本動物愛護協会などの候補から、好きな寄付先を選ぶこともできます。

食品には、検索一覧に賞味期限が表示され、わかりやすいのもポイント。タイムセールやアウトレット・福袋など、さらに安く購入できるチャンスもあります。

オタメシ 寄付システム説明イラスト
【画像出典元】「Otameshi 公式 Facebook

Otameshi(オタメシ)

ゴヒイキ

こちらは農家と購入者を繋ぐマッチングサービス。購入者が決めた金額に対して、農家がそれに見合う新鮮野菜を届けてくれるシステムです。

農家にとっては規格外の食材を有効活用でき、購入者は最も美味しい旬の野菜を必要な分だけ味わえるので合理的。珍しい野菜に出会える楽しさもあります。嫌いなものや、欲しい野菜のリクエストも可能です。

ダンボールで届けられた野菜類
【画像出典元】「ゴヒイキ 公式 Facebook

ゴヒイキ

カット野菜、中食の活用は手抜き?フードロスの観点から考えてみると

産直野菜をタダでGET!?おトクに食費を節約して生産者を応援!

どのサイトも、思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。ただし安いからといって買い過ぎて、結局腐らせては本末転倒。家庭でもなるべく堅実な消費を実践し、食品ロスを減らすよう心がけましょう!