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医療費が家計をひっ迫、どうすれば…40代専業主婦のFP相談

FPにききたいお金のこと 内山 貴博

医療費が家計をひっ迫、どうすれば…40代専業主婦のFP相談

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40代専業主婦Yさんの相談内容

専業主婦です。年少児が1人と地方公務員の夫の三人暮らしです。私は持病があり、度々入院もするので医療費が家計を圧迫してしまうことがあります。高額医療費制度の手続きはしていますが、他に出来ることはないでしょうか?

持病がある中で子育てをしながらの家計管理、何かと大変だと思います。高額療養費制度は手続きされているようですが、それ以外にできることとしては、税金上の医療費控除です。「専業主婦で税金を払っていないので私には関係ない」と思うかもしれませんが、医療費控除は医療費を負担した人に適用されます。よって、Yさんのご主人が実質負担しているということであれば、ご主人が確定申告を行うことで税負担が軽減される可能性があります。

医療費控除とは?

医療費控除
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医療費控除は1年間でかかった医療費のうち10万円(または総所得金等の5%のいずれか小さい方)を超えた額が控除の対象となります。今回は10万円とします。

例えば年間で30万円の医療費負担があった場合は30万円-10万円の20万円が医療費控除となります。所得税、住民税それぞれ所得が小さくなるため、その結果、税額負担も軽減されます。

ただし、ここでの医療費は実際に負担した額であるため、高額療養費制度で還付された分は含むことができません。原則、病院での治療費などはもちろん、体調不良のため薬局で購入した薬なども該当します。生計を一にしている家族全員分が対象になりますので、Yさんの持病に限らず、家族にかかった医療費の中で対象になりそうなものは、領収書などをしっかり保管しておいてください。

 

光熱費・通信費の見直しを

家計簿と電卓
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入退院を繰り返し、医療費が家計を圧迫しているという状況にあるため、おそらくは交際費などは随分と節約されていると思います。そうなると、家計の見直しポイントは月々かかる光熱費や通信費になってきます。

現在、電力やガスの自由化によりさまざまなプランが提供されています。利用方法、生活スタイルによっては大きな見直し効果が期待できるかもしれません。大型家電量販店をはじめ、ガソリンスタンドや携帯ショップ等では電気・ガスの契約形態の見直し、支払いをひとまとめにした「セット割」などお得なプランの提示を行っているところがありますので、一度窓口で相談してみるのも良さそうです。

インターネットやスマホの料金プラン、キャリアの見直しも効果がありそうです。ここ数年で大きくサービス内容が変わっていますので、長年見直しをしていないということであれば取り組んでみてください。

Yさんの持病の状況が少しでも快方に向かうことを願っています。

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