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eスポーツの大会賞金ランキング、世界と日本の差に驚き!

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eスポーツの大会賞金ランキング、世界と日本の差に驚き!

【画像出典元】「Roman Kosolapov-shutterstock.com」

最近注目のeスポーツ。その競技人口は世界で1億人を超え、国内での認知率は、10~20代男性で80%以上とも言われています。また、プロeスポーツ選手は男子中学生がなりたい職業第2位にもなりました。話題のプロeスポーツ選手、大会での賞金はいくらもらえるのでしょうか?また、日本と世界の賞金の差についても説明します。

eスポーツとは?オリンピック競技になる可能性も

国立競技場
【画像出典元】「PhotoAC」

eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)を略したもの。コンピューターゲーム、ビデオゲームなどの対戦を、スポーツ競技として捉えてこう呼びます。すでにその競技人口は、世界で数億人以上。海外をはじめ、日本でも数多くの大会が開催されるようになりました。

今年開催される「第19回アジア競技大会」では、eスポーツを正式競技として採用。こういった盛り上がりを受け、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長も、将来的に五輪競技として検討する可能性があると言及しています。

日本と世界のeスポーツ大会の賞金額ランキング

eスポーツ大会で優勝
【画像出典元】「stock.adobe.com/ Framestock」

日本と海外、それぞれeスポーツ大会の賞金ランキングTOP5を比べてみましょう。海外のほうが日本よりも、賞金額が大きいことがわかります。その理由としては、海外に比べ日本のeスポーツの市場規模が小さいこと、日本では賞金に対し法規制の影響があったことなどが挙げられます。

しかし、日本でもeスポーツの市場規模は拡大しており、賞金が法律に触れないガイドラインも制定されたことから、これからの賞金額は増えていくと思われます。

日本のプロeスポーツ選手の収入は?

海外のプロ選手の中には、賞金総額が3億円を超える人もいる一方で、日本の場合は、ごくわずかなトップ選手ですら数千万円ほど。

日本のプロ選手の平均年収は、さまざまな大会の賞金から見積もって、180万~700万円弱だといえるでしょう。収入ランキング10位のネモ選手の年収が約350万円なので、多くの選手はそれ以下なのだとわかります。

ちなみにネモ選手は、普段はゲーム会社で働く会社員兼選手。多くの選手が二足のわらじを履いているのが現状です。

プロ選手としてやっていくには?

観客

日本でプロeスポーツ選手だけでやっていくのであれば、賞金だけでは難しいでしょう。選手として活動するためには、賞金獲得上位を目指すだけでなく、別の収入が欲しいところです。

多くの選手は、ゲームの動画配信やスポンサーからの収入でプロ選手として活動しています。中には、人気スポーツの実業団のように月収で活動する選手も。

さらに日本の大会だけでなく、賞金が高い海外の大会で賞金を得ることも大切です。そのためにまずは国内大会で腕を磨き、実力・人気を高める必要があります。多くの大会で優勝し、名声や賞金を得る選手が増えれば、ますますeスポーツへの注目が集まり、収入も増えていくでしょう。

これからeスポーツの人気は、国内外ともにさらに高まっていくと考えられます。もしかすると、主要スポーツのように多くの人々が観戦し、その技に対し歓声が上がる未来も近いのかもしれませんね。