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掃除を人に任せた方がいいいタイプとは?料金を安く抑えるコツも

ためる

掃除を人に任せた方がいいいタイプとは?料金を安く抑えるコツも

【画像出典元】「New Africa-shutterstock.com」

年末は自宅の大掃除をした上で新年を迎えたいところですが、忙しくて手が回らない人も多いのでは。そんな人の助けになるのが「掃除代行業者」です。自分では手の届かない場所まで綺麗に掃除してもらえるため、家じゅうピカピカに。

今回は掃除代行業者の使い方、価格相場、安くするための方法などを紹介します。

大掃除を業者に頼んだほうがいい人は?

仕事に追われあたふたする海外女性
【画像出典元】「Wayhome Studio- stock.adobe.com」

掃除代行業者は、自分の代わりに家の掃除を行ってくれる業者やサービスを指します。掃除してもらいたい箇所を指定すれば、あとは手間のかかる大掃除を一手に引き受けてくれます。

掃除代行業者を頼んだ方がいいのは、特に以下のようなタイプの人です。

・仕事や旅行などで忙しく、大掃除をする時間がない人
・年末年始を最大限ゆっくり過ごしたい人
・家が広すぎる、部屋が汚れすぎているなどで自分一人では掃除が困難な人
・その道のプロの手で徹底的に掃除してほしい人
など

換気扇、水回り、エアコンなど掃除がむずかしい箇所も、プロのクオリティで綺麗にしてくれますので、掃除が苦手な人はもちろん、「今年は、普段掃除できない箇所も徹底的に綺麗にしたい」と思っている人にもおすすめです。

掃除代行業者のタイプは2つ

掃除代行業者は「ハウスクリーニング」と「家事代行」の大きく2タイプにわかれます。ハウスクリーニングは清掃に特化した業者であり、技術も高めです。家事代行は、掃除を含め家事全般を依頼できます。

それぞれでサービスの傾向が異なりますので、自分に合ったほうを利用するのがよいでしょう。

ハウスクリーニングの特徴と料金相場

専門用具をもち清掃に出向くクリーニング業者
【画像出典元】「Friends Stock- stock.adobe.com」

ハウスクリーニングは、掃除の技術の高いプロフェッショナル集団です。サービスの特徴や料金相場は以下の通りです。

ハウスクリーニングの特徴

ハウスクリーニングは、専門的な知識・技術のある業者が、専用の洗剤や道具を持参しクリーニングを行います。したがって頑固な汚れなどをプロのテクニックで徹底的に落としてもらいたい人が向いています。一方で、清掃専門であるため、片付け、整理整頓、ゴミ出しなどは行っていないのが一般的です。

キッチン、エアコン、換気扇、トイレ、浴室など場所毎に料金が設定されており、掃除する場所を個別に選んで依頼できます。加えて、引越しや大掃除用のまるごとクリーニングプランを用意している業者も多いです。

ハウスクリーニングの料金相場

キッチン・・・約1万8000円
エアコン・・・スタンダードタイプ:約1万円~1万5000円、お掃除機能付き・完全分解洗浄:約1万5000円~2万5000円
換気扇・・・約1万2000円~1万6000円
トイレ・・・約1万円
浴室・・・約1万5000円
洗濯機・・・縦型:約1万円~1万5000円、横型:約2万円~3万円
まるごとクリーニングプラン・・・約4万4000円(1LDKの場合、キッチン・換気扇・トイレ・浴室・洗面台などの主要箇所)

また追加で細かなオプションを指定できる業者も多いです。たとえば浴室クリーニングであればプラス数千円で水アカ除去&コーティング仕上げ、浴室防カビコートなどのオプションがあります。

家事代行の特徴と料金相場

エプロン姿で掃除機をかける女性
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家事代行は、掃除を含めた家事全般を代行してくれる業者です。サービスの特徴や料金相場は以下の通りです。

家事代行の特徴

家事代行のサービスは家事全般に対応しています。したがって、大掃除だけを依頼することもできますが、合わせて整理整頓、片付け、ゴミ出し、食事の支度、買い出しなどを依頼することもできます。オールマイティに対応してくれるのがメリットです。

ただし家事代行は、ハウスクリーニングの業者に比べると清掃の知識や技術は劣るのが一般的です。また、専用の洗剤や道具を持参して掃除してくれるわけではありません。自宅にあるもの、お客側が予め用意したものを使って掃除をするのが基本です。

家事代行の料金相場

スポット利用・・・1時間あたり約3000円
定期契約・・・1時間あたり約2500円

家事代行は1時間単位で利用するのが一般的です。ハウスクリーニングのように掃除場所によって料金が設定されているわけではなく、どのような掃除や家事を依頼しても一律料金です。

掃除代行料金を安く抑える3つのコツ

掃除用のモップと手袋と電卓
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掃除代行業者は使い方次第で料金を抑えることもできます。ここでは安く済ますためのテクニックを紹介します。

自分でできる場所は掃除しておく

部屋が過度に汚れていたり、家具や荷物が多いと、料金が高くなることがあります。

ハウスクリーニングの場合は料金が上乗せされたり、追加オプション料が取られることがあります。家事代行の場合は、指定した時間内ですべて完了できない恐れも。延長に対応している家事代行業者もありますが、延長料金は通常よりも上乗せされていることが多いため出費もかさみます。

したがって、料金を少しでも安く済ませたい場合、自分でできる場所は事前にある程度掃除しておくことをおすすめします。

まるごとクリーニングを活用

大掃除の依頼は、個々にではなく、まとめてしたほうがお得です。

多くのハウスクリーニングの業者では、キッチン、換気扇、トイレ、浴室、洗面台などの主要箇所をまるごとクリーニングするプランが用意されています。まるごとクリーニングのプランは、場所単体で依頼した場合より料金が大幅に安くなります(業者によっては半額近く料金が下がることも)。

家事代行の業者では、「長時間プラン」や「大掃除キャンペーン」などを活用し、日を分けず、1日でみっちりと掃除してもらったほうが費用を安く済ませられます。

閑散期を狙う

ハウスクリーニングの閑散期は、年度末の引越しが終わる4~5月、夏のエアコンクリーニングが終わる9~10月となります。この時期は繁盛期にくらべ料金相場が安くなっていることがあります。大掃除というと年末が定着していますが、敢えてずらしてみるのもおすすめ。

家事代行においては、早朝や深夜の時間帯は割増料金となりますので、日中に依頼するようにしましょう。


賢く掃除代行業者を利用すれば、大掃除にかかる時間や手間を大幅に省けます。「年末年始の貴重な時間を大掃除以外のことに使いたい」、「もう大掃除で苦労したくない」といった人は、今年は代行サービスを利用してみてはいかがでしょう。