【1カ月のランチ代】お弁当派と外食派、その差は約〇円も違った!
食料品や日用品、さまざまなものの値上げが続く昨今。少しでも節約するためにランチをお弁当にしよう、と思う人も多いでしょう。でも、毎日作るとなると手間もかかり大変。なかなか続かないと悩んでいませんか?
しかし、お弁当と外食のランチ代の差は結構大きく、お弁当による節約効果は絶大!お弁当を続けるためのポイントもご紹介します!
外食とお弁当のランチ代の差はどれくらい?
ランチは外食するよりお弁当を持参した方が節約になる、とよく耳にしますが、実際1ヶ月あたりどのくらいの差があるのでしょうか。
株式会社ニチレイフーズの「お弁当事情に関する調査」によると、お弁当にかける費用の全国平均は1食あたり231.5円でした。また株式会社新生銀行の「2023年サラリーマンのお小遣い調査」では、弁当持参時を除くランチ代の平均が男性で624円、女性で696円となっています。
つまり、1カ月で20日間ランチを外食にした場合、ランチ代は約1万3900円になります。これをお弁当に替えた場合のランチ代は4630円なので、1カ月あたり約9300円の節約になります。
ただしこれは、お弁当を低予算で作ったときの費用差。冷凍食品をたくさん使ったり、お惣菜を買ってきて詰めたりすれば、かえって費用がかかり、せっかくお弁当を作っても節約にならない可能性もあります。
お弁当で節約するためには、野菜や肉・魚などの素材を買ってきて自分でおかずを作り、詰めていくのが大前提です。
節約効果だけじゃない!お弁当作りのメリット
ランチに手作りのお弁当を作るのは節約になるだけではありません。詰めるおかずの内容や量によっては、健康面やダイエット効果などのメリットもあります。
コンビニや外食で栄養バランスのよい食事を揃えようとすると、思った以上に費用が掛かってしまいますが、お弁当なら、メインのおかずを野菜にしたり、ご飯の量を調整することで、カロリーや栄養バランスを自分で調整できます。
かける手間や予算をある程度想定した上で、自分に合わせたメニューにできるのは、手作りのお弁当ならではのメリットです。
お弁当生活を無理なく続けるポイント
今までお弁当を作ったことがないという人が早起きしてお弁当を作るのは思いのほか負担になるものです。節約のためのお弁当作りは継続することが重要なので「無理をせず」「悩まず」お弁当づくりができるよう、ルールを決めておくのがおすすめです。
たとえば、詰めるおかずをある程度決めておけば、何を詰めるか悩まずお弁当を持っていけます。メイン1品+卵焼き+彩りおかず+ミニトマトなど、彩りや栄養バランスを考えた組み合わせを決めておきましょう。
メインや彩りおかずは、前日の夕食を取り置きしたり、休日に作り置きをすると、朝から作る手間がなくなります。製氷皿に紙カップを敷き、おかずを入れて冷凍しておけば、解凍して詰めるだけでOKです。
お助け食材や簡単レシピでお弁当生活を継続しよう
それでも「寝坊してしまった」「作り置きのストックがなくなった」「お弁当箱の隙間が埋められない!」という日もあります。そんなときに便利なのが、電子レンジなどですぐにできる簡単レシピや冷凍おかず、パウチ惣菜などです。
毎日使うと費用がかさんでしまいますが、たまに使うのであれば便利で時短になり、お弁当を持っていかない場合よりもお得です。さらに、お弁当全体の栄養バランスも整います。いざというときのために常備しておくのもよいでしょう。
「お弁当箱にきれいに詰める」だけがお弁当ではありません。無理なく続けるためには、予算を設定した上で焼くだけ、詰めるだけにする、冷凍や作り置きを活用するなど、自分なりのゆるいお弁当ルールを作っておくといいですね。
程よく節約しながら、長く続けられるお弁当生活にチャレンジしてみてください。