結婚式の総額、相場はいくら?式を挙げる人・出席する人別の費用まとめ
新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行を受け、大人数での結婚式を検討する人も再び増えてきました。結婚式の費用が気になる方も多いのでは?今回は、結婚式にかかる総額費用の相場や、結婚式にゲストとしてお呼ばれしたときに必要な費用相場を調べてみました!
結婚式をする側の費用相場、総額はどのくらい?
結婚式をする側が負担するお金には挙式料や披露宴会場のほか、料理やウェディングケーキ、ドリンク代、会場などの装花、写真、衣装代などがあります。その総額はどんな内容の結婚式をするか、何人くらい招待するかなどで変わり、会場で見積をもらうと詳細な明細が提示されます。
結婚情報誌「ゼクシィ」の調査によると、結婚式費用総額の平均は「303万8000円」でした。この金額には挙式料、衣装代、演出、会場費、飲食代、会場装飾、ギフト代などが含まれています。
ただし、全額を自分たちで負担するわけではありません。多くのカップルは、ご祝儀や親からの援助で一部をまかない、実際の自己負担額は半分以下というパターンのようです。
結婚式費用の相場、前撮りやドレス代はどのくらい?
では、次に結婚式費用の内訳を見てみましょう。どんな項目にどのくらいの費用がかかっているのでしょうか。代表的な項目と平均的な金額をまとめました。
- 挙式料 20万円
- 披露宴会場費 15万円
- 料理や飲み物 1名当たり2万900円
- ギフト(引き出物・引き菓子・プチギフト) 1名あたり7594円
- 会場装花 18万3000円
- ペーパーアイテム(招待状・席次表・席札・プロフィールパンフレット) 1部あたり 1303円
- 新婦衣装 47万8000円
- 新郎衣装 16万5000円
- ブーケ 4万7000円
- 当日のスナップ撮影 21万2000円
- 当日のビデオ撮影 20万4000円
- 前撮り(ロケの場合) 20万4000円
お車代や心付け、結婚指輪も!結婚式以外にかかる費用の相場は?
結婚式費用というと挙式と披露宴だけ、と思いがちですが、そのほかにも結婚指輪や新婚旅行などにもお金がかかります。それぞれの平均的な費用は以下の通りです。
- 婚約指輪 35万8000円
- 結婚指輪(2人分) 26万1000円
- 新婚旅行(2人分旅費) 29万6000円
ほかにも、結婚式の二次会や、内祝い(結婚式に招待しない方からのお祝いに対するお返し)、新居で使う家具や家電などの新生活費用なども必要になります。
遠方から参加いただく方の旅費を負担する「お車代」や着付けやメイク、介添人など、当日お世話になるスタッフへの「心付け」はどのくらいが相場なのでしょうか。
実は、結婚情報誌「ゼクシィ」の調査では心付けは渡していないという方が半数以上になっています。それでもやはり渡しておきたいという方は、3000~1万円を目安にお世話になった期間などに応じて金額を設定することが多いようです。遠方からのゲストへ渡す「お車代」は片道分の交通費が目安です。また、受付やスピーチをお願いした方に3000~1万円程度をお礼として渡す場合もあります。
また、結納を行う場合の費用は、結納式と会食費費用を合わせて「16万6000円」が平均です。
お呼ばれされたら必要なお金の相場は?
結婚式に参列する側は、ご祝儀のほか、当日のドレス代やヘアメイクの費用などが必要になります。ご祝儀の相場は新郎新婦との間柄で決まります。ご祝儀の相場は以下のようになります。
- 友人・同僚 3万円
- 部下 3~5万円
- 親族 3~10万円
夫婦や家族で出席する場合は2人で5万円、子ども連れの場合は、人数分の料理代を目安にするのがよいでしょう。
結婚式を欠席する場合は、結婚祝いの意味合いで1万円程度を包むのが一般的です。ただし、結婚式に出席予定だったのに急きょ欠席する場合は、ご祝儀として持っていく予定だった金額を手渡しや現金書留などで早めに届けるようにしましょう。
ドレスやヘアメイクの相場はトータルで5万円くらいが平均的な相場。ドレスをレンタルしたり、自分でヘアアレンジしたりするなどで節約するという人も少なくありません。
結婚式は、する側も呼ばれる側もうれしい反面、大きな出費が気になる行事です。費用の相場を細かく確認しながら、楽しく参加できるよう、準備できるといいですね。