変化の秋!ついに塩漬け株とおさらば!?【初心者株投資65話】
監修・ライター
証券会社からの誕生日プレゼント!新たな扉を開くのか!?
私ごとで恐縮ですが、この秋にまた1つ歳を取りました。コミックエッセイ「誰も教えてくれないお金の話」(サンクチュアリ出版)の執筆がもう13年前ですから、ずいぶん遠いところまできたものです。
もう10年は投資をしている計算になるのに、私の投資能力といったら、この有様。猛省し、もうちょっと前進スピードを上げたいものです。
そんな中、私が使っている楽天証券から、メールが届きました。
「お誕生日おめでとうございます!2023年よりバースデープログラムをリニューアルし、対象の皆様に米国株式(現物)取引手数料100%OFFクーポンをプレゼントいたします。」と。
※参考:楽天証券「バースデープログラム」
手数料100%オフ!それはいいかも、この機会に米国株式やってみちゃう?なんて思い、案内を読んでいきます。
「スポット注文(約定代金50.00米ドル以上)に利用可能なクーポンを進呈!※積立注文にはご利用いただけません。」
ほほう、50米ドル以上。10/3に1ドル150円をマークしたところ、つまり7500円。なるほど、手の届きそうな額ではあります。しかし期限は今月中。焦らせるねえ。
念の為クーポンゲットしておいて、米国株のページを見てみますと、なかなか深そうな世界。わからない単語があちこちに並んでいます。
しかも、為替タイミングも考えないといけないですもんね。この超円安時に、クーポンに惹かれて手を出すなんて、さすがの私も尻込みします。
そう考えると、このタイミングでこのクーポンもらうのって、微妙。もうちょっと円が回復している時なら考えられたかもなのに、私の誕生月ったら。
まあ、米国株、さすがに現時点ではやらない方向ではありますが、今月いっぱいは気にしておこうかなと思います。それだけで、ちょっと前進した感じになれそうかなと期待。
他にもこんな変化が!手数料ゼロコース
しかし証券会社、来年からの新NISAに向けて、いろいろと変化がありますね。楽天証券では、10月1日から「国内株式取引手数料”ゼロコース”」が始まりました。
これまで「超割コース」で55円~かかっていた手数料がゼロになるというので、そりゃ飛び付きます。
ただし説明を読んでいくと、「SOR/Rクロスを利用するのが条件」とあります。また難しい言葉を使って、投資能力弱者を思考停止させようとしてきます。
FAQの「SORとは/Rクロスとはなんですか」を何回も読みますが、これまた複雑怪奇、何回読んでも理解したとは言い難いレベル。
しかしなんとか噛み砕いて、「楽天証券が運営しているシステムを取引に使うよ」ってことだけは把握。そのシステム以外じゃないとダメな理由は私にはないので、ゼロコースでいいかなと思いました。
なので、こちらはサクッとコース変更。新NISAに向けて、より気軽に取引できるようになりました。
そして新NISAへ…えっ塩漬け終了!?
同時に、こんなメールも来ました。「2019年に一般NISA枠で買い付けした商品の非課税期間終了のお知らせ」です。
そう、現行の一般NISAの非課税期間は購入した年を含めて5年。2019年に買い付けしたものの非課税期間は年内で終了、新NISAの口座に移管することはできず、その前に売るか、そのまま放っておくと、年内最終営業日の基準価額か終値で、課税口座(一般/特定)に払い出しされるのだそうです。
今までの私は、この5年を待たずに売っていたので、そういえばそうだった、とすっかり忘れていました。
しかし、はて、私、5年も持ってるのあったっけ?と確認しましたら、ポートフォリオにちゃんとありました。すっかり熟成された塩漬け株のところに、「非課税期間満了間近」って、出てました。親切設計!
え、あの出会いからもう5年!?(正確には4年ちょっと)時間の流れ、早すぎます。米国株に手を出そうなんて考えている場合じゃありませんでした。「いつか上がる」と待ってた5年もの熟成株、強制終了のお知らせです。
ちなみにこれを書いている10月時点での評価損益はマイナス5万5400円。数千円のミニ株買って一喜一憂してる私が!なんでしょうこの現実!
少しでも上がる時に売りたいと思い、そうだ株主優待の権利確定日前に売れば!と思いましたが、次回の権利確定日は3月末。ぎゃふん。
年内、こまめにチェックして、少しでも高く売れるよう、がんばりたいです…!