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バッテリーの寿命が決め手?みんなのスマホの買い替どきはいつ?

みんなのお金感覚

バッテリーの寿命が決め手?みんなのスマホの買い替どきはいつ?

みなさんからいただいたアンケート結果を公開する「みんなのお金感覚」。
今回のお題は、「スマホいつ買い替えた?」です。

スマートフォンの買い替えは、いつが良いのか、どれくらいの予算で買うべきか、悩みますよね。
新しいモデルが次々と登場する中で、今のスマホをもう少し使うべきか、それとも思い切って買い替えるべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スマホ買い替えのタイミングについて調査しました。
それでは、気になるアンケート結果の発表です!

スマホの買い替え期間、4~5年が最も多い傾向 

何年おき

まず、スマホの平均買い替え年数について伺いました。
全体としては、「4~5年」での買い替えが最も多く27.2%、次いで「3~4年」が26.4%、「2~3年」が20.9%という結果になりました。

年代別に見ると、20代以下では「2~3年」の買い替えが34.2%と最も多く、他の世代に比べて比較的短期間で新しいスマートフォンに買い替えるようです。
30代においても「2~3年」での買い替えは28.2%を占めており、同様の傾向が見られます。
一方40代では「4~5年」の買い替えが29.6%と最も多くなり、他の世代より買い替え周期が長くなっています。
50代~60代以上になると、「3~4年」、「4~5年」の順に買い換えの割合が多くなっています。

スマホ買い替えの最大の理由はバッテリー寿命

買い替えの理由

では、スマートフォンを買い換えるきっかけは何でしょうか?
全体として最も多いスマホ買い替えの理由は「バッテリーの寿命」であり、56.7%がこの理由を挙げています。
特にiPhoneユーザーにおいては59.7%がバッテリーの寿命を理由に買い替えを検討しており、Androidユーザーでも52.9%が同様の理由を挙げています。

次に多い理由は「故障」で、全体の15.7%になります。
特にAndroidユーザーでは20.1%が故障を理由に挙げており、iPhoneユーザーの11.9%と比べてやや高い割合を示しています。

「上位品目への移行(新機種が登場など)」を理由に挙げた方は12.4%であり、iPhoneユーザーでは14.7%、Androidユーザーでは9.8%になっています。
新しい機種への関心はiPhoneユーザーの方が高いようです。

「その他」の回答を見ると、「プラン変更のため」と答えた方もおり、契約内容の変更が買い替えのきっかけになるケースも見られます。

スマホ買い替え時、圧倒的多数が新品を選択

買い替え時

スマートフォンの買い替え時に、新品で購入する人の割合は96.3%と非常に高く、ほとんどの方が新品を選んでいることが分かります。

一方で、中古で購入した方の割合はわずか3.7%に留まっています。
最近では、リユース品やリファービッシュ品などもありますが、今のところ中古品を選ぶユーザーは少数派のようです。

スマホの購入代金、主流は5~10万円

購入代金

さらに、気になるスマートフォンの購入代金についても伺いました。
全体を見ると、スマートフォンを購入する際の価格帯で最も多いのは「5~10万円」であり、35.0%。
次いで「10~20万円」の価格帯が27.9%となっており、多くの方が比較的高価格帯のスマートフォンを選んでいるようです。

iPhoneユーザーでは、「10~20万円」の価格帯が40.5%と最も多く、次いで「5~10万円」の38.7%となっています。
このように、iPhoneユーザーは高価格帯のスマートフォンを選んでいます。

一方で、Androidユーザーでは、「5~10万円」の価格帯が30.9%で最も多く、「3~5万円」の25.5%が続いています。
AndroidユーザーはiPhoneユーザーに比べて、やや低価格帯のスマートフォンを選ぶ傾向が見られます。

また、「1万円未満」の低価格帯を選ぶユーザーは全体の5.7%。Androidユーザーでは、8.6%がこの価格帯で購入していました。

スマホ支払い方法、最も多いのは分割払い

代金支払い方法
最後に、スマホの支払方法について、最も多いのは「分割払い」であり、47.5%でした。
次に多いのは「一括払い」で32.1%、「残価設定型(各キャリアの買い替えプログラム)」18.1%という結果になりました。


以上が今回の調査結果です。
今回のアンケート結果から、スマートフォンの買い替え期間は平均「4~5年」でしたが、20代以下~30代の若い世代は他の世代に比べて比較的買い替えサイクルが短い傾向も見られました。
買い替えの理由については、多くの方が「バッテリーの寿命」を理由に挙げていました。
購入時の価格帯では「5~10万円」が最も多く選ばれており、iPhoneユーザーはAndroidユーザーに比べ比較的高価格帯を選ぶ傾向が見られました。

今回の調査結果を、次のスマホ買い換え時の参考していただければ幸いです。
それでは、次回もお楽しみに!


【基礎データ】
アンケート期間:2024年7月28日~8月2日
対象者:募集期間中、Wallet+アプリ内の募集記事からアンケートにご回答いただいた方
有効回答数:872人
年代別回答数:20代以下38人、30代103人、40代233人、50代297人、60代以上201人
性別回答数:女性565人、男性285人、無回答22人
職業別回答数:高校生(高専・高等専修学校を含む)1人、大学生(短大・大学院・専門学校を含む)7人、会社役員・団体役員23人、会社員・団体職員403人、公務員70人、契約社員・派遣社員・嘱託社員48人、パート・アルバイト・フリーター164人、自営業・自由業38人、専業主婦(主夫)・無職・退職108人、その他10人、無回答0人