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「少額短期保険」を一般の保険と比べてみよう 第3回

そなえる 豊福 洋一/赤松 貴吏

「少額短期保険」を一般の保険と比べてみよう 第3回

JackF/iStock/Thinkstock

目次

第1回では「少額短期保険」がどんなものか、第2回では「少額短期保険」のより具体的な事例について解説いただきました。最終回となる今回は、他の一般的な保険との違い、そして代表的な少額短期保険である「葬儀保険」の特徴について、引き続きベル少額短期保険株式会社営業企画部長の豊福洋一さんと営業部次長の赤松貴吏さんにお話を伺いました。

少額短期なのに一般の生命保険会社と同じ商品がある理由は

赤松さん

 

少額短期保険各社のラインナップの中には、大手の生命保険会社や損害保険会社が取り扱っている分野の保険と同じタイプの保険があります。その理由は、それぞれの扱う保険の保障内容や加入のハードルが異なるという点が挙げられます。

少額短期保険の最大の特徴である気軽さや手軽さ、そして手ごろな保険料。例えるならば、大手保険会社がデパートであり、少額短期保険事業者はコンビニのようなものです。日常生活に密着したリスクに対し、手軽に加入できることを大きな特徴としてます。

葬儀保険における「手軽さ」とそなえるリスクとは?

老夫婦

出典元: Creatas Images/Creatas/Thinkstock

当社が販売している葬儀保険「千の風」で解説させていただきます。

そもそも葬儀保険には、2つのリスクにそなえる機能があります。それは「葬儀費用の負担」と「相続税の支払い」というリスク。どちらも死後に残された遺族の方に降り注ぐリスクです。

どちらも一般の生命保険における死亡保障で賄えるリスクですが、こういったリスクを真剣に考える年齢になって、生命保険に加入するのは非常にハードルが高くなります。

以下3つの観点からそのハードルの高さをご説明します。

1)少額の保障内容
葬儀費用は100万円~200万円もあれば十分ですが、こうした少額を保障してくれる生命保険は少ないのです。それに対し、葬儀保険「千の風」は保障50万円から加入することが可能です。

2)支払う保険料
高齢になればなるほど、加入者が支払う保険料は上がりますが、家計には負担の少ない保険料です。一般的な生命保険には解約返戻金が設定されており、解約返戻金があるからこそ保険料が高くなるということもいえます。葬儀代や相続税支払いを目的とした葬儀保険は、解約するとその目的が達成できませんので、解約返戻金など必要ありません。保険料を抑えることができる掛け捨てタイプで十分なのです。

75歳男性が加入するケースで考えると、生命保険会社の終身保険に加入するよりも、葬儀保険なら保険料を3分の1程度に抑えることが可能です。

3)加入審査
そもそも、一般の生命保険に加入するには医師による診断が必要です。つまり、健康に関する一定基準をクリアしなければ保険を引き受けてもらえません。その点、葬儀保険は告知だけで加入することが可能です。

葬儀保険「千の風」チラシ

 

積極的に選ばれる時代が到来!? 少額短期保険の将来性

家族

出典元: monkeybusinessimages/iStock/Thinkstock

少額短期保険の最大のポイントは、いわばお客様の声により生まれ成長してきた保険であるということ。時代の移り変わりとともに日常生活においてさまざまなリスクが顕在化してきました。以前では考えられなかった分野の少額短期保険も、今後続々とリリースされていくことでしょう。

生活の"万が一の事態"にしっかりとそなえるためには、少額短期保険の特徴を理解し、自分にふさわしい保険をチョイスすることが重要です。


全3回にわたりお届けした少額短期保険特集。あまり聞き慣れない少額短期保険について、その内容を知っていただくきっかけとなれば幸いです。より充実した日々の安心のためにも、生活シーンに応じた少額短期保険の活用がこれからの人生のリスクを回避する上での鍵となりそうですね。

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