絶景スポット万座毛!4.5月に行くべきその理由教えます♪
沖縄を代表する人気スポットの一つ「万座毛」。観光客が増える真夏よりも、初夏の4月~5月に行くべきおすすめの理由とは!?知られざる魅力がいっぱいの「万座毛」で新しい魅力を再発見してみませんか?
「万座毛」の概要と名前の由来をおさらい
沖縄の主要道路国道58号線を北上、恩納村に位置する海沿いにある「万座毛」。年間約150万人が訪れるという、沖縄でも指折りの景勝地の一つです。
「万座毛」といえば、ゾウの形をした崖が有名ですが、実は崖の上にある草原を指して「万座毛」と呼びます。およそ300年前、沖縄を治めた「尚敬王(しょうけいおう)」が、「万人が座するに足る毛(草原)だ」と称賛したことからその名がつきました。
ゾウの形の崖は隆起したサンゴ礁からなる石灰岩でできています。この石灰質の土地に自生するハナコミカンボク、オキナワマツバボタンなどの植物は大変貴重で県の天然記念物に指定されています。
「万座毛」には4~5月に訪れるべき理由があります
4月の沖縄は初夏の気候。「うりずん」と呼ばれる1年で最も過ごしやすい時期です。さらに5月に多くなる雨で万座毛の草原もみずみずしくそよぎ、真夏ほど激しい暑さではないので吹きわたる風がさわやかで心地よく感じるはず。
トップシーズンのような激しい人混みに巻き込まれることもなく、じっくりシャッターチャンスを狙えそうです。運が良ければ天然記念物のオキナワマツバボタンが見つかるかも!小さな黄色い花を見かけたら調べてみてくださいね。
視界いっぱいに広がるのは、東シナ海のどこまでも透明な海。海底のサンゴ礁はもちろん、目を凝らせば海中に集うカラフルなお魚たちが見えることも!眼下に広がる絶景に思わず言葉を失います。
「万座毛」では強い風が吹くことがあるので、帽子などの小物は飛ばされないように注意が必要です。また、柵も景観を壊さないように簡単なものですので、お子さん連れの場合は目を離さないよう楽しみましょう。
さわやかな風に吹かれて草原に座り、遥か300年前の琉球王が見た景色に思いを馳せてみるのもロマンティックですよね。
万座毛周辺の散策も楽しみの一つ
普段なかなか地元民は足を運ばない、万座毛の駐車場に軒を連ねるレトロなおみやげ屋さんも楽しみの一つ。アロハシャツやTシャツ、ムームーなどの衣料品の他、海ぶどうや揚げたてのサーターアンダギー、さらにはウミガメの剥製まで!?揃います。ウチナーアンマーたちとの会話も楽しいですよ♪
また、車で5~6分の所にある恩納海浜公園ナビービーチは、真っ白な砂浜が人気の穏やかなビーチ。入場無料だから浜辺をゆっくり散歩するのにぴったりです。時間があれば陽が沈む時間帯まで待ってみて。万座毛越しに沈む夕日の絶景が見られるかもしれません。
いかがでしたか?人気のお出かけスポットではありますが、季節を変えて訪れるとまた違った趣があるものです。真夏には味わえない心地よい風に吹かれて癒しの時を過ごしてみませんか。