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宮古島が1年で最も盛り上がる瞬間! それは4月の「鉄人」だった!?

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宮古島が1年で最も盛り上がる瞬間! それは4月の「鉄人」だった!?

宮古島が1年で最も盛り上がる瞬間はいつだと思いますか? それは、毎年4月中旬に行われる「鉄人レース」こと「全日本トライアスロン宮古島大会」の、とある瞬間なのです。今回は、スイム3km・バイク157km・ラン42.195kmを1日でこなす、個人競技としては沖縄最長のレース観戦の楽しみ方と、島全体が最高に盛り上がる瞬間をご紹介します。今年は4月22日(日)に開催が決定しました。

スタートは東洋一ともいわれる絶景ビーチ「与那覇前浜」で、スイム3km!

宮古島全域と周辺の3つの離島を使って行われる「全日本トライアスロン宮古島大会」。スイム3km・バイク157km・ラン42.195kmを1日で、もちろん1人でこなす、まさに「鉄人レース」です。そのスタートとなるのがスイムで、会場は「東洋一のビーチ」とも称される絶景ビーチ「与那覇前浜」。日本全国のトライアスロンのスイム会場の中でも、最も綺麗な海といえるでしょう。

しかも与那覇前浜は、大会前の4月上旬にはすでに海開き済み。観戦ついでに海水浴も楽しめますよ。スイムのスタート時間は午前7時で、午前9時ぐらいまで競技を行っていますので、観戦後なら海水浴にはちょうどいい時間かもしれません。

3つの大橋も渡るバイク157kmは「大橋」で見るべし!

スイム3kmを終えたら、次はバイク157km。宮古島は一周約100kmなので島を1.5周しつつ、3つの大橋も渡ってその先の離島も巡ります。つまりバイク観戦は、宮古島だけではなくその先の3つの離島でも見ることができ、さらにそれらを繋ぐ3つの大橋でも観戦可能! おすすめ観戦ポイントは、スイム会場近くの「来間大橋」。スイム会場から徒歩20分と、観戦するにも効率的です。

来間大橋には十分な広さの歩道があるので、とても観戦しやすいです。さらに大橋の途中には海を望める展望スペースもあり、レース観戦だけではなく綺麗な海の色も好きなだけ楽しめます。

スイム終了から、バイクの最初の選手が来間大橋を通るまで約2時間。おすすめの過ごし方は、与那覇前浜でスイムを観戦し、そのままビーチでひと泳ぎ、その後歩いて来間大橋へ行ってバイク観戦することです。

また、与那覇前浜に隣接する「宮古島東急ホテル&リゾーツ」で過ごすのもいいですね。ホテル内にレストランやカフェがあるので、海水浴せずにそこでゆっくりするのも良いでしょう。

ラン42.195kmは市街地で観戦! みんなと一緒に盛り上がろう!

バイク157kmのゴールは、宮古島中央の競技場。最後のラン42.195kmは、そこから始まります。最終ゴールも競技場なので、バイク観戦のあとは競技場周辺へ移動するのがおすすめです。

ランのおすすめ観戦スポットは、競技場もほど近い宮古島の中心街「平良」。市街地だけあって、その盛り上がりはかなりのものです。もちろん市街地なので、お店も多く、食事だけではなく買い物なども観戦ついでに楽しめるのも良いところ。島のみんなと一緒になって盛り上がりましょう!

鉄人と一緒にゴール!? 最後の競技場では打ち上げ花火と無料ライブも!?

最終ゴールは、宮古島の内陸にある「宮古島市陸上競技場」。トップの選手がゴールするのが、おおよそですがスタートから7時間後の午後2時台。制限時間が13時間半なので、午後8時半まで選手たちがゴールする光景を楽しめます。

さらにゴール地点では、鉄人達と一緒にゴールをすることもできます。もちろん、全く知らない人と一緒にゴールすることはできませんが、知っている人となら一緒にゴールテープを切ってもOK。また競技場では、ゴールまで一緒に走ってくれる島の子ども達もいて、競技場での盛り上がりは半端ではありません!

さらに競技場では、選手だけじゃなく観戦している人でも自由に参加できる「無料ライブ」も開催! 宮古島出身で、島では誰もが知っているような有名なミュージシャンが、目の前でライブをしてくれます。

競技場周辺には出店もたくさん出ていますが、競技場内では無料グルメも!? ゴールした選手のために「沖縄そば」が振る舞われるのですが、ここだけの話、実は選手以外でもいただけるんです。要チェックです!

スタートの午前7時から、制限時間の13時間半後の「午後8時半」。競技場では打ち上げ花火が上がります。実は、制限時間の1時間前にも打ち上げ花火が上がりますが、やっぱり最後の花火が一押し。

そして、花火が上がる中を最後の選手がゴールしたときが、宮古島が1年で最も盛り上がる瞬間です! 見逃すべからず!!


宮古島ではさまざまなイベントが開催されますが、最も盛り上がるのが、この「全日本トライアスロン宮古島大会」。そして最高潮になるのは、最後の鉄人がゴールした瞬間! その後は、島の居酒屋などで、鉄人たちと一緒に盛り上がりましょう!  ちなみに那覇からの往復フェリー代と民宿1泊で、費用は約2万円が目安となります。