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アツアツをビールと一緒に!福岡で人気の餃子店5選

アツアツをビールと一緒に!福岡で人気の餃子店5選

博多祇園鉄なべ

博多の餃子といえば、すぐに名前が挙がる「博多祇園鉄なべ」。50年前、屋台から始まり、毎日一つひとつが手作りされている、当時から変わらない味わいに、熱狂的ファンが多い。

博多祇園鉄なべ
【博多祇園鉄なべ / パリっとした餃子に、手作りの具たっぷりの餡が絶品。1人前500円(写真は2人前)】

 

外はパリッと、中はもっちりとした食感の皮に、餡をたっぷり包んだ餃子には、ピリッとした辛さと旨味のある自家製ゆず胡椒がベストマッチ。つぶつぶとしたユズの食感がアクセントになっている。

サブメニューもすべて手作りで、家庭的な温かみのある味わいが評判。甘辛く炊いた肉厚の「手羽先の煮」(300円)や「ポテトサラダ」(520円)、「辛子明太子」(630円)など、福岡ならではのメニューも多く、県外の人にも喜ばれている。

[博多祇園鉄なべ]福岡県福岡県福岡市博多区祇園町2-20 / 092-291-0890 / 17:00~23:00 / 日曜・祝日(盆・年末年始含める)休み

餃子屋弐ノ弐

西通りから曲がるとすぐ、天神のど真ん中にある「餃子屋弐ノ弐 大名店」は大名店をはじめ、今泉店・南天神店・警固店・川端店と福岡市内だけでも5店舗を構える人気店。看板メニューは何といっても、片面がパリッパリに焼き上がった「焼餃子」(7個250円、写真は2人前)。「カリッ」とした食感に「ジュワッ」と口の中に広がる肉汁…。ひと口サイズで食べやすく、ビール片手に箸が止まらなくなる。

餃子屋弐ノ弐
【餃子屋弐ノ弐 / 「焼餃子」(7ヶ250円、写真は2人前)】

 

開店と同時にたくさんの客で溢れ、店内はあっという間ににぎやかなムード。「まずはビール!それと…」と、餃子が焼き上がるまでに味わえる定番メニューは「たたきキューリ」(280円)。また、「四川麻婆豆腐」(480円)もオススメで、花椒の香りと、旨味のある辛さがクセになる味わいだ。ラー油や醤も手作りし、辛さは、控えめか激辛から選ぶことができる。

餃子屋弐ノ弐
【餃子屋弐ノ弐 / ジュワーッという音と立ち昇る湯気、あっという間にでき上がる焼餃子に食欲をそそる】

 

店内にはカウンター席もあるので、一人でも楽しめる。17時~18時30分までに来店すると、餃子と生ビールが半額になる「ハッピーアワー」を毎日開催しているので要チェックしよう。

[餃子屋 弐ノ弐]福岡県福岡市中央区大名1-14-28 第一松村ビル1F / 092-732-9122 / 17:00~24:00 / 無休

餃子 李

地下鉄薬院駅から徒歩3分の場所にある「餃子 李(リー)」。もともと餃子の店として1988年の創業以来、本場中国の味で勝負し、30年以上の歴史をもつ。博多餃子が根付いた福岡でも愛され、連日満席で列ができるほどの人気だ。餃子からスタートした同店だが、今では中華のメニューが全70種類ほど並ぶ。どれを食べてもおいしいと口コミで評判となっている。

餃子 李
【餃子 李 / 「鍋貼(焼き餃子)」(税抜8個580円)】

 

博多餃子と比べるとかなり大きく見える焼き餃子。しかし、特に大きさを意識したわけではなく、本場中国の餃子に忠実に作られたのだとか。ボリューム感たっぷりの餃子は、手作りのモチモチとした皮が、肉汁をしっかり包み込み、旨味を逃さない。高温で一気に焼き上げるため、羽付きで外はパリパリ、中からはジューシーな肉汁が溢れ出す。

餃子 李
【餃子 李 / 熱い鉄板の中で絶妙な焼き加減で仕上げられる】

 

毎日手作りされる餃子は、焼き餃子、水餃子、小籠包、野菜餃子、蒸し餃子の5種類。それぞれの餡に工夫を凝らし、どれを食べても絶品だ。

[餃子 李]福岡県福岡市中央区薬院3-1-11 福海ビル 1F / 092-531-1456 / 11:30~15:00(LO) 17:00~22:30(21:45) / 火曜休み

餃子一鉄

六本松の路地裏にありながら、多くの食通がファンだと公言する「餃子一鉄(いってつ)」。外はパリッとしつつ、中にはしっかり煮込んだ蒸し鶏のスープが入り、肉汁かじわ~っと溢れ出る。厚みのあるモチモチ食感の皮で、豚肉、キャベツ、ニラ、ショウガ、ニンニクを練りこんで作られた餡を包む。素材は全て国産を使用し、1日400~500個を作るそう。

餃子一鉄
【餃子一鉄 / 何度も通いたくなる一鉄の餃子1人前6ケ360円(写真は2人前)】

 

餃子だけでなく、ラーメンも絶品。濃厚な豚骨でありながら、くどすぎず、甘味のある旨味を感じる。麺も通常の細麺よりも少し太めくらいでスープとよく絡む。ちょっとお腹が膨れてきても、スルスルと食べてしまう。

餃子一鉄
【餃子一鉄 / こだわり抜かれた餃子は一つひとつ丁寧に包まれていく】

 

居酒屋メニューも充実し、居心地の良い店内では常連客が通いつめる。ランチ時は満席で列ができることもしばしば。常連客が多いことこそ名店の証。ランチでも居酒屋でも気負わず自分のペースで過ごせるのも嬉しい。

[餃子一鉄]福岡県福岡市中央区六本松2-3-21 / 092-725-8210 / 11:30~14:30、17:30~23:00 / 火曜休み

旭軒 駅前本店

JR博多駅からすぐの好立地ということもあり、地元福岡の人から観光客まで連日多くの人でにぎわう「旭軒 駅前本店」。多い時で一日に餃子600人前も出るというから驚きだ。1954(昭和29)年に屋台から創業、今の大将が2代目、創業時から変わらぬ味で愛され続けてきた。皮も具もすべてが手作りで、作りおきは一切ナシ。あっさりしつつクセになる、創業時から変わらない味を求めて多くの人が訪れる。

旭軒 駅前本店
【旭軒 駅前本店 / 旭軒 駅前本店 / 外はパリッと中はジューシー。「焼餃子」10個350円】

 

小ぶりのサイズ感もたまらない、外はパリッと食感なのに、中はふわっとジューシー。季節や気温など、その日のコンディションで皮の厚さも微妙に変わっていく。餡には全14種類の食材が使用。素朴ながら優しい味わいで、あっさりしているから一人3人前はペロリと食べてしまう。

旭軒 駅前本店
【旭軒 駅前本店 / 1度に250個も焼けるという鉄板。年季が入りつつもピカピカ】

 

そして、焼き方もポイントだ。15ミリメートルもある厚さの鉄板を30分ほどの時間をかけて温めて、餃子が油でベタベタしないよう、焼く場所をかえながら、大将の熟練の技で焼き上げられていく。

[旭軒 駅前本店]福岡県福岡市博多区博多駅前2-15-22 / 092-451-7896 / 15:00~24:00(LO23:30) / 日曜休み