食費節約にも?ベランダで野菜作りが楽しい!
監修・ライター
こんにちは!「暮らしをコンシェる?」の山口玲香です。
最近では気持ちの良い天気に誘われて、庭仕事がはかどります。そう、何を隠そうただいまベジタブルガーデンを楽しんでいるのです。
コンポストでできた堆肥を使った野菜作り
以前から気が向いた時には少しばかりのネギやシソを栽培することはあったのですが、それより本格的に野菜を育ててみよう!と思ったのは、コンポストがきっかけでした。
以前、このコラムでもご紹介した生ごみを堆肥に変えるコンポストを継続しているのですが、2~3か月に一度のペースで堆肥が完成します。すると、その堆肥を使って、野菜を育ててみたくなったのです。
プランター栽培でできた野菜の数々
お恥ずかしい限りですが、悪戦苦闘しながらも賑やかになってきた我が家のプランターをご紹介したいと思います。
まずはスナックエンドウ。
苗を園芸店で見つけて植えてみました。約2か月で花が咲き、その後、鈴なりに実るように!
次から次へと収穫できます。
サラダにちょうど良い!
市販のもより、ちょっと筋っぽいのですが、味には大満足です!
続いてフリルレタス。
これは種の撒き方が良くなかったのか、2株しか育ちませんでした。サラダにしてしまうと一回で無くなってしまいそう。
そこで盛り付けの際の彩り野菜として外葉から一枚ずつ剥いで使っています。次から次に葉が育つので、結果的に結構たくさん収穫できています。
右からパセリ、イタリアンパセリ、葱。葱は市販のものの根っこ部分を植えました。
3週間程度でこんもり!!
イタリアンパセリは洋食の時に大活躍。こちらはアサリとレンズ豆のサラダに混ぜました。ちょっとわかりにくいけど、結構たっぷり刻んで入れています。パスタの時にも重宝します。
パセリは飾りにはもちろん、スープなどに入れても味が締まりますね。
ハーブ類は一度にたくさんの量は必要ないので、買っても余って使い道に困ることもありますが、庭にあると必要な時に必要な分だけ、すぐに使えるので本当に便利です。
こちらは「壬生菜(みぶな)」。水菜と似ている京野菜で、少しピリッとした辛さがあります。冬野菜なので既に収穫を終えてしまったのですが、豆乳鍋との相性が抜群でした。鍋の野菜ってつい同じようなラインアップになってしまうので、今年の冬は壬生菜が良い仕事をしてくれました。
こちらは、なんと小松菜です。
え?ちょっと様子が違うんじゃない?と思いますよね?そうなんです。収穫する間もなく、茎がどんどん上に伸びて、菜の花のような黄色い花が咲きました。
水が足りなかったのか、急に暖かくなったのが原因かわかりません。これは大失敗ですね。
調べてみると、この状態でも食べられるようなので、葉っぱを味噌汁に入れてみました。
イメージしている小松菜よりも柔らかい葉でしたが、普通においしくいただけました。ちなみに葱も先ほどのプランターのもの。自分で育てた野菜だと思うと、無駄なくおいしく食べたくなるものですね。小松菜はリベンジしたい!!
最近では、春菊の芽が出てきました。春菊って、芽が出てきたころから、葉の形が春菊なんですね。とってもかわいいです。どんどん大きくな~れ!
もう一つ、ご覧いただきたいものが!
レモン!
昨年もレモンを育ててみようと苗を買ってきたのですが、アゲハチョウの幼虫に葉を全部食べられてしまって失敗に終わりました。調べてみると、レモンの若い木は寒さに弱いから室内で越冬させた方がよいという情報をキャッチして、今年の冬は室内で栽培していました。(場所をとるのが辛いところ)
すると3月頃には次々に花を咲かせ、その後には小さなレモンの実がついているではないですか!!かわいい~!季節的には庭に出しても良い頃なのですが、また幼虫に食べられてしまいそうで、未だに室内でかわいがっています。今年は上手く収穫できるといいなぁ~。
自家菜園、やってみてよかった!
すっかり自家菜園にハマってしまい、限られたスペースにぎっしりプランターを並べて、コンポスト作りから野菜の収穫までを楽しんでいるわけですが、やってみて良かったことは、とにかく食べ物を大切に思う気持ちや、こんな大変な思いをして野菜を育てている生産者さんへの尊敬の気持ち、また地球環境や食糧自給率という日本や世界の抱える問題にまで目が向くようになったことです。なんだか格好つけているようですが、物を育てるとか収穫する喜びも味わえて、単純に楽しいです。
レタスなど一度にたくさん消費する野菜は、時間をかけて育ててもあっという間に食べ終わってしまいますが、ハーブ類は必要な量がすぐに使えてとても便利だし、その都度購入するよりコストパフォーマンスが高いと言えると思います。
次はベビーリーフや紫蘇、ミニトマトも育ててみようと思っています。是非、皆さんも気軽に小さなプランターから野菜作りを楽しんでみてくださいね。