可愛くて便利でエコ!蜜蝋ラップで脱プラに挑戦してみた
監修・ライター
こんにちは!「暮らしをコンシェる?」の山口玲香です。
レジ袋の有料化や某大手コーヒーチェーン店でもアイスコーヒーのストローが紙製に変更されるなど、脱プラスチックへの動きが活発になってきた昨今。我が家でもエコラップとも呼ばれる「蜜蝋(みつろう)ラップ」を導入してみることにしました。
蜜蝋ラップとは?
布に蜜蝋(ミツバチが巣を作る際に分泌するロウ)や植物性のオ
今回使ってみたのは、こちらの3種類
様々なメーカーから販売されていますが今回はネットでこちらの3種類を購入してみました。
まず中央がこちら。
【SUPERBEE】というタイの山岳地帯で手作業で製造されているメーカーの商品。100%オーガニックコットン、オーガニックココナッツオイルなどを使用していて、包装紙も100%再生紙を使用するなどのこだわりっぷり。とにかく柄が可愛いです!2380円(税込)で購入しました。サイズは20×20㎝、26×26㎝、33×33㎝の3サイズ。少しザラッとした手触りです。
まずは使いかけのレモンに使ってみます。
手の熱で温めるように包み込むと、ピタッとくっついて良い感じ!冷蔵庫に入れると、より密着感が増した感じがします。レモンは少しずつしか使わないので、その都度ラップを使っていたのですが、これは早速エコを実感できますね♪
スナップエンドウやトマトも包んじゃいます。
見た目も可愛いくて楽しくなってきます。蜜蝋ラップは通気性もあるので、野菜の鮮度が長持ちする印象です。
続いて【Promise Sunny】の蜜蝋ラップ。こちらも100%有機素材で作られたもの。使い勝手の良い大きなサイズが2枚入っていて、計4枚セットです。紐とラベルシールもついています。こちらは約2000円で購入しました。
大きなサイズは白菜もすっぽり!
ラベルを貼ると、中身を確認するためにわざわざ開ける必要がないので便利ですね。
SUPERBEEのものと比べると、手触りが柔らかく食品を包みやすい一方、若干べたつきやすい印象があります。
さて、包むのが楽しくなって、どんどん野菜を包んでみた結果、我が家の冷蔵庫の野菜室はこうなりました!
見た目もすっきり!カラフルで楽しい冷蔵庫になりました!ラベルのおかげで何がどこにあるか一目瞭然!そして、包みきれなかった野菜を包むため、もっと蜜蝋ラップが欲しくなりました。
蜜蝋ラップは熱に弱いため、例えば食べ残したおかずの蓋として使った場合、そのままレンジで温める時には使用できません。肉や魚の生鮮品にも不向きなので、結局野菜にばかり使ってしまいました。野菜の保存の為に使っていたプラスチックラップやビニール袋を使わなくなっただけでも、かなり脱プラには貢献できている実感があります。
自分でも蜜蝋ラップを作ってみました!
こちらは700円程度で購入したもので、蜜蝋50gと説明書だけの内容です。せっかくなら、オーガニックコットンの生地があればよかったのですが、我が家には見当たらなかったので端切れを使ってみることに。
10㎝×10㎝の蜜蝋ラップを作るのに約3ℊの蜜蝋が必要です。市販のものより小さいサイズが欲しかったので、10㎝角のものを作ります。
初めてなので丁寧に計量します。
アイロン台の上に、新聞紙、オーブンシートを敷いて、布を置き、その上に蜜蝋をまんべんなく並べます。
さらに上にオーブンシートを重ね、低温のアイロンで蜜蝋を溶かして布に染み込ませていきます。5秒くらいアイロンをあてると面白いように蜜蝋が溶けていき、布に染み込むので、簡単だし、あっという間です!
熱が冷めるまで待って、シートを剥がせば完成!
楽しくなって15㎝角のものも追加で3枚作っちゃいました!使用した蜜蝋は半分以下なので300円程度で5枚作れた計算になりますね。余った分でまた作れる!
小さいサイズを作った目的はニンニク用!
いつも半分しか使わず余ったニンニクはこんな感じだったのですが、10㎝角の蜜蝋ラップなら・・・
おぉ!ちょうど良い!
コップや小鉢サイズの蓋としても使いやすいです。
ただ一つ失敗点が…!使った布がやや厚みのあるものだったので、硬めの蜜蝋ラップになってしまいました。自作する時は、薄手の布をオススメします。お気に入りの布があれば、自作するのも楽しいし、コスパも抜群!
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ネットで【蜜蝋ラップ】で検索すると、さまざまなメーカーのものにヒットしますが、金額にも幅があるし、素材にもこだわっているメーカーもそうでないメーカーもありました。
自分の納得のいくものを見つけて、大切に長く使う事が一番エコかもしれませんね。従来のプラスチックラップを一切使わないというのは難しいですが、できる事から少しづつ、楽しんで続けてみたいと思います。