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マスク生活が続く今こそ大人の歯列矯正!気になる費用や期間は?

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マスク生活が続く今こそ大人の歯列矯正!気になる費用や期間は?

【画像出典元】「deagreez-istock.com」

真っ白できれいな歯並びは、多くの人の憧れ。でも、歯列矯正をするとなると、費用も治療期間もかかるため、ためらう人も少なくないでしょう。

そんな中でコロナ禍の今、歯列矯正をする大人が増えているのだそうです。いったいなぜ?今回は大人の歯列矯正について、費用や期間など幅広く調べてみました。

コロナ禍の今のうちにやりたいこと、「歯列矯正」が1位に

マスクをして働く人たち
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20~30代女性へ「今のうちにやりたいことはありますか?」*とアンケートをしたところ、歯列矯正が55.8%と最も多いという結果が出ました。2位は脱毛47.8%、3位は虫歯の治療35.2%と続きます。

歯列矯正が1位になった理由としては、リモートワークが増えた、マスクで口元を隠せる、人と会う機会が減ったといったことが挙げられていました。確かにマスクが必須とされる今、ワイヤーを見せずに歯並びを整えることができるのは大きなメリットですね。コロナ禍で歯列矯正をしたい人が多いのも納得です。

*公益社団法人日本臨床矯正歯科医会調べ

歯列矯正には頭痛や肩こりが治るなどの嬉しいメリットも

歯並びを見る女性
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歯列矯正というと、見た目を美しくするイメージがありますが、実は他にもよいことがたくさんあります。まず、歯のお手入れがしやすくなり、虫歯・歯周病の予防になる、将来的に入れ歯になりにくくなることが挙げられます。このほかにも、発声がよくなる、鼻呼吸になる、しっかり咀嚼できるようになるなど、さまざまなメリットがあります。

さらに噛み合わせが整い、顔の骨格全体のバランスがよくなることから、頭痛や肩こり、顎関節症が改善することも。高齢になると矯正が難しくなることもあるので、歯列矯正をためらっている人は早めのチャレンジがおすすめですよ。

どんな治療方法があるの?その期間や費用は?

ワイヤー矯正とマウスピース矯正
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現在では歯列矯正の治療法も増え、自分の歯並びや予算に応じて治療法を選択することができます。歯列矯正の主なものとしては、ワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。この2つの料金の相場や期間について見てみましょう。

ワイヤー矯正

歯にブラケットという装置をつけ、ワイヤーを通して歯に力をかけ、矯正する方法です。歯の表にブラケットをつける表側矯正、歯の裏にブラケットをつける裏側矯正があります。

メリット:表面のデコボコだけでなく、高低差のある歯並びにも適応できるなど、ほとんどの矯正に適応可能、マウスピース矯正よりも安い

デメリット:矯正装置が目立つ、ワイヤーが外れることがある、お手入れが難しい

費用の目安: 30万円~80万円
期間の目安: 1年~3年

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明な矯正装置(マウスピース)を歯に装着して矯正する方法です。

メリット:矯正装置が目立たず、お手入れが簡単

デメリット:歯並びによっては適応できない、マウスピースが割れる可能性がある、ワイヤー矯正より高い

費用の目安:80万円~110万円
期間の目安: 1年~3年

※ここでの費用・期間は全体矯正を指します。部分矯正の場合は、安く、短期間で済む可能性があります。費用・期間は、歯並びの症状により異なります。

まずはカウンセリングを受けてみよう

カウンセリング中の画像
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歯列矯正治療を受けようと決心したら、まずは矯正歯科クリニックをいくつか選びましょう。

●カウンセリングを予約
多くの矯正歯科クリニックのホームページには、治療法、費用、期間などが明記してあるでしょう。その中から自分に合いそうなものをピックアップし、2、3件のクリニックのカウンセリング予約を取ります。

●カウンセリングで話すこと
治療法、費用、期間などについて詳しい話があります。また、治療後の歯並びが確認できるシミュレーションなども出してくれるでしょう。ほとんどの場合、デンタルローンや分割なども準備しているので支払い方法についても話し合います。

最終的に治療を受けるクリニックを決めて、治療をスタートします。支払った治療費はその年の確定申告に使える場合があるので、領収書はしっかり保管しておきましょう。

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マスク生活が続く今は、歯列矯正のチャンスともいえます。マスクで口元が見えないうちに歯並びをきれいにして、口元の印象を変えてみませんか。