家庭内でサイフのひもを握っているのは夫?妻?それとも夫婦同等?
「今、〇〇が主流!」「〇〇の時代は終わり!?」など、世間の動向について様々なニュースを目にしますが、実際に生活しているみなさんの感覚もそうなのでしょうか。
1992年から隔年でアンケートを行い、生活者の意識と欲求の推移を分析する【博報堂生活総合研究所「生活定点」調査】のデータから、実際のみなさんの生活意識の変化や動向をご紹介する「くらしのデータ」。
今回のテーマは、「夫婦の家計管理」について。
【博報堂生活総合研究所「生活定点」調査】のデータにおいて、家庭内でサイフのひもを握っているのは、夫と妻のどちらの家庭が多いのでしょうか。
家庭内でサイフのひもを握っているのは「主に妻」
2022年調査の「家庭内でサイフのひもを握っているのは誰ですか?(既婚者のみ)」という質問で最も多かった回答は「主に妻」。全体の53.3%と半数以上の結果となりました。次いで、「夫と妻が同等」が28.1%、「主に夫」と答えた割合は18.1%でした。
「夫と妻が同等にサイフのひもを握っている夫婦」が徐々に増加
調査開始以来の推移を見てみると、最も多いのが「主に妻」である傾向は変わらないようです。しかし、その割合は徐々に減少しており、代わりに「夫と妻が同等」という回答が増加していることが分かります。共働きで「サイフは別々に管理している」という夫婦が増えてきていることの表れともと考えられますね。
出典:【博報堂生活総合研究所「生活定点」調査】
※本記事は、「博報堂生活総合研究所」が公表している「生活定点」のデータを基にmymo編集部が記事を制作しています。