占い師マリ・カルロッタ・フォルトナータが、8月下旬の暦占いをお届けします。

8月下旬は、二十四節気の【処暑（しょしょ）】がやってきます。
処暑とは、夏の厳しい暑さが峠を越え、少しずつ涼しさが感じられる頃の意です。
この頃は朝夕も涼しくなり、真夏と比べると、少しずつ過ごしやすくなってきたと思う方も多いのではないでしょうか。
秋虫も鳴き始め、もうすぐそこに、秋がきていると気付くかもしれませんね。

処暑の頃は、古くから秋に向け、稲や麦などが実り始める重要な時期とされてきました。
それと同じくして、台風が来やすく、天気が荒れる時期とも言われています。例えば台風が来やすいとされる『二百十日（にひゃくとおか）』と呼ばれる日も、この処暑の終わり頃にあります。

夏終わりの台風も多いこの時期、台風被害に備えておくことも大事です。ちなみに、有名な宮沢賢治の童話『風の又三郎』の主人公で、風神様の子とも噂された高田三郎がやってきたのも、この二百十日の日のことでした。台風や嵐が起きやすい二百十日、大風を起こす風神の子がやってくるには、ぴったりの日とも言えますね。

さて、今月下旬、もっとも運気の良い日は、

◆8月18日◆

になります。この日は、

・天赦日（てんしゃび）
・天一天上（てんいつてんじょう・てんいちてんじょう）
・建（たつ）
・鬼宿（たまほめぼし・たまおのぼし）

という、非常に運気の強い大吉日が4つも重なります。

・天赦日（てんしゃび）
一年に数日しかない、最上の大吉日です。非常に運気の高い日であり、何をしても良い方向に向かいます。あなたの願いを叶えたいなら、この日に行動するべし。恋愛、結婚、お金に関しては特に強い運気を持っています。この日に行動しないのは大きな損と言えるでしょう。

・天一天上（てんいつてんじょう・てんいちてんじょう）
8月3日から18日までは天一天上の幸運期となります。

この世には、天地をめぐり、四方をめぐる天一神（てんいつしん）という神様がいるとされています。この神様のいる方に人間が向かうと凶となる、といういわれがあるのですが、天一天上の時期は、この神様が天に戻り、地上にはいないことから、全方位どこへ行っても幸運が訪れるとされているのです。

ただ、この時期は、天一神に代わり、日遊神（にちゆうしん）という神様が地上にいるとされています。この神様は汚れた場所が嫌いなので、掃除を怠ると災いを呼ぶとも言われています。
天一天上の時期は、お掃除を怠らないことが大事です。きちんとお掃除しましょう。

・建（たつ）
暦占いである十二直の中の大吉日となります。『万物を建て生じる日』という意味を持ち、婚礼や結婚にまつわるあれこれ、またお金に関することをするのは基本的に大吉です。
旅行や新しい衣服に袖を通すこと、新事業を行うこと、開店などにも非常に素晴らしい運気を運んでくれます。

・鬼宿（たまほめぼし・たまおのぼし）
吉凶を占う二十八宿のうち、もっとも良いとされているのが鬼宿です。万事大吉の日。何をするにも良い日です。何か行動を起こすならこの日なので、あなたのやりたいことをやってみましょう。

ただし、結婚やそれにまつわること、婚礼に関することは凶となります。それらは避けることです。

8月18日にやってみると吉なラッキーアクション♪

◎投資でお金を増やしたいあなたは

すでに投資を始めているのなら、この日は新しい銘柄に運気あり。少額でいいので、今まで投資したことのない新しいものに投資をしてみると吉となります。

また、新しく開店したお店に行くことも、投資運を上げてくれます。新規開店したお店を見つけたら、入ってみるといいかもしれません。

◎魅力度、モテ度を上げたいあなたは

新しい服、新しいコスメなど、あなたが身に着けるもの、直接肌につけるものを買ってみましょう。この日に買ったアイテムは、あなたに魅力を授けます。好きな人と会う時に使っても、効果を発揮してくれますよ♪

◎転職を成功させたいあなたは

転職したいと思うなら、18日に行動するべきです。この日転職のための行動を起こせば、あなたが望むような仕事へとたどり着くことができるでしょう。今よりも条件を上げることもできそうです。何かしら動いてみてくださいね。

◎しっかり眠って元気回復したいあなたは

暑さで眠りが浅い、よく眠れない、なんてことはよくあるものです。夏の睡眠不足を解消したいなら、風鈴をあなたの耳に聴こえる場所に飾ること。18日に風鈴の音を聴くと、それだけであなたの睡眠は良いものになっていく兆しです。自宅に飾れないのなら、風鈴がある風情のあるお店に行くのも大吉です。

8月下旬、他に運気の良い日は？

8月24日
寅の日（金運アップの日。お財布を買うと運気アップ）

8月27日
巳の日（金運アップの日。お財布を買うと運気アップ）