くらし

自炊しない派の食費の節約方法は?話題のミールキットはいくら?

ためる

自炊しない派の食費の節約方法は?話題のミールキットはいくら?

【画像出典元】「Song_about_summer-adobestock.com」

バランスのよい食事は、健康の維持はもちろんしっかり働くのにも大切なこと。とはいっても、一人暮らしで仕事から帰ってきて、自炊するのはなかなか大変です。そこで今回は、便利なミールキットなども含め、自炊なしで可能な食費節約方法をご紹介します。

一人暮らしの食費、平均はいくら?

食品カート
【画像出典元】「Sema_srinouljan-adobestock.com」

節約のためには、まずは平均的な食費を知っておきたいもの。2023年発表の「家計調査」から見てみましょう。

34歳以下の働いている単身世帯の食費平均(1カ月):3万5014円

同調査のうち、男性の食費は3万7823円、女性の食費は3万921円でした。男女の食費の差は、男性の外食費1万6651円、女性の外食費1万126円の差によるところが大きく、男性が食費を減らすには外食をどう減らすかがポイントといえます。

理想の食費割合は?

一人暮らしの食費は手取りの10~15%以内が理想だといわれています。

手取り20万円:2万円~3万円
手取り25万円:2万5000円~3万7500円
手取り30万円:3万円~4万5000円

自炊なしで食費を節約する方法は?

食事
【画像出典元】「kazoka303030-adobestock.com」

外食を減らしつつ食費を節約する方法としては、以下のようなものがあります。

ご飯のみ自炊

自炊なしとはいっても、節約したいならご飯だけは炊きましょう。無洗米なら研ぐ必要はなく、水を入れて炊くだけです。多めに炊いて茶碗1杯分をラップに包み、冷凍庫で保存。食べる直前にレンジで温めていただきます。

おかずはスーパーで購入

スーパーのお惣菜は種類が多く、バランスよく選ぶことができます。コンビニにもお惣菜はありますが、スーパーのほうが価格も安くお勧めです。夕方から割引になるスーパーも多いので、時間帯を考えて出かけましょう。

冷凍食品や缶詰を利用

忙しいときに活躍してくれるのが、冷凍食品や缶詰などの長期保存可能なおかずです。冷凍食品なら小分けされたもの、缶詰なら小さめのものを選ぶことで、無駄なく消費できます。

ミールキットを利用

ミールキットは高いイメージがありますが、最近は1~2人用のお手頃価格のミールキットが増えています。献立を考えたり、スーパーに買い物に行ったりする手間を考えると、お得なケースも。

次におすすめのミールキットをご紹介していきます。

一人暮らしにおすすめミールキットは?

今回は節約を考え、1~2人用、調理が簡単、1食700円以内となるミールキットを3つセレクトしてみました。初回割引などもあるので、まずは試してみては。

無印良品「フライパンでつくるミールキット」(2人分690円、税込)

ホタテとブロッコリーのアヒージョ
【画像出典元】「無印良品公式HP

食材はすべてカットしてあり、フライパンで調理するだけの冷凍食品です。メニューは「ほたてとブロッコリーのアヒージョ」など、全10種類。2人分690円なので、1人分一食当たり345円です。1日一食利用したとすると1カ月(30日)1万350円に。オンラインストアの場合、別途送料が800円かかるので、お近くの店舗での購入がおすすめです。

ヨシケイ「Cut Meal(カットミール)」(2人分5日間コース6490円前後、税込)

カットミールイメージ
【画像出典元】「ヨシケイ公式Facebook

こちらは、宅食サービスで有名なヨシケイの中でも、簡単調理でできるシリーズです。包丁を使う回数は多くて3回、献立は毎週変わります。週5日分6490円前後(2人分)、4週分(20日)だと2万5960円。1人分に換算すると1回あたり649円とお手頃な価格です。残った1人分は取っておき、週の残り2日分や昼ごはんに回しましょう。

nosh(ナッシュ)「10食プラン」(5990円、税込)

ナッシュ
【画像出典元】「nosh公式HP

こちらは1食分の栄養バランスを考えた、冷凍のおかずセットです。1人分一食あたり599円、1カ月分(30食分)1万7970円と、かなりお得な価格になっています。ハンバーグや唐揚げなど50種類以上の中から好きなおかずを選べるのも魅力。飽きずに続けられそうです。

今回は、1人暮らしの食費節約の仕方とミールキットについてご紹介しました。いろんな節約方法がありますが、栄養バランスよく、無理なく継続できることが大切です。きちんと栄養がとれるミールキットなども活用しながら、上手に節約に取り組んでくださいね。