有機的なフォルムと揺らぐ動きがなんとも心地よいフラワーベース
監修・ライター
-徒然なるままに、その日暮らし-
2024年も残り1ヶ月。今年もあっという間に年末シーズンに入り、曜日も曖昧になりながら一年を振り返る余裕もなく過ぎていく忘年会三昧な日々に突入してしまうのかと、えも言えぬセンチメンタルな気持ちの今日この頃。
残暑というのか秋というのか、まだまだ冬支度も足りていない自室に、気分だけはとこちらのビッグなフラワーポッド「〈Raumgestalt〉ダンス オブ ザ ベース オルガ」を購入してみました。
ドイツメイドなこちらの商品。海外テイスト香るパッケージを開けると、久々のぎっしりとした包装になんだか心躍る感じ。
箱を持った感じだと、なかなかの大物かと思ったのですが、
取り出してみてびっくり、やはりかなりの大物でした。
底面が吹きガラス制作時の名残となるようなポッチになっており、床やテーブルなどの底面でゆらゆらと揺れるようになっている仕組みがこのダンス オブ ザ ベースシリーズの特徴。水がたっぷり入ると、安定感のある揺りかごのようにゆっくりと動き出します。
こちらのシリーズではワイン・ウイスキー・テキーラ用グラスやデカンタなどもあり、職人の熟練した技術によって、グラスが倒れたり飲み物がこぼれたりしない設計となっているとのこと。
大ぶりのお花一輪を挿し、さりげなく部屋の角や窓辺に置いておくと、ふとした動きの中で揺らぎがみえ、なんとも趣深くてグッド。
ブランドがものづくりにもつ「素材自身の持つ魅力を最大限に引き出した 美しい道具」というビジョンのとおり、シンプルながらどこか優しい雰囲気を持つプロダクトに。
肉厚なガラスが重厚さを演出しつつも、しっかりと光と呼応して、表情を変えてくれます(吹きガラスの有機的なエッジングがたまりません)。
フラワーベースって色々ありますけど、意外とシンプルなものでセンスいいものってあまりないような。
お花を入れても、入れなくてもオブジェとして楽しめる「躍るグラス オルガ」で、冬の貴重な日照時間とともに、今年も年末の時間をゆったりと楽しみたいと思います。
【アイテム詳細】
〈Raumgestalt〉Dance of the Glass Olga/16,500円
レーベル:Raumgestalt (ラウムゲシュタルト)
デザイナー:F Maurer (エフ・マウラー)
サイズ:オルガ: ベース=直径25×高さ30cm
素材:手吹きガラス
備考:食洗器使用可
生産国:Germany (ドイツ製)