賢くお金を増やす方法FP直伝ベスト10!貯金なし初心者向けから年代別増やし方まで (2ページ目)
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初心者が投資信託でお金を増やすなら複利運用がおすすめ
「つみたてNISA」の制度が始まり、投資信託という言葉を目にする機会が増えてきました。
投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品で、その運用の成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みです。お金を増やすためには短期ではなく長期、一点集中ではなく分散、一時払いではなく積み立てで行う方が、増える可能性が高いと過去の経験からいわれています。その観点から考えると、投資信託を積み立て購入することは、とてもメリットがあります。
また、投資信託でお金を増やすなら複利の効果を期待して、分配金を再投資にするようにしましょう。ちなみに分配金とは、投資信託の運用で得られた利益の一部を投資家に還元するお金です。
この分配金を受け取らず、再度投資に回すことを再投資と呼び、この再投資によって雪だるま式に投資額が増える複利の効果が期待できることになります。あのアインシュタインも「複利は人類最大の発見」という言葉を残しているほど、複利効果は大きなものです。
株式投資で効率的にお金を増やす方法
貯金・保険・投資信託とくれば、お金を増やす方法として株式投資は外せません。株式投資で得られる利益は、大きく分けると売却益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)に分類できます。
基本的には「安く買って高く売る」ことで、その価格の差が利益になります。また株式を持っていることで、株主は企業の利益を分配して受け取ることができますが、その分配されたものを配当金といいます。
お金ではないですが、各企業が株主に配るノベルティや株主優待も魅力的です。株式投資は大きな利益を得ることも可能ですが、相場が下がったときなど場合によっては無一文になってしまう可能性もありますので、初めての株式投資はなるべく少額で始められるものを選びましょう。
FPおすすめ!お金を増やす資産運用ランキング、保険やイデコは何位?
それでは、いよいよお金を増やす方法ランキング! 私がおすすめする方法を、ランキング形式で紹介していきます。
第10位 不動産投資
不動産投資(マンションやアパート経営)には、投資用不動産を所有して貸し出すことで、毎月家賃収入が得られるなどさまざまなメリットがあります。最近では、中古マンションを一部屋購入し、貸し出しをしているサラリーマン大家さんも増えてきました。
ただし、空室リスクや老朽化など不動産特有のリスクもあります。また、今後は空き家・空き部屋が増えていくことが予想されますので慎重に。
第9位 外貨預金
お金の預け先として外貨預金という方法もあります。日本の銀行では準備できない高い預け入れ利率が魅力で、さらに為替レートの変化による影響は想像以上に大きいので、為替レートが動いたときには、大きな為替益も期待できます。
ただし逆のパターンで、いざ引き出そうとしたときに円高になっていると為替損になる可能性もあります。また、預けるときと引き出すときに外貨と円を売買しますので、手数料がかかってしまう点がデメリットといえます。
第8位 金(ゴールド)
金(ゴールド)は外せません。金は現物資産として資産価値の増減はあっても、価値がゼロになることはありません。分散投資を行う際の投資先として、十分に価値があると思います。
ただし、最近は株や投資信託のような大きな値動きは見られませんので、どちらかというと増やすより守る金融商品といえるでしょう。また、ゴールドは金貨として持つことで金貨にプレミアムがつくことも期待できます。
第7位 生命保険
さまざまな運用商品や金融商品がありますが、どうしても抵抗がある方には生命保険を使うという方法もあります。保障に回る費用があるため運用効率は下がりますが、毎月の保険料が解約すると戻ってくる・満期になると戻ってくるとなると意識をしないうちにお金が貯まっていることになります。
終身保険であれば支払いが済んだ後、そのまま解約しないでおくと支払い済みの保険料よりも多い返戻金が期待できます。
第6位 iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)
老後資金を増やすということであれば、iDeCoがおすすめです。節税メリットも大きく60歳まで取り崩しができませんので、老後資金としてピッタリです。
デメリットとしては、鍵付きの貯金箱に60歳まで入れておくことと同じになりますから、資金の流動性がなくなることです。マイホーム資金や教育資金、また急に現金が必要になったとしても引き出しができません。この点は要注意です。
第5位 個人向け国債
銀行や郵便局の窓口で、個人向け国債のポスターやパンフレットをご覧になられた方も多いと思います。国が発行している債券で元本が保証されています。国債は、償還(満期)までの期間が3年・5年・10年の3種類があり、利率も0.05%が約束されていますので普通預金に預けるよりもお金が増えることが期待できます。
注意点としては、購入の1年間は現金化できないことと、満期までの途中での売却は、直前2回分の利子がつかないところです。1万円単位で金融機関の窓口で購入できますので、気軽に始められることもメリットです。