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お金の専門家が独自にすすめる、将来役立つ資格5選

ふやす 内山 貴博

お金の専門家が独自にすすめる、将来役立つ資格5選

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資格は自分自身のスキルをアピールするものであり、頑張った証にもなります。就職や転職の際はもちろん、資格取得で得た知識が自分自身の生活で役に立つことも。
ここでは、FP資格を取得し、その資格を活用している筆者の目線で「こらからのお金と生活」をテーマに、資格取得についてまとめます。

自分に合った資格の選び方

筆者はFPとして開業する前、税理士を目指していた頃がありました。その理由は大きく2つ。「税理士」という職業、肩書きへの憧れがあったことと、FPだけでは開業できないのでは?という不安があったためです。

結局、FPとして早く活動したいという思いが先行し、受講していた税理士講座を途中であきらめ、FPとして開業することに。その際に痛感したことは「自分がその資格に強いこだわりがあるかどうか」ということが大切であるということです。

上の2つの理由からも分かるように、私がどうしても税理士になりたいという強い理由を感じられません。「どうしても資格を取りたい」という明確な理由や情熱がなければ勉強を続けることができません。

資格のパンフレットや新しい書籍を手にすると、つい気持ちが高まることがありますが、それが継続できるかどうか?冷静に客観的に検討することが大切だと思います。

FPがおすすめする資格とその理由

手を差し出す人
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ファイナンシャルプランナー(FP)

私がFPであるだけに、やはりこの資格は外せません。「FPは全ての人々のお手伝いをできる」という考えが資格取得のきっかけとなり、今でもその思いを強く持っています。

私たちは生きている上で、日々お金を使い生活をします。先を見据えて上手にやりくりしなければなりません。そのために専門知識を駆使してプランを提示し、困難な問題に直面した場合の解決策も提示できる。これがファイナンシャルプランナーの魅力です。国家資格でもあり、初心者向けのFP技能士3級の合格率は7割程度と決して難しくありません。ご自身のライフプランを描くためにFPの資格取得を検討してみてください。

簿記

簿記は会計の基本的な知識を学ぶことになります。会社員の場合、経理部で働く上で必要になるというイメージを持っている人が多いと思いますが、業種・部署問わず、簿記の学習は皆さんの大きな武器となります。ビジネスや資産運用を行う上で企業の財務状況を分析できることは強みとなります。日々の生活においても「借方・貸方」が分かり、仕訳ができることは、上手なお金の管理、意思決定を行うことに通じます。日々の生活レベルであれば簿記3級の知識で十分だと思います。

宅地建物取引士

毎年多くの受験生が志す資格で、仕事をしながら取得も可能です。不動産売買等の契約成立前、重要事項の説明をするために必要な資格で、事務所ごとに業務に従事する者5人につき1人以上の割合で宅地建物取引士を置かなければならないため、「活かせる資格」であり、「必要とされる資格」でもあります。不動産のみならず、権利関係、債権債務関係など幅広く法律知識を身に付けることができます。

キャリアコンサルタント

今、人気資格の1つでもあり、平成28年に「キャリアコンサルティング技能士」として国家資格にもなりました。まさに今、この記事を読んでいる読者の皆さんは、「これからどんな資格を取ってキャリアアップしようか?」と考えている人も多いと思います。

そういった人々に対して、将来をデザインしてくれるのがキャリアコンサルタントです。働き方が大きく変わる現在、社会人としての歩み方はたくさんの選択肢があります。とりわけ「どのように働くか?」という大きな命題に向き合う上で、ますます求められる専門家となりそうです。

英語(TOEIC、英検)をはじめとした語学

今やSNSで世界中の人とつながることができます。Clubhouseという「話すSNS」も話題になっています。コロナ禍に直面し、グローバリゼーションという単語が急に使われなくなりましたが、長い目で見るとグローバル化が加速していくことに変わりはないでしょう。

英語ができることで得られる情報、出会える人の範囲は広がります。TOEICは毎月のように試験が行われており、合否ではなく得点制度です。力試しに一度受験してみるのも良さそうです。これから英語をはじめるという方は、履歴書に書けるレベルといわれる600点台を目指してみてください。また、日本人にとって関わりの深い、中国や韓国を意識した語学学習も有益だと思います。

FPがすすめる学びとは

頭がよい人
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私自身の経験も紹介しましたが、人からどのように見られるか?一般的にどういう評価をされる資格なのか?ということにこだわってはいけません。資格を取得するためには継続的な勉強が必要ですし、資格を活用するためには、むしろ取得後の継続的な努力が欠かせません。長期的に向き合える資格かどうか、見極めて欲しいです。

資格合格がゴールとなり、活かせていない人も多くいます。ぜひ合格はゴールではなく、そこからがスタート地点であることを意識してください。

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