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男女が結婚相手に求める条件、男性1位は「容姿」女性は?

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男女が結婚相手に求める条件、男性1位は「容姿」女性は?

【画像出典元】「iStock.com/itakayuki」

皆さんが結婚相手に求めるものや条件は何でしょうか。今回は男女がそれぞれ相手に望む結婚の条件ランキングを紹介します。結婚を決める前に確認しておきたいポイントもぜひ押さえておきましょう。妥協してはいけないこともありますよ。

意外?男女別、結婚相手に求める条件ランキング

指輪交換
【画像出典元】「iStock.com/Csondy」

厚生労働省に所属する国立の研究機関「国立社会保障・人口問題研究所」が2015年に行った、第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)の中に、「結婚相手に求める条件」という調査結果があります。

その回答のうち、「重視する」と「考慮する」を合計した割合が多い順番で、男女別に結婚条件をランキングにしてみました。

【男性が女性に望む結婚の条件】

5位:共通の趣味

4位:容姿

3位:仕事への理解

2位:家事・育児の能力

1位:人柄


【女性が男性に望む結婚条件】

5位:職業

4位:仕事への理解

3位:経済力

2位:家事・育児の能力

1位:人柄


男女とも、1位はやはり「人柄」。長い人生を共にする結婚相手に最も必要なものといえるでしょう。

2位は男女共に「家事・育児の能力」。今や女性も社会へ出て働く時代になりました。共働きなら、家事や子育てをふたりでシェアするのは当然。男性にも家事・育児スキルが求められるようになりました。

男女で違いがある結婚条件ランキングの理由は?

結婚してくれますか?と英語で書かれたチェックシート
【画像出典元】「iStock.com/AndrewJShearer」

男性が重視する4位:容姿、5位:共通の趣味は、女性側のランキングには入っていません。また、女性が重視する第3位:経済力、第5位:職業は、男性にはあまり重視されません。これらは男女の意識に大きな違いが見られる部分だといえます。

男性はどうしても容姿が魅力的で、自分の趣味に興味を示してくれる女性を好みがち。対して女性は、本能として安心して巣作りできる(家庭を作る)環境が欲しい。そのためには、やはり経済力のある安定した男性は理想です。

既に結婚している女性にも、年収の高いハイスペックな男性と結婚するために、容姿を磨き趣味にも付き合った経験があるという人は多いかもしれませんね。

ただし今後は、女性が社会で活躍し年収が高くなるにつれて、男性に求めるものも変化する可能性は大いにありそうです。より働きやすい環境を整えてくれる男性が、一番の理想となる可能性もないとはいえません。

結婚相手に妥協してよい・いけないポイントは?これだけはチェック!

外した結婚指輪を手に頭を抱える女性
【画像出典元】「iStock.com/AntonioGuillem」

これらの結果を踏まえた上で、結婚相手に妥協してよいこと、してはいけないことを確認しておきましょう。

結婚相手に妥協してはいけないこと

・人柄
やはり、最も大切なのは「人柄」です。人間として信頼できるか、また優しい性格なのか、誠実なのかはもちろん、価値観や金銭感覚が自分と似ているかなども極めて重要です。交際期間によくチェックしておきましょう。
逆に妥協してもよいことは、「容姿・職業」です。これらは流動的なもの。例えば容姿は慣れるものだし変わります。職業は転職や会社の倒産の可能性もあります。よって若い時代の容姿や職業、年収はあまり気にする必要はないでしょう。今後稼ぐ力があるかどうかという本当の意味での「経済力」や、内面を見極めることが大切なのです。

結婚前に確認しておくべきポイントとは

・将来像
子供を持つかどうか、持つとしたらお互いの仕事はどうするのか、転勤の可能性の有無、あれば夫婦単位で移動するのか、将来は実家に帰る予定があるのか…など。結婚してから「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、ある程度の先行きを話し合い、お互いに納得しておきましょう。

・食の好み
細かいようですが、食べることは生きる上で大切なこと。好みが違い、お互いに歩み寄れないようであれば、心理的・経済的・調理の手間(例えば肉料理・魚料理の両方を用意するなど)においても結構辛いものです。

他にも、借金の有無、婚姻歴(子供の有無)、宗教などは、きちんと確認してクリアにしておくべき事柄だといえます。ただしお互いが納得できれば必ずしも障害にはなりません。


とはいうものの、してみないとわからないのが結婚です。山あり谷ありは当然のこと。一緒に乗り越えられる、と思える人に出会えたらかなりラッキーかも。自分にとって最低限の条件さえクリアしたら、後は目をつぶり飛び込んでみるのも、幸せへの第一歩といえるかもしれませんね!