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冷蔵庫の買い替え、ベストは○月!寿命は何年?賢い人の選び方とは

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冷蔵庫の買い替え、ベストは○月!寿命は何年?賢い人の選び方とは

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生活必需家電の冷蔵庫ですが、そろそろ買い替えたいな…と思っても気軽に買える値段ではありませんよね。そこで今回は、1年の中で冷蔵庫が安くなる時期を調べてみました。また、賢い選び方についてもリサーチ。冷蔵庫の買い替えを考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

冷蔵庫の買い替え時期はいつがベストか

家電のいちばんの買い時は、メーカーや家電量販店が最も「売りたい」と思っている時期。一般的に、「ボーナス時」「決算前」「新型モデル発売前」と言われています。

ボーナスは、冬は12月、夏は6~7月に出されることが多いです。この時期は消費者の財布のヒモも緩みがちなので、目玉商品がセールとして多く提供される傾向にあります。

一方、家電量販店が本気で売りたいのは決算時期。多くは3月ですが、中間決算の9月も同様です。このうち3月は新生活の需要も多くある時期なので、9月の方が狙い目かもしれません。

家電量販店決算時期(2020年6月現在)

3月・・・ヤマダ電機、ケーズデンキ、ヨドバシカメラ、エディオンなど

8月・・・ビックカメラ、コジマ

2月・・・ベスト電器

また、最も注目したいのが家電の新型モデル発売前。

洗濯機やテレビなど大型の家電は、ほぼボーナス前に新型モデルが出揃います。冷蔵庫も新型モデルの多くが10~11月に発売されます。そのため9月頃が、家電量販店が型落ちとなるモデルを売りきってしまいたい時期なのです。

最近の製品は、新旧でそれほど大きな違いがないことがほとんど。もし9月に型落ちモデルの値下げと店舗の中間決算が重なったら、そこが年間で最も冷蔵庫を安く買えるタイミングと言えそうですね。

冷蔵庫の寿命ってどのくらい?

冷蔵庫売場で選ぶ男性
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元々の値段が10~20万円と高額な冷蔵庫は、なるべく安く発売される時期を選ぶことで万単位の差がつくこともあります。

とはいえ、壊れてもいない冷蔵庫を買い替えるのはなぁ・・・とためらってしまうかもしれませんね。しかし日常生活になくてはならない冷蔵庫は、壊れてからではどうしても早急に買い替えることになり、それが安い時期とは限らないのが現実。機能や性能をよく吟味する時間すらないかもしれません。

冷蔵庫は、製造年が10年違うと電気代が大きく違います。しかも家電の中で電気代に占める割合が最も大きいのが冷蔵庫という家庭がほとんど。思い切って買い替えることで、電気代の差額によって5~10年くらいで冷蔵庫代の元が取れることも多いのです。

なるべく使用期間8~10年を目安に情報収集や価格のチェックを開始し、気に入った製品の買い時のチャンスを逃さないことが、冷蔵庫を賢く、お得に買い替えるためのポイントです。

新旧での電気代の違いの確認はこちらで

しんきゅうさん

冷蔵庫の賢い選び方とは?

扉が開いた状態の空の冷蔵庫
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冷蔵庫を購入するにあたり、重要な点は容量。

一般社団法人日本電機工業会によると、目安として3人家族であれば430~480L、4人家族で500~550Lです。

ただし設置場所に余裕があれば、なるべく大容量を選んだ方がよさそう。容量と電気代は必ずしも比例しません。むしろ小さい容量の冷蔵庫に詰め込み過ぎるより、大容量の冷蔵庫にゆったり入れた方が効率的にもGOODです。

また近年は、水や飲料・調味料類など、冷蔵庫に入れるモノが増えています。まとめ買いやネットスーパーの利用などがあれば、なおさら大きい冷蔵庫がベター。さらに最近は冷凍食品の使用頻度も高くなっているので、冷凍室の大きさも重要なチェックポイントです。

冷蔵庫は「家電リサイクル法」の対象品目となるため、買い替えの場合にはリサイクル料金が必要です。メーカーや大きさによって料金は違いますが、冷蔵庫は5000円以上必要になることがほとんど。また、収集・運搬費用もかかる場合が多いので、忘れず予算に含めておきましょう。