入場無料!いまや美術館・博物館もオンライン公開で楽しめる
自宅に居ながら、美術館や博物館を訪れているかのような疑似体験ができるのをご存知でしょうか?オンラインコンテンツに力を入れ、館内の様子やギャラリートークなどをサイトやYouTube動画で公開・配信する美術館や博物館などの施設が増えています。
行きたかった海外の美術館、日本の博物館なども、オンラインなら交通費も掛からず、しかも無料で鑑賞することができます。各コンテンツの特長や楽しみ方をご紹介します。
鑑賞も出展も無料!オンライン美術館「HASARD」
日本唯一のオンライン美術館「HASARD(アザー)」。“『誰でも・いつでも・無料で』アートを楽しめる”をコンセプトに、有名画家の作品から一般のアーティスト、学生などの作品をオンライン上で展示しています。
鑑賞ルールや時間制限がなく、鑑賞料金も無料。人混みや人目を気にせず、気軽にアートに触れられるのが魅力です。
無料ですが、鑑賞できる作品は本格的!例えば、常設展示では印象派を代表するフランスの画家・クロード・モネが描いた作品を、オンライン美術館ならではの見せ方で展示しています。
絵画以外にも、漫画家の安野モヨコの作品展やイラストレーターの作品なども楽しめます。鑑賞だけでなく、自分の個展を開くこともできるので、作品を観る側はもちろん、作る側としても参加したい人にもおすすめです。
美術館・博物館発!Youtube動画で施設を満喫
三鷹の森ジブリ美術館
「三鷹の森ジブリ美術館」は、スタジオジブリに関する展示を公開しています。YouTubeでは、動画日誌として館内の施設やショップを紹介。スタジオジブリのプロデューサーへのインタビュー動画など、ファンのみならず楽しめる配信を行っています。
三鷹の森ジブリ美術館 GHIBLI MUSEUM, MITAKA
東京国立博物館
「東京国立博物館」は、日本で最も長い歴史を持つ博物館です。日本や東洋の美術作品をはじめ、考古遺物や歴史資料などもコレクションしています。そんな「東京国立博物館」では、研究員によるオンラインギャラリーツアーを配信中。さまざまな展示の注目ポイントなどを詳しく解説しているので、知識も深められます。
国立西洋美術館
「国立西洋美術館」は、フランス政府から寄贈返還された印象派の絵画やロダンの彫刻などの松方コレクションをメインに取り扱う美術館です。松方コレクションは、株式会社川崎造船所(現川崎重工業株式会社)の初代社長 松方幸次郎が、若い画家に西洋美術を見せてあげようという目的で収集された美術品です。YouTubeでは、常設されている展示のギャラリートークを配信。豊かなコレクションを楽しみながら、研究員の解説を視聴できます。
国立科学博物館
「国立科学博物館」は、国立の総合科学博物館です。「かはくVR」というコンテンツをYouTubeで公開。自宅に居ながら、VR映像で国立科学博物館の中にいるような動画を楽しめます。VR映像は、専用ゴーグルもしくはメガネが必要ですが、持っていなくても3Dビュー映像ならPCやスマートフォンで気軽に楽しむことができますよ。ほかにも、研究員によるさまざまな解説・実験動画なども公開されているので、この機会に科学の面白さを体感してみては。
旅行気分を味わえる「Google Arts & Culture」
Googleが手掛ける「Google Arts & Culture」は、自宅で気軽に鑑賞できるデジタル美術館です。世界2000以上の美術館が参加。世界のアート作品や写真、美術品を高画質で楽しめます。作品は拡大してみることも可能。本来よりも詳細に鑑賞できるのもデジタル美術館ならではの楽しみ方です。
有名な名所やランドマークを巡る、Googleマップのストリートビュー機能を活用したコンテンツも用意。実際に美術館や歴史スポットを訪れているかのような疑似体験も「Google Arts & Culture」ならできます。
おすすめボードゲームを年齢別に厳選!大人も子どももハマる名作
「もはや外に出る理由見つからない」家で楽しむ最新オンラインサービス
オンラインで楽しめるコンテンツを利用することで、なかなか行けない場所でも、自宅に居ながら好きなときに美術館や博物館巡りができます。無料で楽しめるものばかりなので、時間があるときにぜひチェックしてみてくださいね。