ラン活は何歳から?なんと年中から!?失敗しないための人気ランドセルの選び方
目次
小学校の6年間、背負い続けるランドセル。子どもにはいつまでも気に入って使って欲しいですよね。人気のモデルは今や年中さんの3月から争奪戦で、いわゆる「ラン活」が始まっています。子どもも大人も納得がいく人気ランドセルの選び方について紹介します。
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「ラン活」とはお気に入りのランドセルを買うための情報収集や行動
「ラン活」とは、小学校入学を控える子どもをもつパパやママが、ランドセルを購入するために行う行動や活動を表す造語です。
少子化と言われる中、ラン活は非常に活発で、ニュースとして取り上げられることもしばしばです。以前は、入学式直前の3月がピークでしたが、ここ数年はラン活の激化もあり、入学前年のゴールデンウィーク前後から購入するケースが増え、8月にピークを迎えます。
入学前年の6月には人気モデルの売り切れが見られるようになり、10~11月には人気モデルがほぼ完売するという傾向があることから、約8割の家庭が9月までにランドセルを購入しています。
※ 一般社団法人 日本鞄協会 ランドセル工業会「ランドセル購入に関する調査 2020年」
なぜラン活は3月からすべきなの?
近年は、さまざまな色やデザインのものが発売されています。工房系のメーカーでは、入学前年の1月に翌年度のランドセルのモデルが発表され、3月ごろから事前予約制の展示会や販売がスタートします。
手作業で作られる工房系は毎年注目度が高く、受注生産のケースも多いため、人気モデルほど完売しやすいです。そのため、子どもが年中のタイミング、つまり1年以上前の3月にはラン活を始めておくのがベストです。
ランドセルの選択肢が広がったことで、人気ブランドやモデルの購入希望者が集中し、気に入ったランドセルを購入できなかったというケースも増えています。ラン活のスタートは年々早まっているため、情報収集や展示会の日程のチェックなどは早めに行っておきましょう。
失敗しない人気ブランド・メーカーのランドセル選びのポイント
ランドセルといっても、製造・販売する会社が全国にあります。老舗ブランドから大手メーカーまで、規模もさまざまです。数ある中から、ランドセルを選ぶポイントをお教えします。
ブランド・メーカー選び
ランドセル選びのベースとなるのが、ブランド・メーカー選びです。いずれも6年間使うことを想定した高品質で耐久性も高いランドセルを取りそろえています。
品質の面では信頼できる会社がほとんどなので、ブランドやメーカーは、子どもの好みのデザインや先輩パパやママなどの評判から選ぶとよいでしょう。
情報収集は、公式サイトやプレスリリースをチェックしましょう。最近はSNSを活用したPRを行う企業も増えているので、投稿
ランドセル選び
実際のランドセル選びは、展示会へ足を運ぶのがおすすめです。写真では重さが想像しにくく、色味が異なって見えることもあるためです。
早いところでは、1月ごろから公式サイトなどで、事前予約制の展示会の情報が公表されています。
ただし、展示会へ行くとあまりの多さに目移りしてしまうことがあります。そのため、事前に子どもに色や好みのデザインをヒアリングし、チェックするデザインを絞っておくとスムーズです。展示会では、背負ったときの印象やデザイン、重さやカラーをチェックしましょう。A4ファイルが入るかなどの容量、サイズ感のチェックも忘れずに!
ランドセルにいくらまで出せる?値段で質が大違い
日本鞄協会が行った2020年度の調査結果によると、4万円~4万9999円の価格帯が一番多いという結果となっています。それに次いで多かったのが、5万5000円~6万4999円です。3番手に6万5000円以上がつけ、購入平均金額は5万3600円という結果となっています。
値段がやや高めなのは、本革やクラリーノ(人工皮革の一種)といった耐久性に優れた素材のランドセルが選ばれていることが要因と考えられます。
質は値段で大きく変わります。特に人工皮革はピンキリです。
大量生産で作られる安い人工皮革の場合、1万円~3万円台で購入できるのがメリットですが、耐久性が劣ります。同じ人工皮革から選ぶのであれば、丈夫さ×価格のバランスが取れたクラリーノ製のランドセルを選ぶとよいでしょう。
クラリーノは、耐久性に優れており、各メーカーやブランドのハイブランド品でも使用されている素材です。ランドセルの価格は4万円~7万円台が相場となっており、比較的お手頃なので質も価格も重視したい家庭におすすめです。
※ 一般社団法人 日本鞄協会 ランドセル工業会「ランドセル購入に関する調査 2020年」
少しでもお得に購入するには?
子どもがデザインやカラーにこだわりがないという場合や、質も重視しつつ、少しでも安く購入したいという場合には、アウトレットや前年度以前の型落ちしたランドセルを狙うことでランドセル購入費用を抑えることができます。同じ予算でワンランク上のモデルを・・・というときにもおすすめです。
メーカーによっては、最大50%OFFになるケースもあります。ただし、型落ちとは言え、人気のデザインやカラーから売り切れて行きます。また、人気モデルの在庫が急に増えることもあるため、アウトレットのページはこまめにチェックするのがポイントです。
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小学校入学の必需品“ランドセル”。子どもが6年間使うものだからこそ、妥協したくないですよね。タイミングを逃すと欲しいランドセルが手に入らないこともあるので、3月から情報収集をはじめ、大人も子どもも納得できるランドセルを購入しましょう。