保活スケジュールは生まれ月で違う!成功のための基礎知識【2022年入園版】
保活とは、子どもを保育園に入れるための活動のこと。実は保活経験者の80%が、「保活は大変だった」と感じているそう*。保活のスケジュールや「加点ポイント」の稼ぎ方など、新米ワーママならぜひ知っておきたい、保活成功のポイントをまとめてみました!
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そもそも、保活って何をすればいいの?
保活は、とにかくスタートダッシュがキモ。一刻も早く情報を集めることが大切です。
保育園入園の難易度は地域によって差があり、都市部では想像もつかないほど大変な場合も。希望する園に0歳児で入園させるには、出産前から準備しておかないと間に合わないケースもあるのです。
知っておきたい保育園の種類
保育園には「認可保育施設」と「認可外(無認可)保育施設」の2種類があります。
このうち認可保育園や認定こども園などの認可保育施設は、設備や職員数などで国の認可基準を満たしており補助金を受けているため、保育料は比較的安価。まずは認可保育園を狙いましょう。入園には「保育の必要性の認定」が必要で、公立も私立もすべて自治体を通して申し込みます。入園できるかどうかは、必要性の度合いによって決まります。
一方の認可外保育施設には、認可外保育園の他に、認証保育園(東京都)や一時預かり事業・病児保育事業・ファミリーサポート事業なども含まれます。認可外保育園は認可に比べ、一般的に保育料は高め。しかし、独自の育児方法を採用しているような少人数制で評判の良い保育園もあります。
認可の保育園を希望しているからといって、認可外を検討しないのはNG!もし認可に落ちた時に、認可外にスムーズに入れるように、同時進行で保活を行うようにしましょう。
「保活スケジュール」は、実は生まれる月によって違う
代表的な保活のスケジュールを紹介します。
産前から出産まで(4月~)
まずは、住んでいる自治体の情報をチェック!
申し込み方法や、地域の保育園に関する情報を集め、園のHPなどで見学のスケジュールを確認しておきましょう。保育園によっては、見学をしないと申し込みすらできないところもあります。
また、勤務先に記入してもらう「就労証明書」などは早めに準備しておきましょう。
出産後~9月まで
リストアップした園を見学していき、希望順位を決定します。激戦区に住んでいる場合は、抑えとして認可外に申し込んでおくことも。
10~12月頃
ほとんどの自治体で申し込み受付が開始。必要事項を記載した就労証明書などの、保育ができないことを証明する書類が必要です。
2月頃
選考結果の通知が届きます。その後3月頃に二次募集も。
ただし、あくまでもこれは4~6月生まれの理想形。7~9月生まれの場合は、出産と同時期に園見学を行わなければならず、10~12月生まれは出産より前に園見学を済ませ、申し込みは出産時前後。
1~3月の早生まれは、申し込んだ後に出産となります。自治体によっては、出産前の申し込みができない場合もあるので要注意です。
保活は「点数」が重要。計算方法を知って加点ポイントを稼ごう
認可保育園の選考には、審査に必要な内容をポイント化した「点数(指数)」が使用されます。
計算方法は、一般的に「選考点数=父親の基準点数+母親の基準点数+調整点数」。(父母のうちどちらか点数が低い方を基準とする自治体もあり)
合計点数が高いほど、より保育を必要とする家庭と判断され、希望する保育園入園の可能性が高くなります。
このうち「基準点数」は、父母の就労状況などで決まるポイント。両親ともにフルタイムであれば高得点になります。
「調整点数」は、家庭の状況などで加点・減点されるポイントです。同居や預けられる親族の有無などが関係します。
さらに、もし同点多数の場合は自治体によって定められた「優先順位」が加味されます。子どもの人数や自治体の居住年数などが判断の材料になるようです。
自治体によって違いますが、一般的に加点のポイントは、
・ひとり親
・単身赴任
・疾病
・介護
・就労によって認可外保育施設などに預けて入園待機
・兄弟姉妹がすでに通っている認可保育園への入園
などがあげられます。自分の住んでいる自治体の情報を正しく集めて、効果的に加点を狙いましょう。
最もシンプルに加点でを狙うのなら、フルタイム勤務のままで産休・育休を取得するのがポイントです。働き方の変更は、職場復帰後に検討することをおすすめします。
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