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「見えてきた!『アフターコロナ』の注目株」【初心者株投資38話】

ドタバタ!株投資ルポ うだひろえ

「見えてきた!『アフターコロナ』の注目株」【初心者株投資38話】

ワクチン接種で大きな前進。アフターコロナを闊歩するスタンバイ、スタート!

株価上昇
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前回も触れたワクチン接種ですが、これを書いている7月上旬、40代の私はかかりつけ医でのワクチン接種1回目が無事に終わりました。

接種箇所のにぶい痛みはありつつも、やはり「大きな前進」ができたことによる心の軽さといったらないです。まだまだ気は抜けないので、引き続き細心の注意を払いつつ、アフターコロナの世界を闊歩する準備も少しずつしていきたいと思います。

先日、私がずっと保有している「やきとりの扇屋」を展開するヴィア・ホールディングス<7918>から株主優待が届きました。これまではテイクアウトや家族との食事に使っていましたが、「もう少しでお友達とも行けるようになるかな、大人数で集まれるようになるかな」という希望が持ててワクワクしました。

同封されていた株主優待が使える店舗のリストを眺めて、この大変な時に、これだけの店舗が残ったんだな、頑張ってくれたんだな、ありがとう!という気持ちにまでなりました。

ただ、店舗で使える割引券なのですが、以前は「1000円ごとに1枚使える500円割引券」だったのが、今回「1000円ごとに1枚使える250円割引券」になってしまいました。つまり割引率が半減してしまったのです。

外食産業の大変さを思うと、株主優待が廃止されなかっただけいいと思えるのですが、株掲示板での反応は「改悪」「他の割引より低くて意味ない」など、散々です。ネガティブな意見ばかり見ていると気が滅入ってしまうので、ここは「私は私」として、アフターコロナへの期待をして、この先の回復を待ってみたいと思います。

株価低迷の今こそ、テンバガー仕込み時!?

株で儲かって喜ぶ女性
【画像出典元】「stock.adobe.com/pathdoc」

日経平均が6/21に急落して一時2万8000円を割り込むなど、ここ1カ月ほど株価は混乱している印象です。急落の原因は、アメリカで金融引き締めにあたる利上げ時期が前倒しされるのではという警戒感が広がったから、といわれています。相変わらず、株価というものは私とは関係ないところで上がったり下がったりしているのだなぁ、という印象です。

しかしそういう時こそ、テンバガー(※1)銘柄を仕込むのに最適だといえます。コロナショックで株価は下がったまま、それでも業績はなんとか持ち堪えていて、この先跳ねそうな銘柄は、そこら中にありそうです。

先のヴィア・ホールディングス<7918>もそうです。7/5の終値は197円ですが、コロナ前は600円台だったのです。ええ、私の取得価額も655円ですからね。そこまで戻るとしたら3倍以上です。ナンピン(※2)しようかな、と思いましたが、あまり1つの銘柄に集中するのもどうかと思い、他の銘柄を探すことに。

※1 テンバガー・・・株価が購入時の価格から10倍以上に跳ね上がる株のこと
※2 ナンピン・・・保有する株の値段が下がった場合に、買い増しして平均購入単価を引き下げること

今後必ず上がる!?アフターコロナ銘柄に見る今後の流れ

*株価は特記ない場合全て7/5終値

ひらまつ<2764> 224円 

高級フランス料理店や婚礼事業、ホテルなどを展開。サイトを見ると、無条件で憧れてしまう高級料理にラグジュアリーなホテルがどどーんと表示されます。

ああ、こういうお店、特別な日に使ってみたいな、株主優待は10%オフか、なるほどねムフフ、なんていう妄想を瞬時にしつつも、このコロナ禍では大変だろうな、特に結婚式は延期や中止が多いと聞くし・・・とまで考えました。株価も、ピーク時の2015年には900円台もマークしていますが、2020年の1月には安値123円にまで落ち、しかしそこから徐々に回復して6月には高値249円まで回復しています。

7月に入っても大きな下落はなく、このまま上がっていきそうな雰囲気です。何より手が出やすい株価なのがうれしい。要チェックです。

J.フロントリテイリング<3086> 1024円 

百貨店の大丸と松坂屋が統合。パルコやギンザシックスも傘下。百貨店銘柄では三越伊勢丹HD<3099>が808円と手が届きそうで魅力的ではあるのですが、個人的には身近な松坂屋とパルコが入っているこちらを推したいところ。

コロナショック前の2020年1月には1612円をマーク、しかしコロナショックで686円まで落ちた後も下がり続け、最安値は2020年8月の600円。そこかはらゆるゆると回復、今年2月には1000円台に戻してきました。

その後、百貨店に対する休業要請などで下がりつつも、1000円前後をキープしています。

私自身の体感としても、まだ百貨店にはなかなか足を運ぶことができず、ササッと用事だけ済ませて帰っていますが、そろそろゆっくりショッピングにグルメにスウィーツにと楽しみたい気持ちが湧いてきています。

特に百貨店では、メインユーザーであるご高齢マダムたちがワクチン接種を終えることで、業績の回復が早くなるのでは、なんて予想も立ちます。要チェックです。

こうしてみると、すでにアフターコロナを見据えて株価が上昇しているところが多いですね。旅行大手のエイチ・アイ・エス<9603>も6月に年初来高値を更新しています。ただ日経平均と連動して下がっているだけの場合など、まだまだ買い時はありそうです。

この調子で、前向きな気持ちで株ニュースと向き合い、今こそ!ピンチをチャンスにしていきたいと思います。

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