総裁選効果で乱高下、次なるチャンスは!?【初心者株投資41話】
監修・ライター
日経平均が一時31年ぶり高値!しかし登っていく株価をただ眺めるのみ…
前回の記事では、どん底の夏を超えて上向きになった感ビンビンな9月の初旬の気持ちを書きましたが、まさかその後、相場もアゲアゲ、9/14には日経平均が31年ぶりの高値更新となる3万670円をつけるほどになるとは。永遠の投資ビギナーの私は、口あんぐり開けて眺めることしかできませんでした。
31年ぶりて!まだコロナ禍終わってませんよね!?総裁選効果といわれていますが、本当にそうなんでしょうか、なんかもういい加減にせえという自暴自棄なパワーが爆発したような、そんな空気を感じたりもしています。
しかし、上がっているときが買い時!それがセオリー!いざ購入!と、私なりにチャレンジはしてみました。しかし、いざ買おうとすると銘柄が「どんどん株価が上がっていく」という状態。
それはつまり「どんどん購入金額が上がっていく」わけで、さっきまでは1000円で安く買えたのに、一瞬で値が上がっていきます。1円でもトクしたいというケチ根性で、少し下の値段で指値を入れても通るわけもなく、置いてきぼりをくらうばかり。
ケチ根性がアダとなって今回も買えない!私、向いてないです…!
例えば、私がずっと保有している焼き鳥屋チェーンなどの「ヴィア・ホールディングス<7918>」、取得価額は655円、8/10の安値は175円です。ギャフン。
え~いどうせなら、優待券増えるし、ナンピンしてやれ!と指値を入れることにしました。しかし175円という安値を見ちゃうと174円で買えないかな、なんて思ってしまうし、その後9月に入って相場全体が上がってきて、ここの株価も190円になってきて、件の9/14にはついに201円をマークしたりして。
それでも「せめて180円台で買いたいな」なんて思って189円で指値を入れるんです。けど来なくてチクショー!という。
こうして書いていても「いや買えよ!」と自分で思います。はい、上がってるのは喜ばしいことだし、その勢いで買えばいいだけなんですよね。でも、「買った直後にナイアガラでズドーンと落ちんじゃ…?」なんてことも考えたりして。
で、今日も買えなかった、と寂しく思って初めて、元々655円で買ってるのだから、180円でも190円でもいいじゃないか、と思うのですよね。後からなら。
うん、私、投資向いてない。
下がった時がチェック時!気になるアイツに手を伸ばしてみる…?
なんて、上がり続けて逃し続けていた日々も、いつかは終わりを告げるもの。
日経平均もあっという間に3万円を割り込み、新総裁が決まり新内閣発足となったら、またびっくりするほど下がるんですから相場って魔物。10/5には2万7822円ですって。ヒィィ!
まあ、昨年のコロナショック時は1万6552円でしたから、それに比べればまだかなりの高値ではありますが、はてさてどこまで下がるのか。私なんぞが予想しても詮なきことですが、だったらこの間に買えるものがないかチェックしてみようかな、という気持ちにはなりました。
前回ピックアップした、カラオケじゃなくなっていた子ども庁関連銘柄「シダックス<4837>」は、8/6の終値315円が決算発表後の8/10には終値340円、その後じわじわと上り続け、10/4には高値539円をマーク。そして10/5には安値441円終値466円。キャー!1日でこの落差、怖すぎます。
でもこれ、相場が下がっているから値も下がっているだけなのでは?と思えなくもなく。安値441円つけても終値は466円で少し戻っているし。チャートの「1分足」を見てみると、始値514円からズズッと下がって10時過ぎに441円をつけてからはすぐに少し戻っているので、また明日には上がるのでは!?
最低購入価格が4万円台というのも魅力的。5万円超えると、気持ち的にハードル上がっちゃうんですよね…。
これは、「ピンチをチャンスにするチャンス」なのでは!?今回こそ、口開けて眺めてるだけの私を卒業するべく、底値から上がったところを飛びついてみたいと思います!