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冷蔵庫の買い替えのBESTタイミング、狙うは安くなる〇月!

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冷蔵庫の買い替えのBESTタイミング、狙うは安くなる〇月!

【画像出典元】「New Africa/shutterstock.com」

「冷蔵庫をそろそろ買い替えなきゃ」と思っている方…ちょっと待った!冷蔵庫は1年の中でも特に狙い目の時期となります。その時期を狙って買い替えれば、大幅に安くすむことも。今回は、冷蔵庫の安くなる時期はいつなのか、またその理由を紹介します。

冷蔵庫が安くなる時期はいつ?

一般的な家庭のキッチンとファミリーサイズの冷蔵庫
【画像出典元】「naka- stock.adobe.com」

1年の中で、冷蔵庫が安くなるのは、主に以下5つの時期です。

この中でも特に値下げが期待できるのは、「モデルチェンジ前」です。型落モデルの在庫処分のため、新品冷蔵庫が半額以下で買えることもあり、一年の中でも特に狙い目の時期となります。

5つの買い時タイミング

お店に並ぶ冷蔵庫に抱き着く女性
【画像出典元】「 fotofabrika- stock.adobe.com」

ここでは、1年の中で冷蔵庫が安くなる5つの時期について、その理由や背景などを掘り下げていきます。

モデルチェンジ前(8~9月)

電機メーカーは、毎年10~11月頃に、冷蔵庫の新型モデルを発売する傾向があります。そのため家電量販店では、その少し前の8~9月頃に、商品入れ替えのため、型落ちモデルを格安で販売することが多いのです(ただしメーカーによっては春先にモデルチェンジを行うこともあります)。

冷蔵庫は、モデル1世代程度の差であれば、さほど性能や機能は変わらないことが多いです。したがって、あえて型落ちモデルを狙う方が賢い選択といえるでしょう。

決算セール(2~3月)

決算前には、売上目標を達成しようと、赤字覚悟の大セールを行う家電量販店が多いです。大半の家電量販店は、3月を本決算とし、決算前の2~3月頃に決算セールを行っています。ただし「ビックカメラ」のように、8月を決算としているお店もありますのでご注意を。また、本決算だけでなく、四半期決算や中間決算前にセールを行うお店もあります。

ボーナス時期(6月下旬~7月上旬、12月)

ボーナス時期にはお客側の購買意欲も上がっているため、売上目標を高めに設定し、ボーナスセールを行う家電量販店が多いです。ボーナスセールは、夏(6月下旬~7月上旬)、冬(12月)の年2回開催されるのが一般的。

不定期セール

家電量販店では、以下のような不定期セールもたびたび開催されます。

・販売促進セール
・在庫処分セール
・季節のセール(ゴールデンウィークセールなど)
・新装開店セール
など

これらのセールはタイミングが不定期なため、チラシなどを見て把握する必要があります。

ネット通販のセール

たとえばAmazonでは、毎月3日間程度開催される「Amazonタイムセール」、11月の大型セール「ブラックフライデーセール」、年明けの「初売りセール」など、さまざまなセールイベントが開催されています。楽天市場でも、「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソン」など各種セールイベントがあります。

冷蔵庫もセール対象に含まれ、通常より安い価格で買えたり、ポイント還元率がアップするなど、特典満載です。

家電量販店とネット通販、どちらで買うのがよい?

新宿西口のビックカメラ外観
【画像出典元】「yu_photo- stock.adobe.com」

冷蔵庫を安く購入したい場合、「家電量販店」と「ネット通販」、そのどちらで買うか迷うところです。それぞれ特有のメリットがありますので、比較していきます。

家電量販店

家電量販店のメリットは値引き交渉ができる点です。

特に決算セールやボーナスセールなどでは、お店側も売上目標達成に必死になっているため、交渉次第では思わぬ安値で購入できることがあります。さらに交渉次第では、配送料や設置料を無料にできる場合もあります。

また「展示処分品」であれば、ネット通販よりさらに安い破格の値段で購入​できることもあります。

ネット通販

ネット通販の最大のメリットは、もともとの販売価格が安いことです。

Amazonや楽天市場などのネットショップは、家電量販店に比べ、1~2割程度価格が安く設定されている製品が多く、セール時はそこからさらに割引されます。そのため、ネット通販のほうが家電量販店よりも安くなるのが一般的です。

また、セール中には「ポイントアップキャンペーン」などで、通常より多くの​​​​​​ポイント還元が受けられることが多いです。その分も加味すると、安さではネット通販が優勢です。

ネット通販のデメリットは、配送をしてくれても、設置や回収までは対応していない場合がある点です。たとえばAmazonでは「大型家電・家具 設置回収サービス」という配送オプションがありますが、別途追加料金が発生しますし、すべての製品にこのオプションが利用できるわけでもありません。

買い替えにおすすめの話題の商品(一人暮らし向け)

最後に、一人暮らし向けのおすすめ冷蔵庫をご紹介します。どれも金額が抑えられているので、買い替え時に検討してみてください。

Panasonic NR-B17FW

冷蔵庫「パナソニック NR-B17FW」
【画像出典元】「Panasonic公式サイト

特徴:
・定格内容積168L
・年間消費電力量308kWh/年
・冷蔵スペースは4段、ドアポケットは3段を採用
・インテリアと調和するマットな質感のデザイン
・価格目安: 5万5800円 (税込)※ビックカメラ.comでの価格

1人暮らし向けとしてはやや容量が大きく、冷蔵スペースは4段、ドアポケットは3段と収納の使い勝手もよいです。表面に微細な凹凸加工を施したつや消し加工を取り入れており、マットな質感でスタイリッシュな雰囲気を演出できるのも魅力です。

Panasonic公式サイト

SHARP SJ-GD15H

冷蔵庫「シャープ SJ-GD15H」
【画像出典元】「SHARP公式サイト

特徴:
・定格内容積152L
・年間消費電力量290kWh/年
・プラズマクラスター(冷気除菌)
・ドアの開閉方向を自由に付け換えられる「つけかえどっちもドア」
・価格目安:5万9400円 (税込)※ビックカメラ.comでの価格

容積が152Lとやや小さめですが、その分消費電力量を抑えています。「プラズマクラスター」による除菌機能が備わっているのもシャープならでは。「つけかえどっちもドア」はドアの付け替えが可能で、左右どちらからでも開けるようにできるため、引越しでキッチン間取りが変わった際などに便利です。

SHARP公式サイト

Hisense HR-D16F

冷蔵庫「ハイセンス HRD16F」
【画像出典元】「Hisense公式サイト

特徴:
・定格内容積162L
・年間消費電力量306kWh/年
・冷蔵スペースは4段、ドアポケットは3段を採用
・庫内をすばやく冷やせる「ファン式自動霜取り」
・価格目安:3万6800円 (税込)※ビックカメラ.comでの価格

中国の大手電機メーカー「Hisense」が販売する一人暮らし向け冷蔵庫です。価格の安さが魅力であり、国内メーカーのライバル機と同等の機能を備えながら、価格を大きく抑えています。

Hisense公式サイト

このように冷蔵庫は、価格が安くなる時期が年に何度かあります。冷蔵庫は高額家電であるため、上手くセール時期などを狙えば、金額的にも大きな節約となることも。いますぐに必要な状況でなければ、少しタイミングを見計らってみるのもよいかもしれません。

なお、最近は半導体不足の影響で納品までに数ヶ月かかる場合もあります。購入を希望している方は、下見や商品情報の収集をなるべく早めに行っておくことをおすすめします。