この冬の電気代節約にも効果的!人気沸騰おすすめ電熱ベスト4選
電気の力で体を温めてくれる「電熱ベスト」。昨年は大人気となり売切れ続出、今年も冬に向けて注目が集まっているアイテムです。
また、電気代が高騰している昨今、電気代を節約したい人にもおすすめのウェアです。部屋全体を温めるエアコンなどの暖房と、体を直接温める電熱ベストを併用することで暖房代を抑えることも可能。
今回は電熱ベストについてまだよく知らない人に、電熱ベストの仕組みや選び方をご紹介。またおすすめの電熱ベストをピックアップしました!
電熱ベストとは?
電熱ベストは、別名ヒーターベストとも呼ばれます。ベストの内部に電気式のヒーターが内蔵されており、電気の力で身体を温めてくれます。電力はモバイルバッテリーから供給する仕組みとなり、場所をとわず利用できます。
イメージとしては電気毛布と似ており、スイッチを入れると数秒~1分程度でスピーディに温まります。使い捨てカイロと違って、一度購入すれば何度も繰り返し使えるところも魅力です。
もともとはアウトドアで注目されていた
もともと電熱ベストは、釣り・登山・キャンプ・ツーリングなど、アウトドアシーンで寒さをしのぐアイテムとして注目されていました。しかし近年はアウトドアにとどまらず、冬場に屋外で作業する人の防寒着としても注目があつまり、さらに朝の台所作業など、屋内で日常的に利用する人も増えています。
最近はおしゃれなデザイン、ユニセックスなデザインの電熱ベストも増えており、女性層からの人気も高まっています。
どこで売っている?
電熱ベストは、一般的に「ワークマン」のような作業服専門店、ホームセンター、バイク用品店などで扱っていることが多いです。ネット通販でも購入できます。
電熱ベストの選び方
電熱ベストには、さまざまな製品があり、機能や使い勝手も異なります。ここでは電熱ベストを選ぶ上でのポイントを解説します。
ヒーターの場所
一般的なモデルでは、お腹側と背中にヒーターが配置されていることが多いです。上級モデルの中には、さらに細かく温度を調整できる製品もあります。またヒーターの取り外しができるセパレート型の電熱ベストもあります。
使う時期やシーン、身体のどこを暖めたいかを考えながら選ぶのがよいでしょう。
温度調節機能
電熱ベストには、弱・中・強の3段階の温度調整機能が搭載されていることが多いです。上級モデルには、さらに細かく温度を調整できる製品もあります。温度調整機能を使えば、ちょっと寒い場所から極寒の場所まで状況に合わせて使い分けられるので、どの程度調整が可能であるかはチェックしておきたいところ。
長時間使用する場合や低温やけどが心配であれば、一定温度に達すると電源が自動でOFFになる「サーモスタット機能」のある製品を選ぶのもおすすめです。現在の温度がわかる「表示機能」が搭載されている製品もあります。
インナータイプとアウタータイプ
「インナータイプ」は、薄手、軽量な作りとなっており、スーツやスポーツウェアの下でも着やすいです。電熱ベストを着てる感をあまり出したくない人はインナータイプがおすすめ。
「アウタータイプ」は、上着として着るタイプであり、厚手で重量感のある製品が多いですが、その分、保温性は高いです。屋外など寒い場所での利用を想定している場合はアウタータイプがおすすめです。
ポリエステルと綿
電熱ベストに使用されている素材は、主にポリエステルや綿です。
「ポリエステル」は、耐久性が高く、防寒性や防水性にも優れます。シワになりにくく速乾性も高いです。綿より軽く、動きやすい素材でもあるため、アウトドアやスポーツなどで使う場合には重宝します。
「綿」は、肌ざわりがよく、快適な着心地を求める人にはうってつけの素材です。吸水性や吸湿性の面でも優れています。一方で、洗濯すると縮んでしまったり、日光に長時間当たると変色するなどの欠点もあります。
サイズ
サイズが大きすぎるとヒーターと身体の間に隙間が生じ、うまく身体を暖められないことがあります。反対に小さすぎても、窮屈で取り回しに苦労することも。
失敗しないためには、各部の寸法をよく確認しておくことが大切です。特にユニセックスの製品を女性が使用する場合、普段のサイズで選ぶと合わないこともあるためよく寸法をチェックしましょう。
ファスナーによってサイズを調整できる製品もあるため、家族や友人とシェアする場合などにはそのような製品もおすすめです。
おすすめ電熱ベスト4つ
お店やネット通販では多くの種類が販売されており、迷ってしまう電熱ベスト。今回はその中でもおすすめの製品を4つ紹介します。
Makita(マキタ) 充電式暖房ベスト
特徴:
・4か所発熱(首元を含む)
・1回の充電で約20時間稼働
・バッテリー、バッテリーホルダ、充電器別売
・価格は約1万5000円前後(ネット通販の場合)
総合電動工具メーカーとして有名なMakita(マキタ)が販売する電熱ベストです。ヒーターがお腹に2か所、背中1か所、首元1か所の計4つ装着されており、しっかりと体を暖められます。フリース裏地で電源OFFでも暖かいのも魅力です。
MIZUNO(ミズノ) サーモブリッドリップルキルトベスト
特徴:
・首と背中に細い線状のヒーターを装着
・3段階の温度調整機能
・電源OFFでも暖かい吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を使用
・専用バッテリーを付属(約7.5時間稼働)
・価格は約3万円前後(ネット通販の場合)
総合スポーツメーカーのMIZUNO(ミズノ)が販売する電熱ベストです。細い線状のヒーターと遠赤外線の効果で冬でも暖かく、TVCMなどでも話題の商品です。楽天のスポーツ・アウトドアランキング(デイリー、リアルタイム)で1位を獲得した製品でもあります。撥水性が高く雨の日でも使え、約470gという軽量設計も魅力です。
スピードヒート
特徴:
・腰、背中、首3か所のマイクロカーボンファイバーが発熱
・3段階の温度調整機能
・15秒で約25度まで発熱
・専用バッテリーを付属(約5時間稼働)
・価格は約2万円前後(ネット通販の場合)
スピードヒートは、ヒートベスト累計販売数No1(日本マーケティングリサーチ調べ 2021年2月時点)をはじめとした数々の記録を持つ、人気の電熱ベストです。名前の通り「すぐにぽかぽか」をコンセプトとしており、スイッチを入れればわずか15秒で約25℃までスピーディに発熱し、すぐに体を暖めてくれます。
Doヒート
・背中部分に極薄フィルムの発熱ユニットを採用(カーボンナノチューブヒーター)
・4段階の温度調整機能
・自動で温度を一定に保つ安全設計
・専用バッテリーを付属(約2~6時間稼働)
・価格は約8000円前後(ネット通販の場合)
Doヒートは、背中にある風邪を招く邪気の通り道といわれる「風門」のポジションに、わずか0.2㎜の極薄フィルムの発熱ユニットを配置。面形状のヒーターは背中を均一に暖めてくれます。レディースモデルも用意されており、女性でも着やすいデザインを採用。機能豊富ながら価格が控えめな点も嬉しいところです。
電熱ベストは、通常の衣服よりも高い温度で身体を暖められますので、冬の寒い日の通勤、通学、買い物、散歩などでの寒さの苦痛が減ります。日常生活で違和感なく使えるデザインの電熱ベストも販売されていますので、ぜひ今年の冬は、電熱ベストで寒い冬を乗り切ってみてはいかがでしょう。