毎月の貯金額、半数以上が〇円未満と回答【アンケート結果発表】
みなさんからいただいたアンケートの結果を公開する「みんなのお金感覚」。
今回のお題は、「毎月いくら貯金してる?」です。
貯金額は、なかなか人に聞けないですよね。
気になるアンケート結果の発表です!
気になる毎月の貯金額、半数以上が月5万円未満
まずみなさんに、毎月の貯金額をおたずねしました。
最も多かったのは「1万円以上3万円未満」で25%でした。
次いで「3万円以上5万円未満」、「1円以上1万円未満」が多い結果に。
今回の調査では、約6割の方が5万円未満の範囲で毎月貯金をしていました。
一方で「0円」、「マイナス」と答えた人が、全体の15.5%となりました。
年代によって貯金目的は異なる傾向に
では、何のために貯金をしているのでしょうか?年代別に見てみましょう。
10代・20代では、他の世代と比較して「なんとなく」と回答している割合が多く見られます。
これには、結婚や出産などを機に明確なライフプランを描く30代以上の世代と異なり、まだ目標や目的が定まっていない時期であることが考えられます。
そのため、他世代と比べ、「趣味娯楽」が多いのも特徴のひとつです。
自分への投資を中心にできるのも、この時期でしょう。
30代以上になると、「なんとなく」貯金をする人は減り、それぞれ目的をもって貯金する人が増えます。
ライフステージから見れば、結婚、出産・育児、マイカーやマイホームの購入などを段階的に考えるようになります。
例えば、40代を見ると、「子供の教育費のため」貯金をしている割合が高く、自分の「趣味娯楽」のための貯金は控えています。
また、年代が上がるにつれ、やはり「老後のため」に貯金する人が増加します。
50代で半数近くになり、60代以上では半数を超えています。
その他の回答では、「生活費の不足を補うため」や「病気や入院など不測の事態に備えて」といった緊急時の予備資金として貯金をしているという回答がありました。
また、「独立・起業資金」として貯金している方も。
年収別の貯金額のちがいは?
最後に、年収と毎月の貯金額との関係を見てみましょう。
年収が150万円未満の場合、27%が「0円」あるいは「マイナス」と回答しました。
他と比較して貯金額は少額であり、「1万円未満」が23%となっています。
一方で、年収が150万円以上になると、貯金額も増えています。
年収「150万円以上300万円未満」のグループでは「1万円以上3万円未満」の貯金額が多く、年収「300万円以上700万円未満」のグループでは「3万円以上5万円未満」の貯金額が最も多いという結果となりました。
以上が今回の調査結果です。
今回の調査では、回答者の約6割が5万円未満の範囲で毎月貯金をしていることが明らかになりました。
また、多くの方が「老後のため」に貯金しているものの、30代以上になると、ライフステージの変化に伴って、それぞれ目的を持って貯金をしているようです。
この結果を参考に、同世代と比べてみて、自分が毎月いくら貯金するべきか、見直してみてはいかがでしょうか。
それでは、次回もお楽しみに!
【基礎データ】
募集期間:2022年11月26日~12月1日
対象者:募集期間中、Wallet+アプリ内の募集記事からアンケートにご回答いただいた方
有効回答数:1059人
年代別回答数:10代:2人、20代:78人、30代:171人、40代:286人、50代:334人、60代以上:188人
性別回答数:男性:348人、女性:697人、無回答:14人