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エコな太陽光発電、今から導入したら何年位で元が取れるの?

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エコな太陽光発電、今から導入したら何年位で元が取れるの?

【画像出典元】「Halfpoint- Shutterstock.com」

夏は「冷房にかかる電気料金が心配...」という方も多いでしょう。そこで今一度、考えてみたいのが太陽光発電です。2024年の今から導入してもメリットはあるのでしょうか?今回は太陽光発電の設置費用や、何年で回収できるのかなどを探っていきます。電気料金の値上がりが気になる人、必読です!

 電気料金の内訳は?

内訳表
【画像出典元】「経済産業省資源エネルギー庁公式HP

電気料金の内訳は以下の3つ。この合計が月々の電気代として請求されています。

・基本料金
・電力量料金
・再生可能エネルギー発電促進賦課金(以下、再エネ賦課金)

基本料金、電力量料金は、知っている方も多いでしょう。毎月固定で支払うのが基本料金、使った電気の量に合わせ支払うのが電力量料金です。

再エネ賦課金とは、電力会社が再生可能エネルギーの買取りに使った料金の一部を契約者が負担する料金です。2024年度は電気使用量260kWh(一般的な家庭の使用量)の場合、1カ月当たり907円です。

次に、太陽光発電を導入するとどうなるのかを見てみましょう。

太陽光発電ってどんな仕組み?

太陽光発電は、太陽光のエネルギーを使って発電することをいいます。家庭では屋根やカーポートなどに太陽光パネルを取り付けて、発電した電気を自宅で使ったり、電力会社に売ったりすることで電気代を減らすことができます。

固定買取価格制度「FIT制度」とは?

調達価格の表
【画像出典元】「経済産業省『令和6年度以降(2024年度以降)の調達価格等について』pdf

「FIT制度」とは、太陽光など再生可能エネルギーで作った電気を、10年など固定価格で買い取ることを国が保証する制度です。2024年度の太陽光発電の売電価格は、10kW未満(家庭用)の場合で1kWhあたり16円です。

太陽光発電設置にかかる費用は?

太陽光発電設置
【画像出典元】「MAXSHOT_PL- stock.adobe.com」

経済産業省「令和6年度以降の調達価格等に関する意見」によると、2024年度の太陽光発電設置費用は1kWあたり25.5万円と見られています。このことから、5kWの太陽光発電システムを設置した場合の費用目安は、約127.5万円となります。

さらに安い価格で設置できるメーカーも増えていますが、ひとまずこの金額を参考にしてください。ちなみに家庭用の太陽光発電設置には、次のようなものが必要です。

・太陽光パネル
・電力制御のパワーコンディショナ
・発電モニター
・配線
・架台

太陽光発電の平均的な費用回収年数は?

お金の計算
【画像出典元】「Wasan- stock.adobe.com」

5kWの太陽光発電システムで毎日発電した場合、年間の発電量は5000~6200kWh程度。その発電量を自家用と売電に分けた場合、平均すると60%が売電、40%程度が自家用に使われています。

6割に当たる3000~3720kWhを売電した場合の収入は、4万5000円~5万5800円(1kWhあたり16円で計算)。自家消費分の4割に当たる便益は、前述の資料より26.46円/kWhなので、5万2920~6万5629円。合わせた年間の収益は9万7920~12万1420円で、設置から10~14年ほどで費用が回収できる計算となります。

少しでも費用を多く回収する方法

電卓
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FIT制度を利用した場合、その期間内に回収できるのが最も理想的です。最近では発電効率の高い太陽光パネルも増えてきており、さらに効率よく費用回収できる可能性もあります。

もし固定期間で回収できなかった場合、売電価格は10円/kWh以下となり、そのままでは非効率です。すべて自家用に回したり、買電価格の高い電気会社に売ったりしましょう。

また、地方自治体によっては補助金を交付しているところも。お住まいの地域が太陽光発電設置の補助金を出しているのかを確認してみましょう。

このように、自治体の補助金を活用し設置費用を抑えれば、10年未満で費用を回収することも可能です。電気代節約を考えている方、売電で収入を得ることを考えている方は、本記事を参考に太陽光発電を考えてみませんか。