リスクゼロで気軽に投資体験!「株シミュレーションアプリ」3選

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目次
安く買って高く売る、配当金をもらうなど、株式投資は投資の醍醐味を感じることができる魅力的な投資方法です。ネット証券とスマートフォンを使って株式投資をする人も増えてきました。今回は株式投資を実際に始める前に体験して欲しいシミュレーションアプリを紹介します。
資産運用への関心は高まっているのに、投資に踏み切れない理由は?
近年、20代・30代を中心に投資への関心が高まっていると言われています。背景には、将来の資産形成や老後資金への不安、NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)といった税制優遇制度の普及、そしてSNSやアプリを通じて投資情報が身近になったことが挙げられます。
このように資産運用や投資への関心が高まっているものの、実際に投資を始めることに躊躇する人も少なくありません。その主な理由には、以下のような点が挙げられます。
・損をすることへの不安
投資は元本保証がなく、損失を被る可能性があるため「怖い」「損をしたくない」と感じる人が多いです。
・知識・経験の不足
株式や投資信託、資産運用の仕組みが難しく感じられ、「何から学べば良いか分からない」という声が多くあります。
・初期費用や手続きのハードル
実際に証券口座を開設し、資金を入金して取引を始めるまでの手続きが面倒で、心理的な壁になっています。
このような不安や疑問を解消するために、近年注目されているのが「株シミュレーションアプリ」です。
投資初心者の不安解消!株シミュレーションアプリのメリット

株シミュレーションアプリは、実際のお金を使うことなく、仮想の資金で株式投資や投資信託などを売買し、資産運用を体験できるアプリです。資産運用の基本を学べるため、投資初心者に最適な学習ツールとして注目されています。主な特徴と学べるポイントは以下の通りです。
・リスクゼロで投資体験
実際の株価データや過去の値動きを使い、リアルな株式取引を体験できます。実際に損失が発生する心配がないため、初心者でも安心してチャレンジできます。
・投資の基礎知識が身につく
アプリ内で株式投資や資産運用の基礎知識、用語、取引の流れを学ぶことができます。学習コンテンツやチュートリアルが充実しているアプリも多いです。
・取引の記録・振り返りができる
どのような判断で株を売買したか、その結果どうなったかを記録することができ、振り返ることで自分の投資スタイルや課題を把握できます。
・利益確定・損切りの重要性を体感できる
利益を確定するタイミングや損失を最小限に抑える「損切り」の重要性を、シミュレーションを通じて学べます。
・分散投資や銘柄選びのコツを習得できる
複数の銘柄に分散して投資することでリスクを抑える方法や、ファンダメンタル分析・テクニカル分析の基礎も体験できます。
初心者におすすめの株シミュレーションアプリ3選
ここでは、投資初心者や20代・30代に特におすすめの株シミュレーションアプリ3つを紹介します。
① 株たす
グリーンモンスター株式会社が提供する株式投資シミュレーションアプリ。東証のリアル株価データを使った本格的な取引体験に加え、IPO(新規公開株)のバーチャル抽選や株主優待体験、投資詐欺体験チャットなど独自機能が豊富です。初心者向けのAIチャット機能で「わからない」をその場で解決できます。
取扱商品/日本株・米国株、IPOなど約7000銘柄対応
② トウシカ
「トウシカ」は、ゲーム感覚で長期積立投資をシミュレーションできるアプリ。新NISA制度にも対応し、過去の値動きをもとにしたリアルな投資体験が可能です。チャット形式で自分の職業や収入を入力すると、最適な投資プランを自動診断してくれます。イラスト付きのやさしい解説や、投資信託・つみたてNISA・iDeCoなどの情報も充実しており、資産運用の第一歩に最適です。
取扱商品/投資信託、ETF、新NISA、iDeCo
③ moomoo
「moomoo」は、moomoo証券が提供している米国株を中心に約7000銘柄を扱う株シミュレーションアプリです。仮想資金で売買を試しながら、リアルタイム株価を0.3秒更新で確認できます。学習サポートやチュートリアルなどを使うことで、初心者でも安心して株取引の基礎を身につけられます。
取扱商品/国内株式、米国株、ETF、投資信託、micro米国株など約7000銘柄
シミュレーションアプリを効果的に活用する5つのコツ

株シミュレーションアプリを最大限に活用するためには、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
1. 具体的な目標を設定する
「1週間で5%の利益を目指す」など、数値を伴った具体的な目標を設定することで、学習の進捗を確認しやすくなります。
2. 取引の記録をつける
なぜその銘柄を選び、どんな理由で売買したのか、結果どうなったかを記録しましょう。自分の判断の傾向や課題を客観的に把握できます。
3. 定期的に振り返りを行う
成功・失敗を問わず、定期的に自分の取引を振り返り、うまくいった点や改善点を分析しましょう。失敗からも「なぜ失敗したのか」を考察することで、実際に役立つ判断力が養われます。
4. 利益確定と損切りのルールを持つ
利益が出たらどこで確定するか、損失が出たらどこで損切りするか、事前にルールを決めておきましょう。これがリスク管理の基本です。
5. 分散投資を心がける
1つの銘柄に集中せず、複数の銘柄に分散投資することでリスクを抑えられます。ファンダメンタル分析(企業業績や財務状況の分析)やテクニカル分析(株価チャートの分析)の基礎もシミュレーションで学びましょう。
昔と今では大きく変わった投資環境
筆者が30年前に株式投資を始めた当時は、証券会社の窓口で注文書を書いたり、電話で約定を確認したりするのが当たり前でした。情報も新聞や限られた専門誌に頼るしかなく、やがて携帯電話が普及してきても、いわゆる“ガラケー”で簡易な株価をチェックするのが精一杯です。リアルタイムの情報や詳細な分析には限界があり、常に情報格差を感じていました。
それが今では、スマートフォン一つで取引から情報収集、シミュレーションまで完結できる時代です。特に、リスクなしで投資の仕組みを学べる「株シミュレーションアプリ」は、これから投資を始める人にとって心強い味方だと感じます。
自分が若い頃にこうしたツールがあれば、もっと気軽に株式投資を始められていたかもしれません。経験に頼るしかなかった時代から、誰もが学びながら挑戦できる時代になりました。このような投資環境の進化には、正直うらやましさすら覚えます。
まとめ~この夏、リスクゼロで投資デビューの一歩を~
投資や資産運用は、知識と経験が重要です。ですが、最初の一歩を踏み出すには不安がつきものでしょう。株シミュレーションアプリなら、リスクゼロで本格的な株式投資や資産運用の仕組みを体験し、知識を身につけることができます。
この夏休み、ぜひ「株たす」「トウシカ」「moomoo」などの株シミュレーションアプリを活用して、投資の世界を体験してみてはいかがでしょうか?実際の取引に進む前に、シミュレーションで自分にあった投資スタイルを見つけ、資産運用の第一歩を踏み出しましょう。
株式投資に限らず、投資は「知ること」「慣れること」から始まります。まずはアプリでシミュレーションを楽しみながら、将来の資産形成に向けて一歩踏み出してみてください。
ただしシミュレーションと実際の投資では心理的な要因が大きく異なります。実際の投資では以下の点に特に注意しましょう。
・値下がり局面など実際の損失に対する心理的プレッシャー
・手数料や税金など取引にかかるコスト
・投資は必ず余裕資金で行い、生活費には手を付けないこと
資産運用をしていると、相場の急変や予測不能なニュースによって感情的に売買判断をしてしまうこともあります。シミュレーションでは冷静に判断できても、実際のお金が動くと誰しも冷静さを失いがちです。
また、短期的な値動きに一喜一憂しすぎると、本来の投資目的を見失う原因にもなります。一株単位で売買ができる証券会社も増えてきましたが、一般的には株式投資にはまとまった資金が必要なことが多いです。
シミュレーションで「自分には株は向いていない」と思ったら、投資信託の積み立てなどを検討してみましょう。いずれにしても焦らず、地道な資産形成を心がけてください。
※資産運用や投資に関する見解は、執筆者の個人的見解です。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします