福岡のノマドワーカーにおすすめシェアオフィス「もはやカフェ越え」
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個人の働き方の価値観が多様化し、学生の起業やフリーランスとしての独立がカジュアルにチャレンジできるようになった現代。そんな中、注目を集めているのがシェアオフィスやコワーキングスペースです。起業家やフリーランス、会社員だけでなく、学生や主婦などさまざまな人たちと交流が可能で個人の能力までシェアできるのが最大のメリット。今日は福岡で最新のシェアオフィス・コワーキングスペース事情をエリア別にお伝えします。
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【西中洲】福岡と全国のノマドワーカーをつなぐオフィス「DIAGONAL RUN FUKUOKA」
福岡と全国のビジネス拠点をつなぎ、大きなネットワークで新しい価値を創造する「DIAGONAL RUN FUKUOKA(ダイアゴナルランフクオカ)」。東京八重洲にある「DIAGONAL RUN TOKYO」との連携はもちろん、全国各地のビジネス拠点とパートナーシップを結び、若い世代にあらゆる可能性を開くコワーキングスペースです。
ワークスペースは全部で4種類。1万5000円~/月のフリーデスク、2万3000円~/月の固定席、9万円/月のスモールオフィス、単発で利用したいときに便利なドロップインは1コインの500円/時間、1500円/日となっています(すべて税別)。
※月額利用の場合、事務手数料として1ヵ月分の利用料が別途かかります
利用できる時間は平日の9~22時まで。月額の会員になると毎月10時間まで無料で会議室やロッカーを使えるサービスや、月額会員でなくても無料で飲めるドリンク、郵便物の受け取りサービス、福岡をはじめ、東京、シンガポールなど複数の提携施設の料利用など、サポートサービスが充実しているのが大きな魅力。
場所は中洲にあるシップスガーデン水上公園のほど近く。福岡の街並みが見渡せるロケーション最高のオフィスが、手ごろな値段で利用できます。
もちろんビジネスの利用でなくてもOK。まずは気軽にドロップインから試してみてはいかがでしょうか。
【博多】仕事、学ぶ、遊ぶをアップデート!「BASES FUKUOKA」
学生、ビジネスマン、フリーランスに芸術家など、さまざまな人々の交流を通し、誰もがより良い方向へステージアップすることをテーマにした「BASES FUKUOKA(ベイシズフクオカ)」。博多駅から徒歩3分という便利な立地のコワーキングスペースです。
コミュニケーションの拠点として気負うことなく利用できるのが最大のメリット。仕事をする人も勉強をする人も一つの空間を共有し、情報交流ができる場所として注目されています。
「BASES会員が一つの組織」というスローガンを掲げ、得意なことを得意な人がすれば大きな力を生み出せるというのがコンセプト。まさにSNSが具現化したようなスポットですね。
料金は、会員登録不要のビジターで1000円/時間、9~17時のフリータイムが1000円、17~22時(平日のみ)のフリータイムが1000円、終日フリータイムが1500円で電源、Wi-Fi、フリードリンク付きです。
デスクワークや打ち合わせ、またはライブラリーで情報収集などさまざまな目的で利用できる、みんなのためのスポットです。
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【大名】福岡市と連携「Fukuoka Growth Next」
2014年3月に廃校になった「旧大名小学校」の校舎をそのまま利用した「Fukuoka Growth Next」。
ノスタルジックな学校の雰囲気はそのままに、2、3階に合わせて44のチームルームや固定席、フリー席のシェアオフィスがあり、いずれも無料の無線RANを完備しています。
1F部分には約50坪の「イベント・コワーキングスペース」や、デジタルなモノづくりのための工作室「デジタルファブリケーション」を配しており、機材や設備を揃えずに新しい試みにチャレンジできる設備も充実。
地域経済の発展を目的とする福岡市と連携しているため、起業や独立を目指す人の支援機関「福岡市スタートアップカフェ」、雇用や採用についての悩みを無料で相談できる「福岡市雇用労働相談センター」も併設。若い世代の起業や雇用を全面的にバックアップしています。
さらに、IT起業家が集うBARとして名をはせた「AWABAR」、スペシャリティーコーヒーの専門店「ハニー珈琲」が入居。待ち合わせや休憩、情報交換の場として使えるのはもちろん、起業家でなくてもコーヒーやビールを楽しみに行くだけでインスピレーションが得られそうです。
料金は、固定席1万2000円/月、フリー席8000円/月など。おしゃれで温かみのある雰囲気を楽しみに、ふらりと立ち寄りたくなりますね。
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【西区今宿】創造を生み出す海辺のシェアオフィス「SALT」
能古島を見渡す今津湾沿いという絶景ロケーションのシェアオフィス「SALT」。波音に浸りながら自由なスタイルで作業をすれば、さまざまなアイデアが浮かんできそうです。
ドロップインは平日のみ予約可能で10~19時まで2000円/日。1日単位なので、時間を気にすることなく自由な過ごし方ができそうです。しかも無料のドリンクスペース、水曜日には地元食材を使ったヘルシーランチを1コインで提供する「SALT給食」も利用できます。
作業しながらふと目を上げると海。ワクワクするアイデアがたくさん浮かんできそうなスペースですね。
【西区能古島】船で10分のシェアオフィス。能古島でアイランドワーク「TURTLE」
上で紹介した「SALT」が7番目の拠点として開設したのが能古島の「TURTLE」。心地よい海風が吹く第2の家のような雰囲気を持つ癒しの空間です。
使い方はさまざま。のんびりするために1人でワーキングスペースを借りるもよし(利用希望日の2営業日前までに要予約)、研修や合宿で1棟丸ごと予約するもよし。さらにはイベントや農業体験などのアクティビティも充実しています。
料金はスペース利用で1500円/日(10~19時)。たまには環境を変えて仕事や勉強をしたい人に最適なスペースですね。
「交流」「遊び」「ビジネス」の境界線がなくなりつつある現代。誰もが気軽に交流できるシェアオフィスやコワーキングスペースは、次世代へ続く新たなビジネスモデル生み出す種となり、大きく育っていきそうですね。