友達や上司に喜ばれる結婚祝いギフト3選、のし&メッセージの例文も
新しく夫婦になる二人に贈る結婚祝いのプレゼント。でも実際、上司や友人にプレゼントを贈るとなると、どんなものが喜ばれるのか、どんな熨斗(のし)をつければいいのか、メッセージはどんな内容がいいのかなどのマナーも気になりますね。そこで今回は、人気の結婚祝いのギフト、相場、知っておきたい結婚祝いのマナーなどご紹介します。
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喜ばれる結婚祝い 人気のプレゼント3選
結婚する二人に、友人・親戚・職場の同僚などから贈るプレゼントが結婚祝いです。結婚式に出席できなかったから別の方法でお祝いの気持ちを伝えたい、ご祝儀と別にプレゼントを準備したいというときに贈ることが多いようです。
結婚祝いで喜ばれるのは二人の新生活で役に立つ、もしくは記念になるもの。そういった視点から人気の結婚祝いを選んでみました。
【ペアの食器、茶碗】
ペアの食器やマグカップは結婚祝いの定番。似たもので夫婦箸やペアのお茶碗などがあります。二人の名入れをするとより記念になるでしょう。
【キッチングッズ】
ストウブやル・クルーゼといったおしゃれで実用性もある鋳物ホーロー鍋、圧力鍋やフードプロセッサー、ホームベーカリーなど、料理の手助けをしてくれる家電も人気です。
【フラワーアレンジメント】
何にするか迷ったときはお花。手頃なものから高価なものまで色々あるので、予算に合わせて選ぶことができます。
結婚祝いでNGとされているプレゼント
結婚祝いには、縁起が悪いとされているものがいくつかあります。
【刃物、ガラス製品】
「割れる」「切れる」という言葉を連想させることから、刃物やガラスはNG。ただし包丁は「切り開く」、ガラス製品もペアなら「対」という意味があることから、最近ではプレゼントとして選ぶ人も増えています。
【特定の数字】
セットになったものを贈るときには、「割り切れる」偶数にならないようにします。奇数は縁起がよいとされていますが9だけは「苦」をイメージすることからNGです。
結婚祝いを贈る時期と予算。家族、友達、職場の同僚の相場はいくら?
贈る時期はできれば結婚式の1~2ヶ月前まで、遅くとも2週間前というのが常識的なところ。本来は縁起のよい大安や天赦日(てんしゃび)などの吉日に持参しますが、遠方や忙しい場合は、配送でもかまいません。
次に、結婚祝いのプレゼントの予算は、ご祝儀の1/3が一般的な金額とされています。例えば友人や職場の同僚、いとこといった関係ならご祝儀の相場は3万円なので予算は1万円、兄弟・姉妹ならご祝儀の相場は5万円なので2万円という具合です。
お祝いの気持ちを伝える熨斗(のし)とメッセージ
結婚祝いは冠婚葬祭のひとつ。フォーマルな行事なので、ギフトには熨斗紙をかけて贈ります。水引は水切り、結びきりが一般的。表書きは「寿」「御祝」「御結婚御祝」などとしましょう。夫婦など連名で贈るときには夫の苗字・名前を中央に、妻は下の名前だけをその隣に書きます。
また、必ずギフトに添えたいのがメッセージ。メッセージを書く際のインクは、黒または濃紺がマナーです。文章内には、縁起の悪い忌み言葉や重ね言葉、句読点は使わないよう気をつけます。下記に例文をあげますので、参考にしてくださいね。
【友人には親しみを込めて・・・】
・ご結婚おめでとうございます 末永くお幸せに!
・結婚おめでとう! 世界一幸せになってね
【会社の同僚には礼儀を守りつつ温かく・・・】
・ご結婚おめでとうございます お二人のご多幸を祈っています
・ご結婚おめでとうございます お二人で明るい家庭を築かれてください
【兄弟、姉妹、親戚には家族へのメッセージとして・・・】
・Aくん Bちゃん ご結婚おめでとう 二人の永遠のお幸せを祈っています
友人や職場の上司、同僚のために一生懸命プレゼントを選んだり、メッセージの内容を考えたり、マナー違反にならないよう熨斗(のし)に気を配ったりするのは二人を祝福するからこそ。素敵なギフト、気持ちが伝わるマナーで本当に喜ばれる結婚祝いを贈りましょう。