占い師マリ・カルロッタ・フォルトナータが、1月後半の暦占いをお届けします。

1月後半は、二十四節気の【大寒（だいかん）】がやってきます。
前回の二十四節気である『小寒』から今回の『大寒』を挟んで、節分までは「寒の内（かんのうち）」「寒中（かんちゅう）」と呼ばれます。

この「寒の内」「寒中」の、朝汲みの水は「寒の水（かんのみず）」と呼ばれました。
「寒の水」は、霊力霊験があらたかで、長寿のもととも言われており、「寒の水」で味噌やしょうゆ、酒などを仕込むことを「寒仕込み」と言います。

「寒仕込み」で仕込んだ飲食物は傷みにくく、おいしいとされていたそうです。科学的に言えば、この寒い時期の水には雑菌が少ないと言われています。菌が少ない分、寒仕込みのものは傷みにくかったのかもしれませんね。

1月後半は、神社仏閣での楽しい行事も多くなっています。
16日には初閻魔、18日には初観音、21日は初大師、24日は初地蔵、25日は初天神と続き、各地の神社仏閣では、お祭りや行事が開催されます。これらのご縁日、各所神社仏閣に詣でて、今年一年の幸運を願ってみるのもいいかもしれません。

さて、今月後半、もっとも運気の良い日は、

◆1月18日◆

になります。この日は、

・巳の日（巳の日）
・初観音（はつかんのん）

の2つの吉日が重なります。

・巳の日（みのひ）
巳とはすなわち蛇のことです。そしてこの蛇とは、財運と美、芸術をつかさどる弁財天の使いとされています。そのため、蛇がつかさどる巳の日は、弁財天の加護がある日とされ、財運を引き寄せ、美や芸術に関する技能の向上が見込めるとも言われています。

財産を増やしたいなら、この日に何かやってみると良いでしょう。また、歌や踊り、音楽にまつわる才能を伸ばしてくれる日とも言われているので、これらの練習をするといいかもしれません。

・初観音（はつかんのん）
初観音は観世音菩薩（かんのんぼさつ）、通称観音様のご縁日です。この神様は、人々の苦しみを取り除き、願いを叶えてくれるというご利益があります。初観音の日は、このご利益がとりわけ強くなる日。この日に観音様にまつわるお寺に参詣することで、あなたの願いもぐっと叶いやすくなるでしょう。有名どころでは東京の浅草寺、京都の清水寺、奈良の法隆寺などが観音様のご縁のあるお寺です。

1月18日にやってみると吉なラッキーアクション♪

◎副業でお金を引き寄せたいあなたは

副業の成功を願うのなら、18日に観音参り、弁財天参りをすると吉。片方だけでもよいのですが、両方に行くと、素晴らしい運を手に入れることができます。

また、副業に使う道具を掃除すると、よりお金を引き寄せる運気がやってきます。
この日は道具の手入れを行いましょう。

◎夫婦・恋人円満を願うあなたは

この日に相手に何かを与えることで、より円満な関係が結ばれるでしょう。プレゼントや感謝の言葉など、あなたからお相手に与えてください。また、与えるものは、一つではなく、複数であるとよりよいでしょう。言葉なら一言ではなく、たくさんの言葉を、プレゼントなら、一個ではなく複数個が吉。

◎転職を成功させたいあなたは

転職しようとしているのなら、この日の朝汲んだ冷たいお水を飲むと吉。特別なお水である必要はなく、水道水でもOKです。この日の朝の水は、あなたに転職成功の運気をもたらします。

◎多くの幸運を手に入れたいあなたは

ハッピーに幸せに暮らしたい、みんなが願うことですよね。今年の幸運を手にしたいのなら、鈴を身近に取り入れるといいでしょう。キーホルダーやお財布、カバンなんかに小さな鈴をつけてみたり、神社の神楽鈴で清めてもらったりするといいかもしれません。鈴の音を鳴らしたり、鈴をつけたりすると、あなたから厄を払い、金運、幸運を引き寄せてくれます。

1月後半、他に運気の良い日は？

1月28日
一粒万倍日（一粒の種まきで万の実りがある日。何かをスタートさせると吉）
初不動（不動明王のご縁日。参拝で出世運、勝負運、商売繁盛、災いを遠ざける等のご利益あり）

1月30日
巳の日（金運アップの日。お財布を買うと運気アップ）