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花満開で心もウキウキ! お金をかけずに春の花壇を作るコツは?

5000円でかなうコト 金崎 順子

花満開で心もウキウキ! お金をかけずに春の花壇を作るコツは?

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目次

町を歩くと、花の開花に春の訪れを感じる今日この頃。愛らしい花を見ていると、忙しい日々にホッと笑顔を取り戻せるような気がします。潤いの感じられない我がマンションのベランダにも、少しは春を送り込みたい・・・。今からでも春のガーデニングは間に合いますか?

Q1 マンションのベランダに、あまりお金をかけずに花壇を作れますか?

レンガを積む

出典元:coramueller/iStock/Thinkstock

A1 もちろんです! ただ、ベランダに直接、土を敷き詰めるわけにはいかないので、コンテナ栽培が基本となります。

今はガーデニングショップにおしゃれなコンテナが売っていますが、お手軽かつリーズナブルな箱花壇に重宝するのが、トロ箱や発泡スチロールの箱です。特に発泡スチロールは軽いので持ち上げやすく、断熱性があるために土が真夏の猛暑や冬の冷気など、外気温の影響を受けにくいという利点があります。

コンテナとして使う場合は、箱の底にいくつか直径1~2㌢の穴を開け、土が底からこぼれ落ちないように不織布を敷いて土を入れます。床に直接置かずにレンガなど敷いて、何㌢か底上げしてください。箱の周囲にレンガを2~3段積み重ねてレンガの縁取りを作れば、簡単花壇の出来上がり! 土は高さ10㌢もあれば、背丈の低い草花や葉野菜を育てるには十分です。

1個約300円ほどのレンガブロックが20個もあれば、素敵な花壇になりますよ。合計して約6000円くらいでしょうか。ホームセンターや園芸店にはほかにもさまざまな素材があるので、いろいろ探して工夫してみてはいかがでしょうか。

Q2 ベランダガーデニングならではの注意ポイントはありますか?

花に水やり

出典元:Elenathewise/iStock/Thinkstock

A2 まず一番の注意ポイントは水やりです。ベランダにはほとんど雨水や朝露がかからず、器や鉢で栽培している(土の中に含まれる水分が限られる)のでこまめに水やりしましょう。春から初夏の過ごしやすい季節は、朝夕の2回。夏になったら早朝と夕方から夜にかけての2回、土の温度が上昇していない時間帯に水をあげてくださいね。

ただし、水のあげすぎにも注意を! 土が湿っているときは水やりはお休みしましょう。

また、上下左右の部屋に住むご近所に迷惑をかけない気配りも忘れずに。たとえば…。
・土や枯葉などを排水溝に詰まらせない
・枯葉や花がらなどが飛散しないように掃除を欠かさない
・水やりのとき、階下やお隣に飛び散らさないように注意
・風で鉢が落ちたりしないように配置する
・ベランダの荷重制限を越えない(だいたい1㎡あたり180kg以内)

もう一つ知っておきたいのは、マンションのベランダは「専用使用権が認められた共用部分」で、集合住宅の避難経路になっている場合が多いこと。隣室との境の壁は破れる構造で、階下へ降りるためのハッチが設けられているので、壁の前やハッチの上に大型の物を置かない配慮が大切です。また、マンションの補修工事のときなど、すぐに鉢やコンテナを可動できるようにしておきましょう。

Q3 マンションでも育てやすい花を教えてください。 

プランターに花を植える

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A3 ベランダでは、大きく育つ植物よりは背丈の小さな草花などの方が育てやすいと思います。理想は、季節の花をこまめに植え替えること。ただ、たくさん植えすぎて手入れが追いつかないなんてことにならないように、ひとつひとつの植物を育ててきれいな花を咲かせ、楽しむようなガーデニングがおすすめです。

お気に入りの鉢や器などに植物を入れて、ベランダをディスプレーする感覚で楽しむのも一興。いろいろな植物を寄せ植えにして楽しむときは、水が好きな植物や水があまり要らない植物を混在して植えないように注意が必要です。苗を買うお店のスタッフに、育てるときのポイントを聞いてくださいね。

3~4月、ガーデニングショップの店頭にはパンジーやマーガレット、キンギョソウなどの春の花の苗が並んでいます。葉野菜ならレタスやラディッシュ、ミニトマトetc。夏の花に植え替える5月まで、春のガーデニングはまだまだ楽しめますよ。

Q4 出張や旅行で家を空けがちで、つい枯らしてしまうのです。何か対策はありますか?

バルコネラ

出典元:松尾貿易商会

A4 水やりで失敗して枯らしてしまう・・・そんなお悩みの方も思います。鉢の底についた水タンクから植物の根が給水する底面給水の鉢もありますが、こまめに様子を見られない方は余計に根腐れが心配。

そこでご紹介したいのがドイツ生まれの「レチューザ」。底面灌水タイプのプランターです。水位計が付いているので水やりの管理が簡単。また、鉢底に、水の浄化や土壌環境の改善などの働きがある専用クレイを入れるため、植物が気持ちよく植物が元気に育ちます。写真のように、コンテナサイズのものやトマトや果物も植えられる深さのプランターもありますよ。

価格は、写真上の「コテージ・バルコネラ50」が6500円、「コテージ・バルコネラ80」が1万2000円。写真下は「コテージ・トリオ30」で3万3000円。いずれも底面潅水セット付きの価格です。こちらは決して安くはありませんが、安心して旅行に出かけることができますよ。

レチューザ

コテージ・トリオ

出典元:松尾貿易商会


発泡スチロールの箱ならわが家にあるから、すぐできます(笑)。こまめな方ではないので、小さな箱1個からチャレンジしてみようかな。好きな花を1種類、それとガーデニングショップの店員さんに育てやすい花を教えてもらって、小さな花壇から始めてみようと思います。

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