福岡女性のお財布事情Vol.3~働く女性の気になるお金の使い方のぞいちゃいました!
皆さんのおサイフ事情に関するアンケート結果を
毎週火曜に公開する「みんなのお金感覚」。
今回は、働く女性の動向をリサーチしている「アヴァンティ働く女性研究所」の
アンケート回答者から、福岡の働く女性の家計簿事情をインタビューさせていただきました。
気になる隣のお財布事情を見ていきましょう!
食費や光熱費の倹約で、1年に一度以上は芸術鑑賞に
まずは、お1人目、Aさん(33歳・既婚・正社員)
Aさんは、仕事の傍ら、以前から大好きな趣味を持っている。
それは「ミュージカル鑑賞」。
去年は、宝塚と、劇団四季を観に行ったそうです。
「ミュージカルの世界観が大好きです。
日頃得られない美しさ、きれいさがあります。
高いお金を出した場所でしか味わえない雰囲気が好きです」。
いつも、ご友人と一緒に気になる演目に狙いを定めてチケットを取るのだそうです。
「観劇することで、世界観が広がります。
友だちと新しい接点もできて話が広がるから、私の生活にはとっても大切です」と話されます。
毎回楽しみにしている趣味のためには、日々の節約もこまめなAさん。
「夜間だと電気代が安くなるので、その時にお茶を沸かしたり、
天気が悪い時は夜間に除湿器使用して節約を意識しています。
また、日常の支払いはクレジットで行うようにしてポイントを貯めるようにしています」
なかでも、「夫が外食大好きで、外食するなら値段を気にせず頼むので
日頃、疲れていて家で食べるときは、簡単に済ませられるごはんや
おかずを買い置きするようにしています。
質素に見えないように、見た目ボリュームある夕食を出すようにしています」
とはなんと主婦の鑑!
メリハリ消費で、外食や趣味にはお金を使い、日ごろは堅実に。
それを実践しているAさんです。
毎月の収入の半分以上はプラスに!
日々の堅実な暮らしが、家計に反映されていますね!
125万円で東京の起業塾を受講、フリーランスで活躍中!
お2人目は、Kさん(33歳・未婚・フリーランス)
Kさんは現在、念願かなって漫画家としてフリーランスで活躍中。
2016年に独立するまでは、OLをしていたそうです。
しかし、「やっぱり夢を諦められなくて」と一念発起。
東京で開催される起業塾に思い切って申し込んだそうです。
その額、10ヵ月間で125万円。
受講料は、OL時代に銀行のフリーローンで借りたお金で工面したといいます。
「起業塾は今から思うと、よく行ったなあと思います。
でも、東京開催なので出会える人や視点が変わることも期待して
未来に投資しました」
思い切った自己投資の結果、起業後、現在では元は取れたそうです。
「同期とのつながりがプライスレス。同期から仕事の依頼があったのもよかったです。
決して安くはなかったけど、受けてなかったら、今独立していないかもしれない」
そうKさんは語ってくださいました。
毎月の収支は、マイナスになることもあるけれど年間通してトントン。
これから収入を増やして預金も計画的に進めたいそうです。
旅のしおりを毎回パパが作成!
今だけの思い出作りに。家族旅行、年間50万円
続いて3人目は、
Rさん(43歳・既婚・会社員)
Rさんのご家庭は現在、夫が単身赴任。普段はお子さんと3人で生活する暮らし。
共働きで夫婦合わせた収入は月90万円程度と、家庭の平均年収よりはゆとりがあります。
※2016年の子育て世帯の平均年収は約688万円(労働政策研究・研修機構調査)
でも、「あればある分使っちゃう性分」と自分で語るように、
残高があればつい外食が多くなったり、自分にご褒美を買ったりということも多いそうです。
そんなRさん一家が一番大切にしているのが、年に数回は行く家族旅行。
国内を中心に、子どもが幼いころから恒例行事となっています。
旅行のエリアを決めたら、家族それぞれが行きたいところをピックアップ、
それに応じて夫が旅をプランニングします。
毎回立派な「旅のしおり」が配られるというから、本格的。
そんなRさん一家が2017年に旅行したのは
夏に南九州と冬に沖縄と、近場に何度か。
「旅行先でお金のことを気にしたくなくて」と話すKさんは、
旅行先で食べたいもの、行きたい場所を叶えるための出費は惜しみません。
一方で、賢く旅プランを立てるのも上手で、
「宿泊先を選ぶときは、プレミアムフロアの部屋を選ぶようにしています。
そうすると、軽い昼食や夕食がついていたり、アメニティがランクアップしたり、
ドリンクサービスがあったりと、子連れでゆっくりしたい旅の時は
トータルで安く済むこともありますよ」と旅のコツを教えてくれました。
そんな旅好きなRさん。
以前は、漠然と貯めていた貯金から旅資金を切り崩していたそうですが、
昨年から、Wallet+の目的別貯金に切り替えたそうなんです。
「スマホで気づいたときに増額できるし、
毎月自動的に、口座から仕訳けてくれるので気づいたら結構貯まっていました」とRさん。
目的を決めて収入から賢く分け、大事な家族旅行に予算を充てる。
これでますますKさんの家族旅行が充実しそうですね!
毎月の収支はプラス。
余裕のある月は、積み立てに回して旅行や大きな買い物、欲しいものに使っています。
さて、ここまで3回にわたって
取材した3人の方のお財布事情を見てきましたが、
日々の節約と、堅実な貯金、運用で
大切にしたいことにメリハリ消費をしていることが見えてきました。
みなさんはどんなお金の使い方、貯め方してますか?
やりたいことを叶えるお金の使い方、参考にしてみてください!
アヴァンティ働く女性研究所によるウェブアンケート
対象者:福岡県内で働く女性 ●N=102 ●年齢:20代4.0%、30代48.2%、40代41.1%、50代16.6% ●未既婚:未婚48.0%、既婚52.0% ●子ども:いる44.1%、いない55.9% ●職業:経営者・役員3.9%、正社員64.7%、派遣社員2.0%、契約社員・嘱託8.8%、個人事業主・フリーランス・自営業8.8%、パート・アルバイト11.8%