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FPは語る! 新入社員は「財形貯蓄」がオススメ! 後悔しない貯金術

ためる 権藤 知弘

FPは語る! 新入社員は「財形貯蓄」がオススメ! 後悔しない貯金術

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目次

こんにちは ファイナンシャルプランナーの権藤です。

4月から新社会人になる方だけではなく、この制度をご存知ではない社会人の方にもぜひ知っていただきたい「100%確実に貯金ができていく」という、夢のような貯金テクニックとして財形貯蓄制度をご紹介していきます。

財形貯蓄制度とは一言でいうと、「会社がお給料から天引きして、自動で貯金してくれる」という制度のことです。

財形貯蓄の良い点は
1.    強制的に貯まっていく    (天引きされた金額が手取り金額)
2.    簡単には引き出せない    (キャッシュカードはありません)
3.    制度によっては非課税枠がある

つまり解約するまでは100%確実に貯金ができていることになり、貯金が苦手な人にとっては最適な方法だと思います。

給与イメージ
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財形貯蓄は利用目的によって3種類

財形貯蓄は3種類が用意されています

1.   一般財形貯蓄
積立期間は原則3年以上です。貯金の目的は自由で、年齢制限もありません。貯まったお金の使い道は自由です。他の2つ(財形住宅・財形年金)は利息に対して非課税ですが、一般財形貯蓄には優遇措置がありません。しかしながら強制的に貯金されていく効果は思った以上に高いものです。入社時から始めて、自家用車の購入や結婚資金など夢の実現に役立ててください。

2.   財形年金貯蓄
55歳未満の勤労者が5年以上の期間にわたって定期的に賃金からの控除(天引)により積み立て、60歳以降の時期から5年以上の期間にわたって年金として支払いを受けることを目的とした貯金のことです。利子等に対する非課税措置(※)があります。

3.   財形住宅貯蓄
55歳未満の勤労者が5年以上の期間にわたって定期的に賃金からの控除(天引)により積み立てていくマイホーム取得を目的とした貯金のことです。利子等に対する非課税措置(※)があります。

※財形年金貯蓄、財形住宅貯蓄に係る利子等に対する非課税措置
財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄あわせて元利合計550万円(財形年金貯蓄のうち保険型の場合は払込ベースで385万円)から生ずる利子等が非課税とされます

財形貯蓄制度は利息の面で比べると一般の銀行とほぼ変わりませんが、自動的に先取り貯金ができ、いつの間にかまとまった金額になっているというメリットが大きいですね。

「うちの会社には財形貯蓄制度がない」という方はこんな方法をおススメします

勤務先に財形貯蓄制度がないのであれば、銀行の自動積立定期預金口座を活用し、自分で給与天引き貯金のシステムを作りましょう。

①    給与振込口座と同じ銀行で自動積立定期貯金口座を開設
②    振替日は給与振込日かその翌日に設定(基本は当日)
③    積立金額は月々の給与から貯金に回したい金額に設定

この設定にすると毎月給料日に給与が振り込まれ、貯金したい金額が自動積立定期預金口座へ自動振替されます。この仕組みを取り入れると財形貯蓄制度と同様に無駄遣いする暇がないので、しっかりと貯金することが可能です。

どちらの方法を選択するとしても、「先取り」で貯金する仕組みを作ることが重要です。地味ですが確実な先取り貯金、新生活の始まりに合わせてぜひスタートさせてください。

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