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サラリーマンの平均年収と中央値、手取り、男女、年代別に大解剖!

ためる 中村 賢司

サラリーマンの平均年収と中央値、手取り、男女、年代別に大解剖!

【画像出典元】「iStock.com/franckreporter」

こんにちは、FP(ファイナンシャルプランナー)の中村賢司です。

サラリーマンの平均年収は、アベノミクスの効果もあり近年増加傾向にあります。読者の皆さんは昨年より年収は増えましたか?今回は国税庁が毎年発表している「民間給与実態統計調査」のデータをもとに、同じ年代のサラリーマンの平均年収はどれぐらいか、年代別・男女別・業種別にみた場合それぞれの平均年収はどれぐらい差があるのかを解説します。

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1.    サラリーマンの平均年収と手取り年収、中央値は?

毎月の給与やボーナスからは、所得税や住民税等の税金、さらに健康保険や介護保険・厚生年金や雇用保険などの社会保険料、会社によっては組合費や社内旅行などの積立金がたくさん引かれてしまいます。そして残った金額が手取り収入となるわけです。年収は上がっても税金や社会保険料も同じように高くなっているので、ひょっとしたら手取り収入が増えている実感がない人も中にはいるでしょう。

《サラリーマンの平均年収》
全体:​432万2000円
男性:531万5000円
女性:287万円
国税庁「民間給与実態統計調査」の第4表事業規模別及び給与階級別の総括表(続)より

では実際にデータから見ていきましょう。国税庁が平成30年に発表した「民間給与実態統計調査(平成29年分)」によると、サラリーマンの平均年収は432万円(昨年比10万円アップ)。この平均年収には、民間企業の従業員(非正規含む)と役員の年収が併せて対象となっています。

この金額から税金や社会保険料が2割ほど差し引かれるので、手取り収入はおよそ350万円となります。

この平均年収の金額は調査対象人数約5000万人の平均ですが、中央値の年収は「300万~400万円以下」のランクで、その平均年収は350万円でした。額面金額が350万円ということは、手取り収入にすると約280万円となり、先ほどの平均手取り年収よりも70万円も下回っています。

《サラリーマンの年収中央値・300万~400万以下のランク》
全体:​350万8000円
男性:352万9000円
女性:143万1000円
国税庁「民間給与実態統計調査」の第4表事業規模別及び給与階級別の総括表(続)より

2.    サラリーマンの男女別の平均年収と手取り年収、中央値

先ほどの平均年収を男女別にみると、男性サラリーマンの平均年収は531万円、女性サラリーマンの平均年収は287万円となっています。男女別の差が大きく開いていることが気になりますね。この金額からさらに税金や社会保険料が引かれると、手取り収入は男性で424万円、女性で230万円となります。男女別の手取り年収にはなんと約200万円も差があります。

では、次に中央値をみていきます。男性の調査人数約3000万人に対して最も多かった年収の階級ランクは300万~400万円以下のランクが523万人、400万~500万円以下ランクが520万人と、調査人数の約3分の1である1000万人が300万円~500万円のランクで年収をもらっていることになります。

《サラリーマン男性の平均給与と中央値/調査人数3000万人》

サラリーマンの平均給与と中央値
国税庁「民間給与実態統計調査」の第4表事業規模別及び給与階級別の総括表より

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