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10代~50代女性の平均年収を調査、職業でみると3位講師、2位は医師

ためる 中村 賢司

10代~50代女性の平均年収を調査、職業でみると3位講師、2位は医師

【画像出典元】「iStock.com/metamorworks」

正社員として就職してすぐの初任給は、同級生の間でもさほど差がないものです。しかし年齢を重ねるごとに年収の差は開き、気づけば平均年収よりも高くなったり、低くなったりしていくものです。

「20代に比べて30代、40代女性の平均年収はどのくらい違うの?」
「私の年収はほかの人と比べて多い?少ない?」
「同じ職種、年齢の女性はどのくらいもらっている?」

今回はこのような気になる女性の年収を年代別・職業別・職種別に徹底的に比較します。

転職や副業など、収入アップのヒントも紹介します。

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1.10代・20代・30代・40代・50代女性の平均年収ってどのくらい?

給与
【画像出典元】「iStock.com/maroke」

ここでは厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」結果の概況と、求人・転職サイトdoda(デューダ)によるアンケート結果に基づき、女性の平均年収を年代別、職業別、職種別、地域別にみていきます。

1-1.    年代別

厚生労働省の調査結果によると、女性の平均年収は「247.5万円(総支給額)」です。これは全年齢・全産業の平均値なので、年齢別にみると下記のような結果となっています。

全年齢平均

  ~19歳

 20~24歳

 25~29歳

 30~34歳

247.5万円

172.6万円

206.5万円

229.6万円

243.4万円

 35~39歳

 40~44歳

 45~49歳

 50~54歳

 55~59歳

253.6万円

264.1万円

268.7万円

270.6万円

266.5万円

年齢別に女性の平均年収を見てみると、10代~30代前半までは平均より年収は低いですが、年齢を重ねるごとに年収も比例して上がっていき、40代以降から50代前半でピークを迎えるようです。また、企業規模別にみると、大企業と中小企業との差もかなりあることが分かります。

大企業の年齢別平均年収(総支給額)

全年齢平均

  ~19歳

 20~24歳

 25~29歳

 30~34歳

270.7万円

179.9万円

218.5万円

245.5万円

263.5万円

 35~39歳

 40~44歳

 45~49歳

 50~54歳

 55~59歳

276.7万円

292.0万円

298.2万円

304.5万円

304.0万円

 

中企業の年齢別平均年収(総支給額)

全年齢平均

  ~19歳

 20~24歳

 25~29歳

 30~34歳

244.4万円

171.7万円

204.3万円

224.8万円

239.1万円

 35~39歳

 40~44歳

 45~49歳

 50~54歳

 55~59歳

249.6万円

261.0万円

265.5万円

266.7万円

261.1万円

 

小企業の年齢別平均年収(総支給額)

全年齢平均

  ~19歳

 20~24歳

 25~29歳

 30~34歳

223.7万円

165.3万円

191.6万円

210.5万円

219.3万円

 35~39歳

 40~44歳

 45~49歳

 50~54歳

 55~59歳

229.0万円

235.3万円

237.9万円

239.5万円

237.9万円

※厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査

この調査結果からみて分かる通り、大企業と小企業では、女性の平均年収の差は約50万円もあります。また定年退職前の50代後半では、その差は70万円とさらに大きくなっています。やはり大企業の方が、女性の場合も給与水準が高いことが分かりますね。

1-2. 職業別

次に職業別に女性の平均年収を比較してみます。さまざまな職業がありますが、ここでは上位20位までのランキングで女性の平均年収をみていきます。

順位

職業

平均年収

1

公認会計士、税理士

1,044万円

2

医師

1,041万円

3

大学講師

657万円

4

歯科医師

618万円

5

高等学校教員

602万円

6

弁護士

593万円

7

社会保険労務士

549万円

8

航空機客室乗務員

545万円

9

薬剤師

525万円

10

獣医師

489万円

11

看護師

477万円

12

システム・エンジニア

474万円

13

各種学校・専修学校教員

470万円

14

臨床検査技師

456万円

15

技術士

432万円

16

准看護師

403万円

17

理学療法士、作業療法士

397万円

18

デザイナー

379万円

19

保険外交員

373万円

20

介護支援専門員(ケアマネージャー)

364万円

※厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」を基に著者が試算

ご覧の通り、専門職や技術職が上位を占め、前項でみた女性の平均年収をはるかに上回っています。若いうちに頑張って資格を取得することが年収アップにつながるかもしれませんね。

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