今年のボーナスは出ましたか？いくらもらいましたか？他の人がどれくらいもらっているのかも気になりますよね。今回は、20代の職業別平均ボーナス額のランキングや、平均額、手取りの平均などについてご紹介しましょう。

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20代がもらっているボーナス平均額、職業別ランキング

職業の20代ボーナス平均額を厚生労働省のデータを元にご紹介します。それではベスト3とワースト3のランキングで見てみましょう。ちなみにこの金額は夏冬合わせたものなので、夏のボーナスだけなら半分くらいの金額になります。

【ボーナス額が高い職業ベスト3】
1位　弁護士：165.5万円
2位　一級建築士：122.4万円
3位　航空操縦士：108.3万円

【ボーナスが少ない職業ワースト3】
1位　美容師：4.9万円
2位　ミシン縫製工：9.7万円
3位　土木関係：24万円　

20代のボーナス額が高い職業ベスト3には、いわゆる「士」業が並びました。どれも資格を取るのが難しい職業ばかりです。逆に20代で最もボーナスが少なかったのは美容師で、なんと4.9万円！基本的にボーナスがない職業であることと、歩合制が多いため、金額が少ない結果となりました。しかし、美容師は腕を磨きお店を開けば、経営者として収入が増える可能性もあります。ぜひ将来に向けて頑張って欲しいですね。

20代のボーナス平均額と手取りは？20代前半と後半の違い、男女差は？

職種によって、ボーナスの支給額が大きく差があることがわかりました。それでは20代平均のボーナス支給額はいくらなのでしょう。一括りに20代といっても、新入社員と30代間近の中堅社員では差がありますので、20代前半と20代後半を男女別で見てみます。こちらも年間の賞与の金額なので、夏と冬のボーナスは半分を目安にしてください。

【20代前半：20～24才】
男性　38.0万円
女性　32.5万円

【20代後半：25～29才】
男性　69.7万円
女性　56.7万円

ちなみにこの金額は総支給額。この金額から税金や社会保険料が引かれたものが、手取りになります。引かれる税金や社会保険料は、給与の金額、住所なども関わってくるのでハッキリいくらとはいえませんが、総支給が19万円（20～24才男性、夏のみ）だと、手取りの金額は16万円前後になります。

※20代のボーナス支給額については厚生労働省　平成28年賃金構造基本統計調査　より引用しています

中小企業と大企業でボーナスの平均額はどう違う？

だいたい傾向としては似たような金額になりますので、2018年冬のボーナスを参考に見てみましょう。大企業の冬のボーナス平均支給額は、95万6744円でした。一方、中小企業は27万6486円。ずいぶん大きな差がありますね。それだけではなく、中小企業の4割程度がボーナスを支給していませんでした。仕事のやりがいは収入では測れませんが、まったく出ないというのもちょっと悲しいものがあります。

参照元：日本経済団体連合会　2018年年末賞与・一時金　大手企業業種別妥結状況
参照元：大阪シティ信用金庫　中小企業の冬季ボーナス支給状況

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20代のボーナス平均、手取りや総支給額などをご紹介しました。他社や業界全体のボーナスの平均など、わからないこともありますが、この数字を一つの目安としてくださいね。それでは今年の夏のボーナス、たくさん支給されることを祈っています！