スケジュール管理は手帳とスマホ併用が便利!使い分け方とおすすめアイテム
秋になると、1月(12月)始まりの手帳がズラリと店頭に並びます。最近はデジタルでスケジュール管理をしている社会人も多いはずなのに、アナログな手帳売場は相変わらずの人気。
アンケートではアナログとデジタルを併用しているユーザーは約半数という結果もあり、それぞれの利点と弱点を上手く使い分けて両方を活用している人が多いようです。今回は、併用派におすすめの最新システム手帳と、人気のスケジュール管理ができるスマホアプリをランキング形式でご紹介します。
システム手帳とスマホアプリのメリット・デメリットを比較
まず初めに、それぞれのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
手帳
メリット:自由に書き込みやデコレーションができ、愛着が湧く。手で書くことによって頭が整理しやすいうえ、記憶にも残りやすい。日記のように一冊まるごと思い出として残る。
デメリット:持ち歩く必要あり。予定を書き込めるスペースが限られているため、追加や変更への対応がスマートに行えない場合も。日・週・月など異なるスパンでの確認は転記が必要。手帳を紛失してしまうとお手上げ状態に。
スケジュールアプリ
メリット:スマホがあればOK。予定の追加や変更が簡単でスペースを気にしなくてよい。ルーティンの予定入力が簡単。一度入力すれば、日→週など異なるスパンでの確認もラク。検索やリマインダーなど便利な機能がある。クラウド保存ができ、違うデバイスでも確認できる。第三者との共有が簡単。
デメリット:アプリの形式に沿った入力方法になるため、自由度は低い。デバイスのバッテリー切れや破損、アプリのトラブル、ネット環境の不備などの理由で、急に使用できなくなる場合がある。
アナログとデジタル、おすすめの使い分け方
アナログとデジタルどちらも一長一短。一般的に、もし予定の数が多いのであればデジタルが扱いやすく、さっとメモすることが多いのであれば手帳が便利です。しかし、併用することでそれぞれの強みを生かしたスケジュール管理も可能に。おすすめの使い分けを紹介します。
仕事とプライベートで分ける
ルーティンの予定や何かと変更が多い仕事のスケジュールはアプリで、プライベートの予定は手帳を使用。効率的なうえ、使い分けで気分をスッキリ切り替えることもできます。
プロジェクトとタスクで分ける
長期的な仕事の工程などは、年・月・週をひと目で見やすい手帳で管理し、細かい予定はタスクとしてデジタルを活用。または単純な長期の予定をデジタルにする逆のパターンも。どちらも日々のタスク管理でうっかり忘れを防げます。
共有する・しないで分ける
仕事や家族間で共有する必要があるスケジュールはデジタル、個人的なものは手帳に。デジタル内で区別する方法もありますが、手帳を使うことで、より自分らしく整理できます。
併用派におすすめの最新手帳2つ
デジタルとの併用で使いやすい、人気の手帳を2つ紹介します。
・高橋書店 ディアクレールシリーズ
細かいスケジュールをデジタルで管理する場合は、手帳の月間ページは大きくて一目瞭然のタイプが便利です。高橋書店のディアクレールシリーズは大きめのA5判とB6サイズのラインアップ。カレンダー感覚で見ることができるブロック式の月曜始まりです。各月の後ろに横ケイメモと方眼メモが2ページずつ付いており、用途を問わず自由に利用できます。
・能率手帳 NOLTY アクセスA5-5
こちらも大きなA5サイズで、見開きの月間ページとともに週間ページが連続してセットされています。週間ページはブロック型になっており、上部がToDo型のタスク管理スペースで下部がフリースペースの仕様。日々の細かいタスク管理をアナログで行う場合に便利なタイプです。
厳選!スケジュールアプリベスト3は?
・第3位「TimeTree」
TVCMなどでも目にするおなじみのアプリ。「共有とコミュニケーション」を前提に作られており、スケジュールの予定画面にはチャットルームも完備。タイムラインでメンバーのスケジュール更新の確認もできます。予定を共有するなら断然おすすめのアプリです。
TimeTree
・第2位「Jorte(ジョルテ)」
紙の手帳のような使いやすさにこだわった、カレンダー&システム手帳アプリです。写真も貼れる日記やToDoリストなど機能が充実しており、共有も可能。27か国語に対応し、世界中で使用されているアプリです。
Jorte(ジョルテ)
・第1位「Googleカレンダー」
GoogleカレンダーはGoogleのアプリですが、Google Chromeだけでなく他社のブラウザでも利用でき、無料で使えるところが何といっても一番の魅力です。デザインがシンプルで、機能も必要十分。もちろん共有もできます。ちなみに「TimeTree」も「Jorte(ジョルテ)」も、「Googleカレンダー」と同期ができるので、まずは「Googleカレンダー」から始めてみるのがおすすめです。
アナログな手帳とデジタルなスケジュールアプリを両方使いこなせば、効率的に時間の有効活用ができ、仕事もプライベートも充実しそうです。もしこれまで使ったことがなければ、この1年の節目にぜひトライして、便利さを実感してみてくださいね!