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スマホ決済で損してない?最強に得するクレジットカードの組み合わせ

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スマホ決済で損してない?最強に得するクレジットカードの組み合わせ

【画像出典元】「rohappy- stock.adobe.com」

スマホ決済にクレジットカードを組み合わせると、「ポイント還元率アップ」などプラスαの恩恵を受けることができます。とはいえさまざまなサービスが登場しており、どのように組み合わせていいのか混乱しやすい部分もあります。

そこで本記事では、スマホ決済とクレジットカードを組み合わせる仕組みやメリット、また最適な組み合わせ例を解説していきます。

スマホ決済はクレジットカードがないと使えない?

レジでQRコードを提示してスマホ決済
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スマホ決済とは、買い物の際にレジでスマホをかざしたり、QRコードを提示するなどして支払いを行うキャッシュレス決済方法のことです。

前提として、スマホ決済用のサービス(楽天ペイやLINE Payなど)のアプリをダウンロードして会員登録する必要があります。

このスマホ決済は、クレジットカードがなくても利用することはできます。

たとえば学生やフリーターでクレジットカードを持っていない人の場合、支払方法を銀行口座引き落としやコンビニでのチャージなどに設定することでスマホを決済を利用できます。

クレジットカードと組み合わせられる

スマホ決済はクレジットカードなしでも利用できますが、クレジットカードと組み合わせて使うことでメリットが増えます(詳細は後述)。

なおスマホ決済とクレジットカードを組み合わせた場合、一般的に「後払い方式(ポストペイ)」か「前払い方式(プリペイド、チャージ)」かを選ぶことができます。

後払い方式・・・スマホ決済で利用した分を月末などの指定日にまとめて後払い清算する方式
前払い方式・・・クレジットカードを利用し事前に利用分をチャージしておく方式

スマホ決済とクレジットカードを組み合わせるメリット

右手でスマホ、左手でクレジットカードをもっている
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1.二重でポイント還元が受けられる

スマホ決済とクレジットカードを組み合わせると、スマホ決済側、クレジットカード側それぞれでポイント還元が受けられるようになります。

たとえばドコモが運営しているスマホ決済サービス「d払い」と同社のクレジットカード「dカード」を組み合わせると、d払い側で0.5%、dカード側で1%、計1.5%のポイント還元がショッピング時に受けられます。

ただしこのような二重還元を受けるには、基本的に同じ系列、同じグループのスマホ決済サービスとカードを組み合わせる必要があります。

2.分割、リボ払いができる

通常のクレジットカードと同様に、スマホ決済分の支払いを「分割」や「リボ払い」とすることも可能になります。

ただし、レジでの支払い時に分割やリボ払いの指定をすることは基本的にできません。後日、クレジットカードのWEB個人ページなどで、支払い設定を行うことになります。

3.クレジットカードを持ち歩かずに済む

普段からクレジットカードを持ち歩かなくとも、スマホのみ持っていれば間接的にクレジットカードでの支払いができるようになります。

ただし、スマホ決済が利用できるのはスマホ決済サービスに加盟している店舗のみです。クレジットカード加盟店すべてで利用できるわけではありません。

たとえば「楽天ペイ」を利用する場合、スマホ決済が行えるのは楽天ペイに加盟している店舗のみです。たとえ楽天ペイとクレジットカードと組み合わせても、クレジットカードのVisa加盟店やMastercard加盟店の方でスマホ決済ができるようになるわけではありません。その点は理解しておく必要があります。

人気スマホ決済とクレジットカード! おすすめの組合せ

2%や5%の記載のあるキャッシュレス決済のイメージイラスト
【画像出典元】「tiquitaca- stock.adobe.com」

「LINE Pay」×「Visa LINE Payクレジットカード」

<特徴>
・人気スマホ決済アプリ「LINE Pay」と、SMBC三井住友カードの「Visa LINE Payクレジットカード」の組み合わせ
・LINEアプリとも連動
・ポイント還元は、2021年4月30日(金)までLINEポイント3%還元
・年会費1375円(税込)※初年度無料

ポイント還元率が3%であり、現段階では業界トップの還元率となります。ただし2021年4月30日(金)後の還元率アナウンスはまだ出ていないため、今後も3%が続くかは定かではありません。

「楽天ペイ」×「楽天カード」

・楽天グループが運営するpayサービス「楽天ペイ」と、同グループのクレジットカード「楽天カード」の組み合わせ
・ポイント還元は、最大1.5%(チャージ払い時)+店頭で楽天カード提示で1%、合計最大2.5%還元
・年会費無料

最大で2.5%のポイント還元が受けられるのが魅力です。楽天ポイントは楽天の各種サービスで利用できるため、とくに楽天ユーザーの方に恩恵が大きいです。楽天カード(ノーマル)は年会費も無料で経済的です。

「PayPay(ペイペイ)」×「ヤフーカード」

・ソフトバンク(ヤフー)グループが運営するpayサービス「PayPay」と、同グループのクレジットカード「ヤフーカード」の組み合わせ
・ポイント還元は最大1.5%
・年会費無料

ポイント還元率は1.5%にとどまりますが、PayPayは国内260万箇所もの加盟店をもち、日本最大級のPayサービスであるため、使える場所が多いことが強みです。こちらも年会費は無料のため、余計な費用も発生しません。

高還元率のクレジットカード(非スマホ決済)

クレジットカード3枚のアップ(VISAやMasterCardのロゴが強調されている)
【画像出典元】「eyewave- stock.adobe.com」

最後にスマホ決済と組み合わせなくとも、クレジットカード単体で還元率の高いカードをいくつか紹介します。

オリコカード THE POINT

・基本還元率1%+最初の半年はさらに1%で合計2%
・Amazonでの買い物は還元率2%(最初の半年は3%)
・年会費無料

最初の半年間は合計2%還元となり、業界でも最高水準のポイント還元を受けられます。年会費も無料のため、半年間でたくさん買い物をする予定がある人はこのカードを作ってみるのもよいかもしれません。

JCB CARD W

・基本還元率1%
・特約店では還元率UP(例:Amazon2%、セブンイレブン2%、出光昭和シェル2%、スターバックス5.5%など)
・年会費無料

日本の国際ブランド「JCB」が発行する信頼性の高いカードです。基本還元率1%となりますが、特約店においては2%~5.5%までの還元が受けられます。「Amazonの利用分30%キャッシュバックキャンペーン」など、入会時の特典も豊富です。

 

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以上、スマホ決済とクレジットカードの組み合わせについて紹介しました。
現状ほとんどのスマホ決済サービスにて、クレジットカードと組み合わせることによりポイント還元UPなどの特典を受けることができます。会社によっては豪華な初回特典などを用意していることもあるため、ぜひ吟味して選んでみてください。